うろ覚えライフ。

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北京オリンピック ..3

2008年08月19日 | スポーツログ

 

○日本、カナダに1対0と辛勝 星野監督は「オレを殺す気か…」

 

         日本辛勝で3勝目! 決勝トーナメント進出に向けて後がない野球日本代表は18日、1次リーグ5戦目のカナダに1対0と辛勝した。5回、稲葉篤紀のソロ本塁打で先制。最少リードを成瀬善久、藤川球児、上原浩治の継投で守り切った。最後まで予断を許さない展開に、星野仙一監督は「オレを殺す気か、ホンマに…」と苦笑いだった。

 

○伊調千春・馨姉妹、現役引退を表明

 

         北京五輪でメダル4つを獲得した日本のレスリング女子選手が18日、北京市内で記者会見し、63キロ級で2連覇した伊調馨(24)と48キロ級2大会連続銀メダルの伊調千春(26)=ともに綜合警備保障=が現役を引退する意向を表明した。

 姉の千春は「すっきりした。(レスリング)シューズを履くことはもうないかな、と思う」と明言。妹の馨も「千春がやめたら、何を目標にしていいか分からない。この大会が最後じゃないかなと思う」と話した。

 

 

 「俺を殺す気か」はないよなあ。だって総責任者は自分だろ。自分が最高責任者じゃん。選手を選んだのも自分なら、選手の管理も、試合の作戦・戦術も全部、自分だろ。自分が責任者なのに、「俺を殺す気か」ってのは、ヒトのせいにしているよ。今回の日本チームの不振を、選手など自分以外のせいにしている言葉じゃん。それはないよなあ。

 星野さんは、ここ何年もの、雑誌なんかの企画の、上司になって欲しい人Bestの上位にいつも鎮座している人で、人気者ですよね。ワイドショー情報番組なんかのレギュラーコメンテーターなんかもやって、もう職分は、タレント文化人ですね。TVのコマーシャルにもいっぱい出てるし。

 星野さんは、オリンピックジャパンチームの総監督を受けたのは、自分の名声欲、名誉欲なんだろう、と僕は思っている。五輪で金メダルを獲れば自分のグレードもステイタスもぐんと上がるし、収入も大増加する、と計算していたのかも知れない。ジャパンチームの監督を受けてからCM出演も増えたし。

 何か、雑誌の4コマ漫画だっけコラムだっけか、星野ジャパンがメダル取れずに終わって、帰国して星野さんの顔が無くなって、あれだけ大言壮語して結果がトホホ‥で、国内で大バッシングを受けて立場も地に落ちて、タレント価値が急下落しTVにも滅多に出なくなって、あんまり表で見なくなる…。みたいな想像をしているのがあった。掲載の詳細は憶えてないが、そんな風なことだったと思う。まあ、現在の人気タレントぶりを皮肉ったような書き込みだったんですね。

 まあ、僕も、そうなったら面白いな‥、みたいなひねくれ気分もあるけど、やはり、ここは素直に、日本プロ野球界を代表する精鋭たちのジャパンチームを応援したい。願わくば金メダルを獲って貰いたい。悪くとも銅メダルは取って欲しい。でも何か雰囲気的に、どーも、メダルは、アメリカ、キューバ、韓国が取って、日本はその外、せいぜい4位のような気がしてるんだよねえ。何かしら雰囲気悪い‥。しかし、メダルを獲ってくれ、星野ジャパン。頑張れ!ニッポン。

 星野さんのことを多少、悪い感じで書いたけど、いつも上司にしたいナンバーワンやツーくらいに居て、人望厚く思われてて人気者で、タレント文化人としてCMにもいっぱい出てるし、まあ、僕も少しはやっかみ気分で、名声欲が強そーに見えて、金稼ぎに走ってるよーに見える姿が、何かちょっと嫌な気分も覚えたものだから。実際、セレブの星野さんて全然知らない人ですからね。上司にしたい人、だなんて解らないよ。上司になんてなって欲しくないよ。僕は。実際、どんな人かは、傍でちょっと付き合ってみないと、人間は解りませんよね。相性もあるし。

 超一流アスリートが、超一流で居られる期間て、だいたい5年間くらいなのじゃないかなあ。ごく稀に、超一流で居る期間が十年続く怪物も出るけれども。

 世界最高峰レベルに居るアスリートって、常人では想像できないようなものすごい努力を、日々行っているんだと思う。ストイックに自分を律した生活を守り、青春を犠牲にして毎日毎日、常人が見れば気が遠くなるような修練を続けているんだと思う。世界レベルに立ち続けている、ということは常人には考えられないような日々を過ごしているんだと思う。それは、9時5時で会社で働いて給料を貰い、退社後は仲間と街で酒を飲んで騒ぎ、カラオケを歌ってはしゃいで、異性を口説き口説かれして週休二日の休日にはドライブして行楽地や避暑地で遊びまわり、たまには羽目を外してみたりもして、カルチャースクールで習い事もし、サークルに参加してレジャーでスポーツを楽しみ、好きなものを好きなだけ食べて、ギャンブルやゲームや趣味をやって余暇を過ごす、なんて生活の方がよっぽど良いに決まっている。超一流アスリートは、自分の青春時代の多くのものを犠牲にして、毎日毎日修練に耐え続けて、薄氷の上のような自分の位置をかろうじて確保しているのだろう。

 女子レスリングの草分け的存在の山本美憂さんは、確か、一度引退したけどカムバックしたんですよね。人生はそれだけじゃないもの。イロイロあって人生ですからね。

 

 

コメント
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