大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

スペイン風邪の猛威

2009年05月07日 | Weblog


    


1918年から1919年にかけて全世界を襲ったイン

フルエンザは、通称スペイン風邪と呼ばれ、この風邪に

よる被害は歴史的なものでした。      

全世界で患者数が全人口の25~30%(WHO推計)、

或いは、三分の一に及んだと伝えられています。  

患者の約2.5%が死亡し、死者数は4000万人とも

5000万人とも言われています。

日本では、内務省の統計で2300万人の患者が発生し

内38万人と、非常に多くの死者をだしました。

スペイン風邪の第一波は、春から夏にかけて、米国と

ヨーロッパで起こりましたが、この第一波では特別に

致死率が高いということでは無かったようです。  

しかし、秋にフランス、シェラレオネ、米国で始まった

第二波は、致死率は一気に10倍となりました。

特に、15歳から35歳の若年層に多くの死亡者が出た

ことが特徴的でした。

1919年になって第三波が起こりましたが、詳しいことは

判っていません。

当時は未だウィルスの研究も進んでおらず、予防に必要

ワクチンなどは存在しない時代でしたので、インフルエンザ

ウイルスに対する備えがない時代でしたから、ウィルスの

猛威になす術が無かったのです。   

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