増築と建築確認

最近は、増築する場合の建築確認の申請が難しくなってきています。震災や耐震偽装などがあったためです。まず、増築する建物が耐震基準に適合しているか、増築した後も安全であるかチェックが入ります。増築する前の建物が安全でなければ、その建物の改修などが要求されます。少しの増築でも、多額の費用と時間と手間がかかり、合法的には増築できなくなってしまいます。無届出で増築工事を行えば、通報があれば神戸市担当者がすぐにやってきて中断されますし、売却する時にも、購入者が住宅ローンを使えなくなってしまいます。増築された中古戸建を購入する場合は、登記済みであるか、建ぺい率や容積率が超過していないかの調査が必要です。