韓国にとって輸出産業は国の根幹であり、国内
総生産(GDP)に対する輸出の割合が56%。
この内、最大の輸出先である中国が1/4を占める。
中国経済の減速で輸出が1割減少しただけで
GDPに1%以上の打撃が及ぶ。
量だけではない、大きな問題は為替レートだ。
ウオンは中国元との直接取引が可能になっても
ドルとの交換レートが基準になる。
輸出の伸展に備えた最も安直な方法は禁じ手の
密かな為替介入によるウオン安誘導だ。
韓国は2013年のG20で、為替レートをターゲットと
した意図的な通貨切り下げ競争はしないことを
約束したが、これを破り秘密裏にウオン高阻止に
備えた為替介入を行ったいると米財務省が厳しく
非難し、対日本円でのウォン高対策も批判した。
14年夏に大規模な介入を行った結果、11月までは
小康状態だったのが、ウォン高圧力が強まった
12月から今年1月にかけて再び大規模介入。
1月に1ドルが1080ウオン前後から更に5%ほど
ウオン安が進み、1130ウオンを超えた。
1000ウオンのラインに近ずくと介入を行うと
具体例を指摘して厳しく非難。
年初からも連続記録更新が続く黒字の積上げで
為替介入にも拘らずウオン高圧力は続く。
最近は1ドルが1083ウオンにまで再び高くなった。
ドルに対してウオンは下落しても、円やユーロに
対してはウオン上昇が続き苦戦を強いられている。
輸出への依存度が高い韓国にとって円が敵なのだ。
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