大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

中國 ASF(豚コレラ)感染阻止に数十年必要

2019年06月25日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし




        




国際獣疫事務局(OIE)などは、中国全土に拡大し

モンゴルやベトナム、北朝鮮にも感染が拡大

しているアフリカ豚コレラ(ASF)の感染を阻止

するには数十年の期間を要し、中国養豚産業は

崩壊する可能性があるとの見解を発表した。

アフリカ大陸から欧州へ感染が拡大したASFは、

市場規模が1280億ドル(約13兆8700億円)の

中国養豚産業に前例のない被害を及ぼしている。

全世界で、およそ9億7千万頭が飼育されている

豚のうち、中国には4億4千万頭がいる。

このうちの、約半分がASF感染拡大阻止に

備えて殺処分されることになるだろうという。

中國国内では、ほとんど家畜の感染防御に

備えた対策が取られていないため、致死率が

100%のASFの感染は拡大の一途だ。

養豚業者は、利益を最大限にするために、

価格差を狙った遠距離輸送が一般化しており、

輸送された豚は、直ぐに地元の豚と混ぜられる。

このため、政府による殺処分や市場の閉鎖、

輸送制限などの対策は抜け穴だらけだ。

ASFウィルスは、非常に強い感染力を備え

いる上、極めて毒性が強く、生存力の高い。

ASFウィルスは、感染した豚との直接接触以外

にも感染した豚肉を豚が摂取した場合や作業

員の衣服や使用した器具、微量のウイルスが

混入した飲み水からも感染する。

小規模農家では、依然として隠れて外食店や

家庭の生ごみを加熱処理しないまま与え、

病死した豚を食肉として市場に出したり、

川などに放棄したりして感染を拡大させる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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