大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

新型インフルエンザ 世界的な流行に

2009年05月03日 | Weblog


    


新型インフルエンザが日を追って拡大しています。

日本ではゴールデンウィーク入りしている3日現在で

是世界で患者が確認された国が17カ国に及び、患者が

708人と拡大しています。   

GWが終り海外旅行から帰ってくる人たちの訪問国も

汚染国になっているケースも多いことでしょう。

世界的な流行、パンデミック状態になって来ており、警戒

度もフェーズ6に上げられる恐れが出てきました。

メキシコを訪問していない人が感染している2次感染者が

欧米で発生しています。

特にイスラエルを含めると西欧では10カ国で感染者が

確認されており、人の往来の激しい欧米では、既に

3次感染者が出ている可能性もあります。  

もし、確実に3次感染者の存在が確認される事態になれば

警戒度はフェーズ6に引き上げられる要件が出たことになり

事態は非常に深刻になります。

今更、国境閉鎖などの事態までは行かないまでも、物の

流れに既に支障が出ているだけに、生産物や食料品などの

物の流れに大きな影響が出ることが懸念されます。

ただ幸に現時点では、感染力は強いものの毒性は弱い

弱毒性であり、抗ウィルス治療薬のタミフルやリレンザに

細胞レベルの実験で効力が認められると発表されており

これら治療薬が3000万人分以上の備蓄が国や自治体に

あるので、日本国内に限れば当座はやや安心です。 

しかし、毒性が強まる事態に備えた早期発見、早期治療が

不可欠なので、水際での侵入阻止に必要な万全の対策と
対応を願いたいものです。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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深刻な中国の干ばつ

2009年05月03日 | Weblog


    


中国の北東部地域が見舞われている干ばつが深刻化

しています。

河南省、安徽省、山東省、山西省、陝西省や甘粛省などを

含む1000万ヘクタールほどの広大な農地では、雨不足

による干ばつで、冬小麦に非常に大きな被害が出ており、

既に全国の半数ほどの冬小麦産地が被害を受けています。

昨年11月ごろから雨がまったく降らない状態が続き、政府は

非常事態を宣言して、軍隊までもが出て、灌漑用水路の

建設を行ったり大規模な人工降雨を行っています。

特に河南省は、全国の四分の一ほどの生産量を誇る

大産地ですが、ここでも被害が深刻です。

河南省東部からから陝西省にかけては、古くから冬小麦の

産地であり、また、中国の古代文明を支えてきたのが

この地域の農業でした。

しかし、最近では「十年九旱」と言われるほど、降雨量が

減り旱魃が慢性化しています。       

特にこの地域で問題とされているのは、旱魃に備え

灌漑設備などに取り組む努力を怠って来たことです。

水は天から来るもの、授かるものとする意識が強く、

報告では、農地から200mほど離れた下を川が流れて

いるにも拘わらず、地域では取水のために必要な努力を

していないと書いています。

老朽化した施設や、無駄やロスの多い用水管理技術の

低さも問題だとされています。      

黄河断流に水質汚染や過耕作の問題も加わり、中国の

農村には問題が山積していますが、小麦の不作は、そのまま

小麦の国際価格に跳ね返り、今年の穀物相場の懸念材料です。

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