アメリカ財務省が２月２８日に発表したアメリカ
国債の保有高状況では、中国が１兆１６０１億ドル
と１兆ドルを突破していることが明らかに。
２位の日本の日本は８８２３億ドルを大きく引き
離し、金額差は拡大傾向が続いている。
アメリカ議会では中国の人民元の対ドルレートが
意図的に低く抑えられているとして非難している。
国際的な会議の場でも、繰り返し中国政府の
為替操作を取り上げ、人民元の切り上げを要求
しているが、状況は一向に改善されない。
逆に中国は、アメリカ国債の大量購入で、無言の
圧力を掛ける政策を採っており、節目節目で
米国債の購入を繰り返しているようだ。
リビア情勢が緊迫化する中、ドミノ的な要素を
備えている茉莉花（ジャスミン）革命が中国に
波及しないかと世界の関心が集まっている。
３月２０日から始まった、日曜ごとの中国国内
各地で行われる民衆の集会に、中国政府は
非常に苛立っており、集会への弾圧が欧米からの
人権介入の場にならないかと神経質になっている。
何事も「お金」次第の国柄、アメリカを買うしかない。
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