真冬に半袖・・・気になりませんか。

2008年03月13日 | 住まいづくり
 アトピーで悩む娘から、「着てくれないかしら」と大量のセーター類が届いた。身体が一切受け付けてくれないからとはいえ、私のタンスも満杯なのよ。

 しかしである、半袖でタートルネックのアィテムが多いこと・・・・こりゃなんだ・・・、と思う。

 自分が年をとったと思う時はどんな時なんて、テレビで放映していたけれど・・・・まさしくこれだなー。

 半袖を着る時にはタートルでは暑過ぎ、タートルを着たい時には、半袖では涼しすぎ。友人に話したら「おしゃれのためなら我慢するの」と言われたけれど、とてもとてもだ。
 娘には悪いと思ったが、母はもうババシャツが似合う齢なのだ、目をつぶって処分した。・・・・自分の洋服だけでも、持て余しているんだから。

 それにしても気になるのは、テレビで見る、この時期の半袖姿だ。スタジオの中は、1年中同じ温度ということなのだろうか。しかし男性が半袖ででてこないところを見ると、「おしゃれ」のためなのか。見る度に心の中に小さなさざ波が立つ。

 真冬にお客様を訪問して、半袖短パン姿に仰天したことがある。伺えば温度設定を24度から25度設定とのこと。それでは燃費が大変でしょうとの話になる。ご本人も重々承知なされていたが、途中からの温度変更だと身体がついていけないから、翌秋を待つことになった。

 暖かい家を作らせていただいているが、真冬に真夏の生活まではお勧めできない。20度と24度では燃費は倍になるはず。また20度を16度に落とせばその逆となるはず。

 この佐久でも20度設定だと、家の中で身体を動かしている主婦には暑過ぎるし、ソファーにただ座っている人は物の足りなさを感じるかもしれない。

 体感温度や快適温度には個人差が、ある程度温度を低めに設定して、1枚羽織るか、膝元が暖かいように、スイッチをいれない分でもお炬燵の併用をお勧めする。

 どちらにしても、家中に温度差がない住宅が前提の過ごし方ではあるが。

 灯油高になり、省エネに対しての意識も高くなった。小さな意識の積み重ねが
二酸化炭素削減にも相乗効果をもたらす。

 先のお客様、次の冬設定温度を下げられた、そして「省エネ住宅の意味が納得できました」と報告してくださった。

 温度を上げない秘訣は秋口に少し我慢をすること、そして温度を簡単に上げてしまわないこと。それがお財布と地球にやさしさをもたらすから。

                    依田 美恵子




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