参議院選挙期間中にもあるにもかかわらず、選挙で他の目がとどかないのをいいことに、環境省が8000Bq/kg以下の土壌を再利用することを決定したと新聞などが報じています。
国政選挙の期間中は、何事においても、チェックもできないし、メディアも十分には目が行き届きません。
そうした間隙をぬってこうした暴挙を、今回環境省はおこなったのだろうと思います。
悪辣なやり方ですし、いよいよ「悪の秘密結社」と何が違うのか僕にはさっぱり理解できません。
こうしたことで更にはっきりしたことがあります。
この参議院選挙でも、8000Bq/kg問題にも、反対の意思をはっきりと示している候補に投票しないとなりません。
これは、被曝回避側には議論の余地が無いことです。
あなたが支援している候補が、8000Bq/kg問題をどう考えているのか、きちんと問いだしてください。
8000Bq/kg土壌拡散阻止に協力することを言明している候補者が、だれなのかも僕に教えてください。
そして、僕は間違いなく言えるのは、神奈川で戦っている真山勇一候補は、この問題に一貫して反対していて、神奈川への持込をNOと街頭演説で既に話しています。
彼の見解も確認ください。僕のメルマガより、最新インタビュー内容を一部転載します。
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【 原発ゼロの真山勇一本音トーク、「メディアの基本役割は政府批判」や
「8000Bq/kge以下の汚染土壌拡散反対」】
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反原発を強く意識したのは、やはり、一番は、福島第一原発事故ですよ。
スリーマイル、チェルノブイリがあっても、遠い感覚しかありませんでした。
原発事故があったら大変なことになると実感しました。
身近に起こったことによって、生活に危険なものという意識が強まったの
です。
おそらくは間違いなく、原発は無いほうがいいと思います。
自分が、メディアで働いていたこともあって、よく聞いた「原子力の平和
利用」という甘い言葉ではとても言えない現実です。
人間の生活に影響が大きすぎるし相容れない、さらに核燃料が最終的には
処理できない。あってはならない存在です。
僕は、原発がらみの取材は直接はありません。
それでも東海村は、ニュースであつかった事故として印象に残っています。
木下君がリポートしていましたよね。
身近に起きて実感するのは、福島からです。
それまでも、頭の中でわかっていたつもりでしたが。
また原発事故の後遺症、福島の健康被害実態がどうなるのかは、大変に
懸念しています。
細かい状態がなかなか公とならないですよね、そうしたことで、不安や
疑惑は僕の中でも膨らんでいます。
万が一、こうした健康影響がはっきりと出たということになれば、大変な
ことになりますから。
それに除染した8000Bq/kg以下の土壌の話。
懸念を強く感じています。何回か既に演説でも触れました。
除染した土壌や更にガレキも、放射能汚染を当然にされているものです。
福島の人には辛いことだが、各県でその土壌を受け入れるということには、
心配はあります。
その土壌を何か処理はするとは言っても、全国の公共事業に使うというのは、
あまりにも乱暴な話ではないかと考えます。
神奈川県に持ち込めと言われたら、僕の立場では、基本的にはノーと
言うしかありません。
こうした放射能汚染された廃棄物等の問題が起きることは、原発の根幹的
なまずいものだということです。
放射能が問題ある存在ということです。
基本的なスタンスで思うことは、原発に賛成するのも反対するのも、
今は政治家には大きな問題だということです。
そして、私が原発に反対し、原発ゼロが言えるのは、メディアの出身
だからこそ、政治を公平な立場でやって行きたい、自分の信念に基づいた
政治姿勢を貫くという感覚からおこっているからです。
<後略>
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