「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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急告!!『全読者の皆さん。食品安全委員会へメールしてください。あす夕方午後四時までに。』

2011-08-26 14:34:53 | 福島第一原発と放射能

http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc1_risk_radio_230729.html

上記のように食品安全委員会がパブリックコメントを求めています。

放射性物質による食品などからの内部被曝を防ぐために、ここに意見を集中させてみましょう。

締め切りは、明日二十七日午後五時になっていますから、締め切り一時間前、可能なら明日お昼ごろまでにあなたの意見を

ここに寄せましょう。国が意見を寄せたから動かないと言うこともありましょうが、なにもしないと余計に動かない。

メールで意見を寄せればよいので、家からPCで出来ます。このブログの読者である皆さん、全員がメールしたら、たちまち数万通の意見が寄せられます。数万人の意志を政府が無視するかどうか試してみてもよいと思います。

僕のブログを読んでいる全読者の皆さん、今から、明日午後四時ごろまでに、パブリックコメントをしてください。

 


国立環境研究所の放射性物質の拡散シミュレーションは見てください。注意点もあります。

2011-08-26 11:56:50 | 福島第一原発と放射能

http://www.nies.go.jp/whatsnew/2011/20110825/20110825.html

 国立環境研究所の研究グループが、放射性物質のシミュレーションを提示しました。とにかく見てください。日本中央域を対象とした大気中の輸送沈着シミュレーション。放射性物質の影響は福島県以外に、宮城県や山形県、岩手県、関東全域、静岡県、山梨県、長野県、新潟県など広域に及んでいるようです。これらは、ぼくらの土壌調査などであきらかになりつつある状況や、早川モデルなどとも共通点が多いです。このエリアでは、高濃度に汚染されている場所がどこにあるのか正確に見極める必要があります。さらに、モデル解析から、ヨウ素131の13%、セシウム137の22%が日本の陸地に沈着、残りは海洋か、モデルが計算している領域の外に輸送と推計されています。特にここで要注意なのがモデル計算領域外にどの程度、あるのかということ。海洋に大半がでていますが、これが風によって日本国内の思わぬ地域に、降下している可能性があります。土壌調査をすすめていると、数値が心配するレベルではありませんが、日本海側の土壌で、一キロ当たり、二十べクレル位までのセシウム合算がでている場所も複数あります。思わぬ落とし穴でホットスポットになっている場所がありえます。海洋側に多くの放射性物質が移動して、そのごどうなるのかのシミュレーションも必要でしょうし、実は日本全域の拡散シミュレーションも必要と思います。

 チェルノブイリの時よりも、爆発高度が高くないため、広域に拡散していないといわれましたが、それでも、東北の大半、関東、甲信越、静岡までは汚染されていて、致命傷を帯びているエリアもあるということです。チェルノブイリは数千キロ単位で拡散した事を考えれば、今回は五百キロ位までののゾーンなので、おかしくはありません。おそらくこのシュミレーション域外のエリアにも一定レベルで拡散しています。チェルノブイリの時にヨーロッパで比較的被害が軽微だった、フランスで土壌のセシウム合算平均はおよそ30Bq/kg。ある専門家は、「身体の安全がかなり高いレベルはどこ?」というなら、周辺環境の平均がこの数字位までのエリアではないのかという、きわめて厳しい見解までおっしゃいます。僕は、まだなかなか頷けないですが、そういう見立てまであるということです。(ホットパーティクルの議論はおいています。)

 南東北、首都圏どころか、多くの地域に放射性物質が拡散している状況は、やはり愕然とします。日本社会、日本経済は、この現実認識からスタートするしかありません。これを踏まえないことは、何もできません。この認識を共有化しない考えは、全て幻想だと断言します。

三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

放射能防御プロジェクト中部 交流会、明日です。僕も伺います。
日時:8月27日(土)午後3時より5時まで
場所:愛知県あま市甚目寺町甚目寺観音法花院
会費:500円

はじめての参加は、できるかぎりこのページで連絡してください。当日直接でも対応はいたしますが。http://datsugen-aichi-nagoya.net/?page_id=6

 

 

9/3 (土)福岡の講演会は満席です。午後五時半からの懇親会のみ空席もあるようなので主催者にお問い合わせ下さい。参加費は五百円です。http://kokucheese.com/m/event/party/15753/
 
講演依頼など、様々な問い合わせは、まずメールでお願いします。また、具体的なご相談も、コメント欄でなく、直接メールしてください。僕と話したい方は、直接メールが早いです。スカイプや電話でも対応しますから。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
なお、相談のご連絡の数が多くなっているため、こちらで、対応の手順がきまっています。その手順にクレームを付けてくる方がはじめていました。当方は無報酬で多数の方に対応しています。できることに方法も含めて限界があります。こうしたことは、理解してください。99パーセントの方は理解していただいていますが、そういうことも理解しない人がいて、驚きました。 
 
 
 ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。
 

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加工食品の原材料がどこのもので、さらにいつごろのものなのかで、内部被曝する可能性の有無を確認できる可能性があります。http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/b8c8f85c5ce80be6f2fafabcf0c8f66eこの記事のコメント欄で、それに特化した形でコメントをしてください。ネットからの二次情報でなく、ご自身が直接調べた情報をコメントしてください。この際、注意していただきたいのは、個別企業の批判的なコメントは一切書かずに、客観的に事実情報をまとめる形で作りたいです。下記のスタイルで書き込みを。

①企業名

②商品名

③製造場所(この記号はどこの工場までわかれば)

④主要な原材料

⑤原材料の産地

⑥賞味期限などから製造年月日がいつで、原材料の調達がいつか。

⑦放射能対応の有無、具体的な対応

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   最近はツイッターでも情報は流していますが、ブログとは性格の違うツールとして使っています。必要な方はフォローしてください。https://twitter.com/#!/KinositaKouta