中国当局は、6月17日午後10時55分(現地時間)
ごろ、四川省宜賓市でM6・0、震源の深さが
16Kmの地震が発生し、その後も余震が続き、
同日遅くに大きな余震が複数回発生し、最大の
余震はM5・2だと発表。
これまでに12人の死亡が確認され、152人が
負傷したとしている。
また、中国紙の報道では、過去1年以内に
世界で発生した地震は1043回で、うちM6・0
以上は138回に上るとし、中国大陸部内で
みれば、M6・0以上の地震は6月18日の今回の
宜賓市での地震の1回だけだったとする。
しかじ、注目に値するのは、過去1年以内に
発生した地震1043回のうち、四川省内で観測
されたものが91回に上っており、ほぼ1割を
占めているほか、このうち宜賓市では33回も
観測しているとしている。
つまり、四川省で発生した地震の3割以上が
宜賓市で発生しているとしている。
カウントした地震の規模の基準が不明だが、
M6以下の地震が、過去1年間に宜賓市域で
集中して発生していることなのだろう。
また、米地質調査所(USGS)によると、地震の
規模を示すマグニチュードは1度目が5・9、
2度目が5・2で、震源の深さは10Kmと浅い。
震源地は四川省宜賓市の南の長寧県。
また、200Kmほど西には、大断層の康定
断層帯が走っている。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
健康と安心のメタボへの備えは?