「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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今、妊婦や子どもたち、若い世代になどにおきている事を情報収集するのが大切です。

2011-08-25 20:03:58 | 福島第一原発と放射能

 記事は、妊娠出産に関しての、おきている現象をかいていてるだけです。こちらが「中絶推奨」していると書く人がいます。本当におかしい。何も言っていません。こちらは、放射性物質の拡散がどのような異常がおきているのか、確認するために情報をあつめています。これを誹謗中傷し、「放射能恐怖症⇒中絶」論まで、また持ち出す輩がいます。産婦人科学会のリンクも引っ張り出す。当初から避難を勧めている僕に、なにを言っているのか。

 コメントの動向を見ていると、僕がいろんな情報を集める事を止めたいとしか思えない人たちが、一生懸命なにかをしているのがよくわかります。話もこちらの話と違う内容に、故意にずらす輩が多い。ハンドルネームも未見のものが多い。なにか作業をしていると思います。あほらしい。

 はっきりいいますが、「放射能恐怖症」はソ連当局がチェルノブイリ直後数年間でっち上げた話です。目的は健康被害の隠蔽のためです。そのときに「放射能恐怖症」のあまり、中絶が増えて出生率が下がったという言訳もさんざんされました。これは、健康被害を四年後に当局が認めたあと、「放射能恐怖症」話は消えてゆきました。同じ構図で、仕掛けてきているのが、みえみえなのです。安心したい側は話をつくります。「放射能恐怖症」妄想です。

 それから、僕にまともに情報提供する人は、コメントしても、具体的にはコメントでなく、必ず、メールしてきます。具体的な中身になればなるほど、コメントで書くことは難しいです。あたりまえです。コメントは、感心する人もいるし、どうかなと思うものもあります。これもあたりまえです。

 僕は放射性物質に関する危険をはっきりとさせるための作業をしているだけです。報告を書き、きちんとした像をどう描くのか考えています。このことを妨害でとめることはできません。事象は集積していけば、必ず像を結びます。ソ連で四年、ドイツはもっとはやく転換しました。日本は、これよりは早いと思います。この妨害工作をしていた人たちは将来必ず、責を問われます。人の健康被害があるのかどうかを確認している作業を妨害する感覚は、人倫に劣る行為です。人間として、本質的におかしい。やっていることは、歴史的に必ず問われる事になります。こうした人々は。政治家や政府高官ばかりではありません。愚かな輩は、本当に何度もため息が出ます。あはれです。

 

三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp


江戸川の幼稚園でおきたこと。そして、私の子どもにおきたこと。

2011-08-25 04:12:05 | 福島第一原発と放射能

   

山形県山形市の土壌調査のあるポイントの数字。これで代表するわけではありません。想定より少なかったと検査依頼者とは話しました。

(測定機器)
EMF211型γ線スペクトロメータ
(測定日)
2011年8月23日

放射性ヨウ素(I-131)   → 不検出
放射性セシウム(CS-134)→  65.2 Bq/kg
放射性セシウム(CS-137)→  62.2 Bq/kg


 子どもの異変の兆候をどのようにつかむのか。決定的なことがおきる前に、その兆候をつきとめることができるのかどうかが、ポイントだと、僕は思っています。これは、そのサインをつかんでいる話です。サインを見落とさないために、あなたはどうすべきなのか、参考になると思います。個人情報的な部分は一部変えています。

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東京都江戸川区の幼稚園に子どもを通わせていた者です。
子供の体調の異変についてメールを募っておられたので、遅ればせながら勇気を出してメールすることにいたしました。
 
通っていた幼稚園でも木下さんが書いていらっしゃるようなことがありました。
 
7月中旬その日は終業式で午前中しかない日でしたし、お別れ会も企画されていましたから
そうそう簡単に休むような日ではなかったと思うのですが、
25名中約半数が欠席でした。
あとでみんなに聞いてみると、みんな自分だけが休んだと思っていたみたいで
一様にびっくりされていました。
みなさん高熱で1-2日後には熱が下がったそうです。(原因は不明)。
クラスの半数が一度に休むことは、インフルエンザがはやったときにさえあまりなかったように思います。
 
またこれより少し前に、幼稚園で夏祭りがあったのですが、その日もみんなとても楽しみにしていたので、
そう簡単に休むような日ではなかったと思うのですが、年少組では半数が欠席だったと聞いています。
 
私と子どもは3月中旬から5月初旬まで関西に避難していました。
5月初旬に関西から自宅に戻ると、翌日か翌々日あたりだったか、
1週間後くらいだったか記憶が定かでありませんが、
とにかく帰宅してそう日数がたたないうちに子どもの下痢がはじまりました。
母親である私も同様です。
(同じ時期に今まで見たこともないほど大量の出血がありました。)
 
私はまもなく改善しましたが、子どもの下痢はずっと続きました。
顔色は明らかに悪かったと思います。特に唇の色が普通ではなかったと思います。

6月末に私の母と子どもが会ったとき、私がなにも言っていないのに、
母が、孫の唇の色の悪さに気付いたくらいですから、
唇の色の悪さは、私だけの思いすごしではないように思います。
 
7月初旬には子どもが、首の片方の後ろ(耳の下あたり)が痛くてぷっくりしているというので
触ってみると、豆粒くらいのふくらみがあり、触ると痛いと言いました。
お医者さんに行って、抗生物質などを処方され、飲んでいると
まもなくおさまりました。
下痢(黒くて形のはっきりしないギザギザの便、水様ではない)は相変わらず続きました。
 
そのあと、子どもだけ関西に避難しましたが、その翌々日から下痢が止まったと母より報告を受けました。
8月半ばに私は、子どもと再会しましたが、顔色、唇の色は、驚くほど良くなっていました。

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下記の院内集会があるそうです。僕は行けませんが、趣旨には賛同しています。

参加したい人は是非来て欲しいそうです。時間が許す方は参加してください。

 

[安全なお米を給食に]   〜目指せ、子どもたち内部被曝ゼロ緊急院内集会!     

