ソウル市の大気環境は、今やニューデリーと
1位、2位を争うまでに深刻化。
汚染原因を中国に責任転嫁して騒ぐのみ。
だが、国内を流れる河川の水質汚染は、国と
企業や国民の責任からは逃れない。
実業家だった李明博が大統領時代に、22兆
ウォン(約2兆2千億円)にのぼる巨額の資金を
投じて、国内の4大河川を大規模改修した。
河岸をコンクリートで固め、各所に大規模な
堰を設けたが、工事は計画の目的をまともに
達成できぬままで終わり、水質が著しく汚染
される河川環境が悪化が進んだ。
2年前の学会や市民団体による河川環境把握に
備えた洛東江の3ヶ所の堰の水質調査では、
生物化学的酸素要求量(BOD)の濃度や化学的
酸素要求量(COD)の濃度が異常で、深層部では
溶存酸素(DO)はゼロと、魚が住める環境を
備えず、ヘドロ堆積が深刻化していた。
李明博が強引に推し進めた4大河川事業に対し、
過去に監査が4回行われたが、朴槿恵は工事
会社の談合疑義究明に終始し、杜撰工事の
原因究明に備えた解明はされぬままだった。
文在寅は、アオコ発生の時期が迫ってきて、
ダムの水質が悪化すれば水門を開けて、汚染
水を流せばよいとの対応指示のみとか。
水資源公社、上水の汚染に不安に対し、上澄み
水のみを取水しているから問題ないと一言。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
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