うろ覚えライフ。

巷の旬な話題と情報への個人的意見、日々雑感。懐古・郷愁。漫画・映画・小説・ポピュラー音楽。

監督バンザイ

2008年08月31日 | シネマログ

  

○北野武監督作品に絶賛の声  ベネチア映画祭で公式上映

 

       第65回ベネチア国際映画祭に出品された北野武監督の「アキレスと亀」が28日夜(日本時間29日未明)、映画祭の主会場で公式上映された。

 映画の主人公と同じ、赤いベレー帽をかぶった熱狂的な地元ファンらが詰め掛ける中、同監督は出演した女優樋口可南子さんと会場前の赤じゅうたんに登場。

 音声トラブルで上映が遅れるハプニングもあったが、上映中に笑いと拍手が何度も起きる盛り上がり。最後に会場を埋めた観客からスタンディングオベーションを受け、監督は笑顔で応えていた。

 芸術を追求する夫婦の物語に、会場を出た観客から「天才的」「非常にいい」と絶賛する声が相次いだ。

 北野監督も手応えを感じた様子で「エンディングで拍手がじわじわと出てきて(1997年に最高賞に輝いた)『HANA-BI』の時と同じ雰囲気」と満足げ。樋口さんも「ブラボーと言ってもらえて鳥肌が立った」と興奮気味に話した。

 

○北野映画に大絶賛!早くも金獅子賞決定か?

 

       第65回ベネチア国際映画祭で28日夜(日本時間29日)、北野武監督(61)のコンペティション部門作「アキレスと亀」(日本公開9月20日)の公式上映が行われ、約5分間のスタンディングオベーションと早くも「Congratulations!」が飛び交った。監督自ら「『HANA-BI』の時と似た感じ」と語り、地元誌採点で5点満点中4点が2つなどと好反応。11年ぶり2度目の最高賞へ“亀”のように着実に動き始めた。

  ‥ 同じ3大映画祭のカンヌでは観客収容数が3倍のためスタンディングオベーションで約10分間で大絶賛とされるくらい。ベネチアで5分間のそれを受けた北野監督は、何度もおなじみの頭を掻くリアクションを連発だ。

  ‥ モノを創る人の苦悩を描いただけに「芸術の都の人々にはたまらない内容」(3大映画祭を取材する映画ライター)、「欧州の北野ファンは、今作のギャグ描写で初めて見たかったビートたけしの顔を見て新鮮だった」(南仏在住ジャーナリスト)と分析も飛び交う。

 各賞発表は9月6日夜(日本時間7日未明)。25カ国・80本前後の取材をこなし31日に帰国する北野監督が、日本で朗報を受けることになるか期待が高まりそうだ。

 

 

 ロシアも含めたヨーロッパ圏での、映画製作アーティストとしての、ビートたけしさんの評価と人気はすごいんですね。日本で感じるビートたけし人気を想像以上に越えて、あちらの方では、映画芸術の表現者として、アカデミックな評価がかなり高いんだ。ヨーロッパ圏では、もう、世界的な人なんだろうな。日本のように大衆的な人気ではなく、もっと知性的に高く評価される人なんだ。かなり驚きです。すごいな。

 

   

   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする