水道水から暫定規制値を超える放射性ヨウ素
１３１が検出され、摂取制限が出された。
暫定規制では、牛乳や飲料水では３００ベクレル
イモ類や根菜を除く野菜では２０００ベクレルだ
。
この基準とされる数値は厚生労働省が策定した
ものではなく、厚労省は元来安全性に備えた
数値は持ち合わせていなかった。
３月１１日に発生した福島第１原子力発電所の
事故で放射線漏れが発生したため、人体への
安全性に備えた基準を公示する必要性が生じる。
そこで、３月１７日になって、国民の健康を守る
目的の「食品衛生法」が備えている主旨に沿って
原子力安全委員会が定めている「飲食物摂取
制限に関する指標」の数値を援用して「暫定
規制値」としたものである。
この指標の数値は、一生毎日摂取し続けても
健康に影響を及ぼさない数値である。
では、幾らから危険性が出て来て、どこまでなら
許容されるのかなどは、実証性を備えていず
、
全く不明なので、余計に不安を与えることに。
借り物でない信頼性を備えた基準制定が急がれる。
「備えよ常に！ 備えあれば憂いなし」です。
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