witch's knitting room

編み物とか、編み物とか、編み物(^m^)

クチュール・ニット やっとデビュー

2015-09-02 11:29:20 | wips
暫く前から騒いでおりましたが、志田先生作品を初めて編みました。
クチュールニット春夏2から、13番のチュニックです。

クチュール・ニット春夏 2 爽やかなエレガンス・ニット (Let’s Knit series)
志田 ひとみ
日本ヴォーグ社

 
志田先生作品から色々編みたい物があって糸も指定(マスターシードファミリー他ダイヤ毛糸)関係でいくつか用意してあったのですが、今回「糸が余ったらアレに使いたいよ」てな期待があって、優先順位がアップしました。


指定糸は、連続モチーフキャミの時も騒ぎました、マスターシードコットン<プリント>です。
↑この写真の上に乗っかっている色が多分指定カラー、501ですね。
すごくきれいで、人気のあるお色だと思います。
編むとこんな感じのようです↓ 501も6玉買ってあるんですけどね、、、↓下のは5玉+配色糸らしい。私のはどうするかな(観賞用^^;)


dia_maspr_3
私の使った色は505、やはり先シーズンの廃番色です。連モキャミと同じタイミングで調達(^^;)同じ糸の2色買い、怒られがちですけど、、、これも1玉買いして色を確認しました(もう<プリント>ファンなので確認用の1玉買いはしてまへん)
<プリント>さん、連モキャミみたいに色がブツブツ切れてる?感じのと、↑↑指定カラー501や↑505みたいな微妙なグラデのとありますよね。


そこに、連モキャミ指定カラー他の400番台ロングピッチ段染も入ってきて、、、(↑これ今年の新色らしい、欲)おいおい、これ以上私を惑わせるな、、、と思いつつ今シーズンも詰み増しましたよ(-_-)
てことで、30g玉でまだ(25g玉よりは)ましなんですが、紙芯系でかさばるので、どんどん編みましょう♪てのも優先順位が上がる要素。
 

↑こういう価格だと財布の紐が緩む。。。
 
 
coutunic_2
今回もマスターシード愛が炸裂していますが、本題に戻ります。
棒針とかぎ針両方を使ったチュニックになってます。
英文パターンに慣れていると、日本の編み図は「どこから編む??」とちょっと悩みますね(ろうがんしんこうちゅう)いや、説明文を真面目に読めばいいだけなのだけど。
まずはチュニックのスカート部分をかぎ針で編んで、上半身はスカート上部から目を拾って棒針、そして裾もスカート下部から目を拾って棒針、袖はかぎ針、襟ぐりかぎ針、と色々と盛りだくさんなパターンです。
 
coutunic_1
かぎ針は特にゲージが怪しいので試し編みするぜよ、と真面目に取り組んだのですが、指定の3/0で編むも、結構キツい手加減で編まないと段ゲージが出なくて、、、今回、ブリューゲルプルの時に使ったY字編みが出てきたのですが、その糸の引き具合ブリューゲルの時と全然違うぜよ、てところで、、、あの時は、高さが出なくて割とぐいっと長々編みの糸を引き出したけれど、今回は最小限でオッケー、みたいな、、、

ゲージが出るようになった後、スカート部分は輪編みでぐるぐると編んでいきました。輪編み、、、楽なようですが、かぎ針だと、一周するのに結構時間がかかりますね。まぁ一周すると編地の長さもそれなりに成長しますけど。
で、結構糸食うなぁ、9周目の初めの方で1玉終了、足りるのか??これから分散増目で更に糸量増えるんだけども?と思って。けれど棒針部分が面積そう多くないし、一応ひと玉ずつ編める段数と残りの糸量を確認しつつ、足りなくなる事は無いよね、と編み進みました。

カギ部終了後、先に裾の棒針編みを編んでしまい(ここ全目拾うので頭使わない)、次に身頃上の拾い目をしました。で、ここでちょっとやらかしました。編み図だからか、「何模様から何目拾う」という指定の図があったのをまるっと見落としてて、普通に全体に平均的に拾ってしまったんです(正確には、指定の方法で全目拾って、次段で平均的に減目した)ちょっとショックでしたが2-3段で気付いたのでやりなおしました。
 
coutunic_3
っていうのが、、、写真でわかるかどうかあれですが、スカート部分にギャザーを寄せながら拾う感じなのですけど、脇のちょっと内側に入った所に多くギャザーを寄せるような指定になっています。この部分、ぽこっと盛り上がっていますね。仕上げスチームしたら見た目には目立たなくなりました。
そうそう、で、身頃は、ちょっと労力を少なくしたくて、袖ぐりの減目までは前後身頃を繋げて輪編みしました。 

あとは~袖、、、編み図のままだと私の二の腕がどうなるかわからん(袖口が食い込んで圧迫骨折するかも、、、ってそこまでじゃあないけど、、、)と思ったので、作り目で4模様足して、最後4模様分の目数を減らしています。 またも、肩にちょっとギャザー取る感じ。もともと、本の写真でも少しパフ袖っぽいキャップスリーブになっています。
 
coutunic_4
で、袖付けは、「引き抜き綴じ」指定でしたので、その通りに。
ただ、綴じ始めてから気付いたのですが、私は棒針身頃にカギ袖を付けた事がありませんでした。。。
かぎ針の袖付けといえば、鎖綴じ、、、がやっぱり多いですかね??同じ模様でさ。
鎖とじだと、だいたい段の頭同士を拾って綴じる感じになりますよね?それが、、、引き抜き綴じだと、、、どこだい?みたいな。
 
coutunic_5
結局、自然な流れで、袖のかぎ針編み部分の端目を割って針を入れて、身頃側では一目内側の段毎に針を入れて、引き抜く、て感じで綴じていきました。端の目が長編みとか長々編みなので、カギの方は一段に3-4回針を入れたりしましたよ。こんな感じで身頃側を見ながら針を入れていったようです(綴じ中の写真でない^^;)
そう言えば連モキャミの仕上げの縁編みの拾い目で、目を割るとか割らんとか騒いだけど、目を割るというのはこういう時にも使うのか!と思いながら。
綴じ糸に編んだ糸そのまま(割り糸にせず)使ったので、ちょっと綴じ代がごっついなと思いましたが、仕方ないですね。いつも棒針だと身頃も袖も半目内側を綴じるのですが、今回は袖がカギ針編地だったので、身頃側半目内側では頼りなくなるかな?と定石通り一目内側にしたんです。
引き抜き綴じで結構細かいピッチでかぎ針袖に針を入れているので、割り糸でも強度も大丈夫だっただろうし。今度こういう時は割り糸で行きましょうねぇ。ま、ちょっとね、マスターシード、複数本撚りだし撚りもしっかりめなので、割り糸作るの面倒だよ、てのも事実(^^;)いつものごとく、「似たような色の細糸」も考えたのですが、綴じ目が悪目立ちするとやだなぁと避けて。終わってみれば綴じ糸はがっつり引き抜かれて見えない系なので、似たような色の別糸でもよかったかもです。鎖とじの時は、模様の隙間から別糸見えるとよろしくないですよね。
 
もうちょっと書きたい事があるので、完成写真は次回にします。
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