カントリージェントルマン・鴨志田さんのこと。

2008年03月10日 | 住まいづくり
「住みごこち追求セミナー」の講師を務めてくださったのは、2004年秋に東京の井の頭から軽井沢に移住なされた、ネットベンチャー行政書士の鴨志田勉さんです。

 当社のホームページからも、リンクしていますが、「カントリージェントルマンへの道」として、ホームページからすごい情報を発信しています。そのブログ数は2桁です。

 今回もセミナーの資料を作られたのを契機に、「移住・住まいづくりサポートセンター代表」として、新規ビジネスを立ち上げようかとおっしゃつていましたが、実に内容の濃いお話をいただきました。

 軽井沢は長野の中でも特殊の気候です、この佐久から車で20分の距離ですが、寒さと湿気が違うのです。

 そんな中で、土地を探された経緯から、当社と出会うまでのことを、キーポイントを含め、系統立てて解りやすくお話いただきました。

 プロジェクターを使って、季節毎の家の周囲や、建築工程そして完成した住宅の内部が一つの物語として、見る私を魅了しました。

 薪ストーブは氏の大きなこだわりです。最近油類の高騰により、得に注目をあびていて、参加されたお客様の関心も高いところでした。

 薪の確保、薪ストーブは薪づくりを楽しむという発想が必要のようです。赤い炎が見える前で、愛猫がのびのびと横になっている写真はほほえましく心温かくなります。

 家は建てたらお終いでなく、そこから始まるという発想は、私たち工務店も建てた時から始まるお付き合いに通じます。氏の家のメンテにかけられる情熱に敬意を表します。
 唐松板の外壁やベランダの塗装を仕事の合間に自ら行われ、それも楽しまれてです。アドバイスはさせていただきましたが、建て終わったらエネルギーはそこで小休止という方が多い中で、本当に優等生のOBのお客様です。

 「人生の100のリスト」ローバート・ハリス著の話はきかれたことはないでしょうか。氏はそれに影響を受け、自分の100のリストを作られたのでしょう。氏のリストの2番目にある「地方に居を構え、カントリー・ジェントルマンとして行動する」が、実行なされたのだと納得しました。
 
 人間は「願わないものにはなれない」これは真実だと思う。しかし自分の夢を100書き記すことは、やつてみると解るがものすごいエネルギーがいる。夫や子供に賭ける夢はいくらでも書けるが、自分の夢は正直むずかしい。自分の夢は自分の努力するという必要が伴うからである。

 さらに氏は「白洲次郎」氏の「地方に住みながら、中央に目を光らせる 本当の紳士。時流に流されず 自らの考えを 身をもって実行する」という考えに出会ったことも、軽井沢移住のきっかけとなったようです。

 地域に溶け込み、いろんな役割も担われ、すっかり追分の人となられていました。上棟の頃生まれた下のお子さんも、もう4歳になられました。その子供たちと畑仕事も楽しまれたり、豊かな自然の中でのびのびとした子育てをしておられます。いゃー子育てどころか、これは親育てでもあるのでしょうね。

 わたしの筆ではこの程度のご紹介しかできませんが、氏のホームページをご覧頂くと、軽井沢の状況がリアルタイムでわかります。

 当社のホームページのリンクからお入りいただくか、軽井沢・鴨志田さん・カントリージェントルマンでも入っていけると思います。
 是非すばらしい出会いをなさってください。
  


【 中島木材のホームページは こちら

                         依田 美恵子
 
コメント (1)
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