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改善されない大気汚染対策に備えて、中国政府は
1兆7000億元(約27兆円)の予算を計上した。
天津市と河北省を含む北京市周辺で、今年1~
6月間の1日平均のPm2.5の濃度は115μg
(マイクログラム)だと発表されている。
日本の基準 35μgの3倍超の危険値である。
2011年には、この地域で呼吸器疾患で9900
人が死亡したと発表されている。
最近では天気図の一つに、中国大陸から化学
物資で汚染された大気が中国から流れ出ている
様子を見ることができるが、日本列島、特に
西日本には常にPM2.5などの危険性を備えた
化学物資が飛来している。
日本人の生命が危険に晒されている現状だ。
中国の淮河と秦嶺山脈山脈を結ぶ線の北側を
華北地方と呼ぶが、北京市域を含むこの地域に
住む人の平均寿命は、華南に住む人に比べて
5.5年短いことが発表されている。
汚染源の石炭消費量が年々増え続け、2012年
には、世界の半分以上の消費量を記録している。
中国医師会が主要20都市住民の健康診断の
データを分析した結果の発表では、都市住民の
77%に呼吸器異常の症状が見られると言う。
また、43%の住民には循環器系の異常も見ら
れるというから大気汚染は最早尋常ではなく、
外国人が身の安全に備えて脱出するのは当然だ。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
健康と安心のメタボへの備えは?
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