大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

インフルエンザパンデミックに備える

2009年05月09日 | Weblog


    


インフルエンザウィルスによる世界的な感染の広がりは

ここ100年の間に3回あり、いま懸念されているのが

鳥インフルエンザウィルスによるパンデミックです。

20世紀最初のインフルエンザパンデミックは1918年

から始まったスペイン風邪でした。  

この時のウィルスの型は、A/H1N1でした。

次いで、1957年のアジアインフルエンザのウィルスは

A/H2N2型で、3回目に流行した1968年の香港イン

フルエンザのウィルスはA/H3N2型でした。

そして、現在、パンデミックのフェーズ3の鳥インフル

エンザウィルスの型は、H5N1と想定されています。

流行に備えて感染予防の効果を発揮するワクチンは       

未だ、新型ウィルスが存在していない(分離できない)

ので、ワクチンの製造ができる段階ではありません。

しかし、H5N1型のウィルスが基になるのであれば、ヒト

からヒトへ感染する新型ウィルスに対しても、応用が

効き、新型ウィルスに対する免疫の基礎を作っておくことも

期待できる上に、ヒトからヒトへの感染が始まった段階で

新型ウィルスが分離された時には、時を移さず、新たな

有効なワクチンを製造する態勢が整えられるので

日本国内でも流行に備えた組織的な対応が、精力的に

進められています。            

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

健康と安心のメタボへの備えは?






  







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