米国が5月10日、中国からの輸入品の2000億
ドル分に対して関税25%を上乗せしたことに
対抗して、中国は6月1日から、米国からの
輸入品600億ドル分に対して最大25%の関税
上乗せを実施し、報復合戦がエスカレート。
だが、トランプ政権は、関税の引上げだけに
止まらず、中国への情報や技術の流出阻止に
備えて「ファーウェイ」の締め出しも強化。
更に、中国からの残り約3000億ドルの輸入
品の関税を上乗せに備えた準備も始めた。
中国からのほぼ全ての輸入品を課税対象と
することに対し、中国には関税による対抗は
手詰まりとなり、残るのは禁輸への道のみ。
習近平が5月20日過ぎに、レアアースの関連
企業を視察し,「重要な戦略資源だ」と述べた
ことが伝えられ、米国への対抗措置に備えて
レアアースの輸出規制に動くとの憶測も。
中國政府は、米国は中国からのレアアースを
利用して製品をつくる一方で、中国の発展を
妨げようとすれば中国の人民はみな喜ばない
だろうとけん制している。
一方で、かってレアアース輸出規制に対し
世界貿易機関(WTO)への提訴で解除を余儀
なくされた経験から、輸出制限を繰り返えさ
ないだろうと楽観的な見方も出されているが。
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