韓国の」産業通商部が発表した「5月の輸出入
動向」によれば、輸出が前年同月比9・4%減の
459億1000ドルで、輸入は同比1・9%減の
436億4000ドルとなり、貿易収支は22億7000
万ドルの黒字で、88ヶ月連続の黒字となった。
輸出は昨年12月(⁻1・2%)、今年1月(⁻5・8%)、
2月(⁻11・1%)、3月(⁻8・3%)、4月(⁻2・0%)に
続き、6ヶ月連続の減少を記録した。
当局は、「輸出不振は単価の下落が主な要因」と
しているが、韓国の場合は、輸出全体の20%
余りを占める半導体の不振が影響している。
世界の半導体市場でトップクラスの販売力を
備えるサムスン電子の急落が大きく影響した。
全世界の市場規模で見れば、今年1~3期の
半導体の売り上げが前年同期(1162億ドル)比
12・9%減の1012億ドルと不振だが、なかでも
サムスン電子が主力としているメモリ半導体の
落込みが激しく、34・6%減となっている。
これまで、サムスン電子は世界市場支配に
備えて安直なメモリ半導体部門への投資を
集中させてきたが、価格競争が激しく、景気
動向に左右されやすいため、在庫増となると
市場価格は急落する。
サムスン電子は、将来に備えて2030年までに
。133兆ウォン(約12兆1630億円)の巨額投資を
システム半導体分野に集中させる計画という。
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