佐久平駅近くの新築マンション解体・・・その2

2008年03月14日 | 住まいづくり
仕事帰りに美容室に行った。終わって外に出たらおいしそうな匂い。オーリブオイルでにんにくを炒めている、うんあれは赤唐辛子も入った香りだ。どこにイタリヤンレストランがあるのやと見回してしまった。

 あれはどちら様かの家の手料理の香りなんだろうな、こんなおいしそうな料理が並ぶ幸せな食卓に思いはせて、うーん私も週末はパスタにしょうと固く心に決めた。

 美容室で新築マンションの解体建替の話題が出た。物件は目の前だから、関心も高いらしい。

 壊す費用から建替費用までが、巷でも話題になっているみたいだ。見習いさんが、髪を洗ってくれながら、建替費用は保険から出るんだそうですね、と言う。「えー」とびっくり。たしかに建設工事保険・請負賠償責任保険・生産物賠償責任保険はある。わが社も加入しているが、今回のがこれに該当するとは、とても思えない。もう入居している人に対しては、生産物賠償保険は適用になるだろうが。

 わが社の加入している保険にも確かに、建設工事中の設計・施工のミスにより工事中の物件に生じた損害を補償する。とあるが「お支払いできない場合」というものがあり、「保険契約者または被保険者の故意・重大な過失による損害」がその中にある。

 今回が保険で下りるなら、姉歯ショツクはなかったはずだ。今回のように建て直ししますと業者が明言していて、それが実行されれば、入居者や契約者は1割だから、おおかたは発注者と請負者との話し合いになるだろう。

 姉歯事件は構造計算の偽装であった。それを受けて21年10月には瑕疵担保責任履行法が施工される。昨年のあの騒ぎの中の施工なだけに、ただただ納得がいかないのだ。・・・・実に憤懣やるせない。
 
 またこの瑕疵担保責任履行法、個人でやっている大工さんには保険加入の義務づけもないようだ。こんなザル法あるだろうか。
 
 一つの法律ができると、それを施行するためには、多くの人が必要だ。ひょっとしてこれ職場の確保か・・・・なんて・・・悪口言っています。

 法律で縛つたり規制しなくても、正直な家づくりをしてほしいと願うばかりだ。
                        依田 美恵子
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