安全保障上の観点から、米国は韓国に対して
ファーウェイ製品を使用しないように圧力を
かけているが、他方、貿易の1/4を依存する
中国からは報復を匂わせる厳しい圧力がかかる。
貿易額で見れば、韓国はファーウェイ製品を
年間5000憶ウオン輸入しているのに対して
ファーウェイ向けに12兆ウオン超の半導体や
ディスプレーなどの部品を輸出している。
韓国の専門家は、THAAD配備騒動の際、中国は
厳しい報復を行ったが、対中貿易は14%増加
していたという。
韓国からの輸出品が、中国にとっては代替が
効かない必要性を備えている製品であった
ことを韓国は学習している。
むしろ、代替できる性能や技術を備えた製品を
製造できる国は全て、反ファーウェイだと
すれば、ビッグビジネスのチャンスに恵まれる
かも知れないという期待すらある。
即ち、ファーウェイ問題は、韓国ビジネスには
プラスに働く可能性の方が大きいという結論だ。
トランプ大統領の締付を掻い潜って、現在
対北朝鮮と行っているのと同様の手法が、
対中で通じると考えてしまうと怖い報復も。
山積する難問題解決に備えた米韓会談が
G20後に持たれるが文在寅の覚悟や如何に。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
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