昨晩配信したメールマガジンより前文の部分のみ掲載いたします。
前文では千葉大停電に関する疑問を書いています。
一部省略もあります。
また本編は掲載していません。
本編を読みたい方はメルマガ購読をお願いします。
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木下黄太メールマガジン [第275号 2019/9/11]
< 毎週水曜発行 >
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千葉の大停電が報道されていないとか、対応が遅いといった声が
ネット空間では大きく出ています。
政府対応はともかく、実際にマスコミが鈍い理由は僕にはよくわかります。
要は、各テレビ局が千葉に置いているスタッフはものすごく少ないと
いうことです。
僕の知る限り、NHKを除いて、テレビで千葉に一定以上の体制を敷いて
いる局はありません。
実は首都圏と一括りにしていても、東京23区および横浜川崎と比較する
と東京都下の多摩地域、千葉や埼玉、神奈川の大半のエリアは実は情報
収集も取材もかなり落ちます(茨城、栃木、群馬は言うまでもありません)。
なんというか、地方の県庁所在地周辺よりも、実は千葉の情報は県内の
世の中にも伝わりにくい構造です。
関東では、国と東京の話がニュースの大半で、関東の他のエリアニュース
が伝わりにくい構造なのです。
これは東京キイ局が関東一円を放送しているからに他ならず、そういう
システム問題が大きいです。
同様のことは、関西や中部地方でもあると思いますが、関東は特に酷い
です。各県にはローカルのUHF局やローカル紙があって、そことの連携
が不可欠ですが、一般的地方局より規模が小さいため限界があります。
「近いのに、なんで報じないのか」という声は、理解できますが、実は
関東では、その県のニュースが流れるテレビシステムすら、そもそも
不十分であるということに気がついて欲しいと思います。
これは昔から穴なんです。
この問題を唯一クリアできるのが、NHKなんですが、それが不十分な
対応であったとツイッターでは展開されていました。
組閣報道を優先する感覚への怒りは分からなくもありませんが、大きく過失があったと確認できるものではありません。
ただ、多分こうした意識が大きくなっている背景は、報道以上に、想定外に停電が長期化していることだと思います。
僕にはこのことについて、考えがあります。
これは、東京電力が福島第1原発という負荷を背負い続けているために、
こうした有事対応が手薄になっている疑いが
あるということです。
東電を庇うつもりはまったくありません。
新電力や他地域への電力供給などの対応を見ると、なぜか勝ち組のような
展開をしている東電。
原発処理への反動から、よそでのビジネス展開を多角的に進めていて
一定程度成功していますが、負荷があるのに手を広げれば当たり前の
防備が怠るというのは本当によくある話です。
そうした歪なやり口が、今回の天災で落とし穴にはまったようにしかみえません。
こんなやり方を東電に許している安倍政権や省庁を含めて、今回の大停電が想定外に続いている理由はここにしかないと僕は思っています。
なんで誰も言わないのか、ほんとに不可思議です。
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【「高校3年の元気な女子受験生がお風呂に入ったまま亡くなりました」
という福島第1原発周辺自治体、あの方から僕への緊急連絡 】
2019真夏の大放談(6)
【「あそこを公園にしてメモリアルパークにします」事件現場に関する、
火災直後の京都アニメーション社長発言をどう考えるか 】
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9/23、月曜日で祝日の午後東京でミーティングを開催します。
放射能関連と政治的なテーマを主軸として、皆さんと話したいと思います。
会場が狭いため、参加人数が限られていますので早めの対応をおすすめ
しています。
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23人限定
【9/23(祝)木下黄太と自由が丘で話す会】
9月23日(祝・月)受付13時より 13時15分-15時30分
場 所:自由が丘駅徒歩すぐ
(場所は、申込者にメールにてお知らせします)
申込→
9月23日 9/23(祝)木下黄太と自由が丘で話す会(東京都) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
また、10月に神戸では講演会を開催します。
神戸在住の避難者からのご要望にお応えしているものです。
神戸でのイベント開催は2015年からおよそ4年ぶりになりますし、
講演会は2013年以来、6年ぶりになります。
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【 10/13(日)木下黄太神戸講演会 2019 】
久しぶりの神戸での講演会開催となります。
メールマガジンでも書きにくい話を語る会になります。
今の日本が置かれている現状、放射能と被曝に関する問題点を、
皆さまとじっくりお話したいと思いますので、 是非ご来場ください。
【日時】2019年10月13日(日)
受付開始:13時、開演:13時30分、終了予定時間:15時30分
【場所】葺合文化センター 中会議室1
(兵庫県神戸市中央区熊内橋通7丁目1番13号 神戸芸術センター6階)
★神戸市営地下鉄新神戸駅下車 徒歩約4分★
★阪急春日野道駅下車 徒歩約15分★
*2013年「木下黄太 ウクライナ報告会 in 神戸」で使った葺合文化
センター大ホールとは違う場所になります。お間違えのないよう、
ご注意ください。
【定員】50名(先着順)
申込→ /
10月13日 木下黄太神戸講演会 2019(兵庫県) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
交通事故の影響もあり、およそ四年近い時間が経過してしまいました。
神戸という場所でどういうことが話せるのかを考えています。
《略》
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