大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

韓国電力 ポピュリズムで膨らみ続ける赤字

2019年06月20日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        




文在寅は大統領に就任すると任期中の5年間は

電気料金を引上げないと約束した。

電力を独占支配しているのが韓国電力公社。

半官半民で51%の株式を政府が保有するが、

株式は上場されている。

文在寅のポピュリズム影響で、株価は半分に

まで下がっているとされ、株主は悲鳴。

先ず、脱原発政策遂行に備えて、老朽原発を

廃止や稼働停止、新規建設禁止を打出して

原発稼働率は2016年の79・7%から2018年

上半期には60%を割り込んだ。

電力量不足分は、燃費の高い液化天然ガス

(LNG)に依存したため一気に赤字が膨張。

かっては、外国からの投資呼び込みに備え

原発による安い電気代を武器にしていたが、

原発稼働率の低下でコストが急上昇。

加えて、消費量が急増する夏場には、クーラー

電力補助を目的とした累進料金制を緩和。

冬季の寒さに備えた暖房用に電気を使用する

割合も増えて、火力発電所は保守点検時間が

取れない状態でのフル稼働き危険性も増す。

2018年は2080億ウォン(約190億円)の営業

赤字に転落後、今年1-3月期の時点で営業

赤字がすでに6299億ウォン(約580億円)に達し

通年で2兆4000億ウォン(約2359億円)ほどの

赤字を記録すると韓電は開き直っている。

今夏も、ブラックアウトの危険性を孕み乍ら

電気料金の累進制緩和或いは廃止すると発表。

既に11兆円を超えている累積赤字のツケは

最後には国民の税金で穴埋めとなる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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