日時 8月26日(金) 午後3時~午後6時
衆議院第二議員会館  地下一階 第七会議室(定員60名)


15:00~15:30 事前打合せ
15:30~17:30 省庁交渉
17:30~18:00 まとめの討論(今後の展望含め)

注)18時以降、参議院会館のB107室にて川田龍平議員や参加者との懇談会。
                            

           

  【企画趣旨】

農林水産省は今年8月3日、今年の新米の放射性物質検査を収穫前と後の2段階で行うことを発表しました。それによると、500ベクレル/kg以上の米に対しては廃棄処分し、それ以内のお米であれば流通させるとしています。しかし1日3回毎日食べる日本人の主食であるお米が、牛と同じ基準値で本当に大丈夫なのでしょうか?子どもたちが毎日食べる給食を、安全なものにする為にどのような工夫をされているのか。農林水産省・厚労省、消費者庁、文科省、内閣府の担当者の方々へ率直な質問・疑問について議論する場を、新学期が始まり給食が始まる前に、「いのちを守るお母さん全国ネットワーク」の母親達が議員さん達のお力を借りて作りました。より多くの議員さんにもご出席いただきたいです。一般参加や取材も可能です。(子連れでの参加も歓迎です。)

 大人に比べ放射能への感受性が非常に高い子どもたちには大人よりもさらに厳しい独自の基準値を設定する必要があるのではないでしょうか。汚染されているお米とそうではないお米が混合される可能性もあります。詳細な産地情報や、検出されたベクレル数等の表示など、産地偽装が行われない為の具体策や、法的な縛りなどの罰則を明確にしていただき、子どもたちに安全なお米を食べさせたい。当日、いのちを守るお母さん全国ネットワークが独自に行った福島県の計画的避難区域付近での稲の土壌汚染についての独自検査報告も行う予定です。



【主催】「いのちを守るお母さん全国ネット」

【協力】 子ども達を放射能から守る全国ネットワーク 

服部良一衆議院議員   
川田龍平参議院議員 
放射能防御プロジェクト 木下黄太
ジャーナリスト 堤未果  
ジャーナリスト  志葉玲 
新潟大学 野中昌法教授

【国会内/問い合わせ先】

   服部良一事務所 担当芦澤   TEL:03(3508)7056 内線番号 70505             

【国会外/問い合わせ先・一般・プレス等】

  いのちを守るお母さん全国ネットワーク   inochimother@gmail.com
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僕も参加いたします。

放射能防御プロジェクト中部 交流会
日時:8月27日(土)午後3時より5時まで
場所:愛知県あま市甚目寺町甚目寺観音法花院
会費:500円

はじめての参加は、できるかぎりこのページで連絡してください。当日直接でも対応はいたしますが。http://datsugen-aichi-nagoya.net/?page_id=6

 

 前の記事のコメント欄に対して言っておきます。事例を集めるのは当然です。集めていかないとどういうことがおきるのか、わかりません。そんな基本的なことも理解しない人は、どうしようもありません。早産があることなどふつうに知っています。伝えてきた人は、自分の身近な妊娠出産が全部ああいう状況だったので伝えてきているだけです。一例、二例でないからです。その意味で書いていることさえ、理解しません。ため息が出ます。

 特に福島市にいる女性を名乗っている人の投稿は、僕がいってもいない「中絶を決断させるためでしょうか」と、書いています。本当に不快です。僕が推奨していない、しかも言っていないことを書くな。僕は何回も避難は言っています。しかし、人の言っていない事を事実のように捏造するなと言う事です。この類のコメントは他にもきていて、「以前の中絶について投稿コメントを取材しなかったのはおかしい」という内容です。この投稿コメントは、虚偽の内容と判断していて、相手にしなかったもの。出産というテーマだから、以前の中絶虚偽投稿に絡めて批判してくるという、なんというか、おかしい人々のコメントはどこまでおかしくなるのかという類のコメントです。

 また、このブログを見て「不安をあおるな」とコメントする人は、理解できません。あなたに読むことを僕は強制していません。テレビのようにチャンネルをつければ流れる訳ではありません。わざわざこなければ、僕のブログは見つけることなどほぼありません。読みにきているのは、貴方です。不安になって嫌なら見なければよいだけです。難しくはありません。情報だけお得に得る感覚だけ持つのはおかしいです。事実は冷酷です。怖ろしいものです。

 さらに関西の医療機関の話として、「例年、6月~8月は病床が空いて暇」という僕のツイッター記述は明らかに間違いとかいてきた書き込みがあります。すいません。そこの病院関係者の話です。ツイッターなので全部は書ききれていませんが、ことしはこの時期満杯で、増床していて、例年はそういうことがない、通常時期的には比較的暇と言う話です。僕はきちんと相手とコンタクトして、確認しています。こちらが書いていることに対して、そういうことも考えず、誹謗中傷する輩がほんとに多いです。