「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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『女友達の出産で、みんなに「おかしな事」がおきている』 宮城、医療関連業務の女性が抱く不安

2011-08-24 10:59:13 | 福島第一原発と放射能
 
 二十代後半の女性で、看護系統の学校を卒業され、医療関連で仕事をしている、宮城県在住の方から、情報を伺いました。この春から自分の友人など身のまわりの出産をした人達が、レベルの差があるとはいえ、多かれ少なかれ、全員に出産になんらかの「おかしな事」が起きていると言う事です。。医療関係者のご自身の考えでは、頻度としては、考えられない事と認識している言います。すべて同世代の女性と言う事です。勿論、すべて被曝が原因と言うつもりもないそうですが、医療関係者として、やはり何かおかしいことがおきていると認識していると話をされています。勿論震災のファクターも別にある地域での状況です。ただしおきていることの状況がなにかありうるのか、考えていくために僕は話をしています。この方は「自分の知り合いに、出産がらみで全員に何らかのことがおきているのが気にかかります。私もこの数ヶ月、二ヶ月間に生理が三回くる状態、不安なのです。私も今までにはありませんでした。」と話をしていらっしゃいます。
 
①、3月末出産。 石巻。 三週間早い。
②、4月上旬出産。石巻。三週間早い。
③、5月出産。仙台。定期健診異常なし。五月に巨頭症と診断出産。命も危ぶまれたが、今は無事。
④、5月出産。千葉。三週間早い。
⑤、5月出産。仙台。重度障害があるよう。情報が細かく伝わらない。四週間早い。
⑥、6月出産。仙台。三ヶ月早い。六百グラム。三回手術。仙台の大病院。この病院NICUが満杯。
⑦、7月出産。東京。三週早い。
⑧、現在入院中。宮城県南部(仙南地域)。7週で切迫早産で入院中。

 NICUは地域によって、時期によって満杯になることは僕も知っています。⑥のケースは、それだけのことかもしれませんし、特異なことがあるのかもしれません。それは、判断がつきませんが、おきていること、さらにその疑問を例えば近い人が持ったから記述しています。前にお伝えした関西の事例は、「普段この時期にはないはずの満床」が当該病院関係者の疑問としてあった話です。今回は、その内実はわかりません。おきていることはそのまま書いています。

 

こうした、医療関係、医療機関で、どのような事象がおきているのか、何かを伝えて頂ける方は、メールしてください。直接やり取りいたします。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 

福島第一原発の5号機、6号機は地元の知人に連絡があった内容です。これは、現地と詳細のやりとりが難しく、伝わってきている内容を書いています。この人は、八月上旬から、この5号機、6号機の懸念は伝えてきています。趣旨は以下の通りです。

前から言っているが、5号機。6号機で異変がおきている。状況の詳細は不明だが(この作業員はこのエリアにいけない)、おかしい、警戒してくれ。 水蒸気は複数個所。出ている時と出ていない時がある。きょうは出ていない。一箇所は2号機と3号機の間。状況は厳しい。 自分はなんでこんなにひどいのにマスコミは騒がないのかと思う。

これについては、さらにわかれば、また書きます。
 
 
 
9/3 福岡の講演会は満席です。五時半からの懇親会のみ空席もあるようなので主催者にお問い合わせ下さい。
参加費は五百円です。http://kokucheese.com/m/event/party/15753/
 
講演依頼など、様々な問い合わせは、まずメールでお願いします。また、具体的なご相談も、コメント欄でなく、直接メールしてください。僕と話したい方は、直接メールが早いです。スカイプや電話でも対応しますから。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
なお、相談のご連絡の数が多くなっているため、こちらで、対応の手順がきまっています。その手順にクレームを付けてくる方がはじめていました。当方は無報酬で多数の方に対応しています。できることに方法も含めて限界があります。こうしたことは、理解してください。99パーセントの方は理解していただいていますが、そういうことも理解しない人がいて、驚きました。
 
ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。