うろ覚えライフ。

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メダル無し、星野ジャパン

2008年08月23日 | スポーツログ

 

○日本、「銅」も逃す=米に逆転負け

 

       野球は23日、3位決定戦が行われ、日本は米国に4−8で逆転負けして4位に終わった。野球が1992年バルセロナ五輪で正式競技になってから、日本がメダルを逃したのは2000年シドニー五輪以来、2度目。
 日本は1回に荒木(中日)のソロ本塁打、3回に青木(ヤクルト)の3ランでリードしたが、そのたびに先発和田(ソフトバンク)が本塁打を許して追い付かれた。5回には2番手川上(中日)がティーガーデンに勝ち越し二塁打、ドナルドに2ランを浴びて4失点。そのまま押し切られた。

 

 

 あはははは‥。泣き笑いです。もう、笑うしかありません。闘将、星野監督が、オリンピック前に、あれだけ、絶対に金メダルを獲る!と豪語、というか、鼓舞し続けていたのが、金メダルはおろか銅メダルにさえも届きませんでした。我々国民も、野球の金メダルはけっこう固いものだろう、何かアクシデントがあっても、まあ銀メダルだろう、くらいに期待していたのに‥。いざオリンピックが始まり、ふたを開けてみれば日本チームは弱い弱い。まともに勝てたのは対中国とオランダ戦くらいじゃないですか。

 確かに試合を見ていると、ストライクゾーンが日本プロ野球と違い過ぎている感じを受けるし、審判がヘタクソという感じですね。あれは日本ピッチャー陣は苦労したでしょう。見てて、明らかにストライクじゃん!と思うのをボール判定したのがいっぱいあったように思う。

 でも、闘将、星野監督が、現在考えうる日本の最強チームと謳った星野ジャパンでのこの負け方が現実で、もう、リアルにこれが今の日本プロ野球最強陣の実力と認識せざるを得ないのでしょう。

 闘将、星野監督。トウショウ星野だけに、この先、日本に帰ってからの身の振り方をトウシヨウ?と苦悩していることでしょう。可哀相になるけど。

 僕も、何か、最初のキューバ戦で負けたときから、嫌あ~な予感はしてたんですよね。何かね、こう、雰囲気的に暗雲のようなものがたちこめてるよーな、嫌な感じ。実際、今回は運も無かったね。オリンピック前から怪我人が何人も出てたし。試合中の流れも全て、敵側に来たし。運に見離されてる感じがあったよ。G・G佐藤という選手は、あれは今回の、トランプのババみたいな人員でしたね。ジョーカーのカード。

 金銀メダルを逃した韓国戦終了の時点で、ネットではBlogも掲示板も、星野監督ボロクソですね。仕方ないですね。大会前から大きなこと言ってるし。それに自分が前に前に出て来る、ヒーロー成りたがりオヤジですからね、自分を鼓舞し過ぎちゃってるし、大衆の反動は強いですよ。理想の上司Bestの上位常連の顔で、TVにいっぱい出てて言いたいこと言ってるし、CMもいっぱい出て銭儲けしてるという、人気者だし、TVの一方のヒーローという人気者だからこそ、また反感を持つ者も多い。オリンピック前から星野さんを嫌いだった人も多いと思います。これは、ここぞ!と責められるでしょうね。ネットではまたさらにヒートアップしてホシノバッシングが盛況になるでしょう。

 僕はそれ程、深く、星野仙一さんを知っているという訳でもありませんが、まあ、イメージなんですけど、今の疲弊荒廃した社会に対して痛烈な批判意見を言い、いかにも昔の頑固オヤジ風で、今は居なくなった強いリーダーとしての強いオヤジを体現しているような、ご意見番的キャラで、今時のだらしない若者世代は駄目だと、昔、貧しくとも根性で耐え抜き頑張った、雑草のような精神力で生きて来て今の地位とステイタスを勝ち取った、正に昭和の(成り上がり)頑固オヤジそのものみたいな、そのキャラクターには、ネット住民など強い反感を持つ人間はかなり多いのではないか、と思います。その、メディアから受けて作られたイメージに対して、ですね。

 ネットでは叩かれるんだろうなあ、と思います。今の僕は、星野さんが、日本に帰って来てどういう態度に出るのか?が、とても興味があります。TVでの敗戦コメントで何と言うか?どういう身の振り方をするか?この先、マスコミがどういう風に扱うのか?CMは全部無くなるか?星野仙一が世間の冷たい風に対してどう戦うのか?等等、興味は尽きませんね。実は、TVの人気者、タレント文化人、星野仙一の正念場はここからですね。星野さん個人としての戦いはこれからでしょう。ある意味、楽しみだなあ、この先が。

 

 

  

コメント
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