「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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セクハラ被害者が対象の音声を隠し撮りするのは常識、というかリスクがある取材で録音しない方がおかしい。

2018-04-21 23:01:52 | 福島第一原発と放射能

木下です。喉の体調不良が好転していない為、出来ることが限られています。

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【 セクハラ発言で財務省事務次官辞任、言葉でなく具体的セクハラを女性記者に仕掛けた政治家や官僚が少なくはないという現実 】
【 同じ画面に同じキャラが二人描きこまれて放送の「ちびまる子ちゃん」、どこまでありえないミスなのか? 】

 さて、日本にはジャーナリストが本当は殆どいないことがよくわかる話があるので簡単に書いておきます。

財務事務次官セクハラ被害に遭った女性記者が音声を隠し撮りしていたことを非難する話が一部マスコミ側から出されています。

頭が完全におかしいです。

そもそも、被害者が法的対応をどうするのかということを考える場合に録音は不可欠です。

新潮に提供した手法はともかく、録音は何らかの形で公開される可能性も含めてするしかありません。この場合は被害者ですから議論の余地など全くありません。

100パーセント録音するしかありません。

「取材相手だから断らずに録音するのはおかしい」などと寝言を言うマスコミ関係者がいます。

頭がおかしいです。

この場合は被害裏付け作業も兼ねていますから、録音に疑問の余地はありません。

というか、取材相手がセクハラでなくても何らかのリスクが存在する相手であれば、更に取材内容に関して覆す可能性があったら、その取材内容にこちらが録音することは何もおかしくはありません。現実に録音の可否を相手に聞いたら取材など成立しませんから。

その音声をそのまま公開するかどうかはいろいろとありますが、少なくとも重要なレベルの取材をする場合に、隠し撮りも含めた取材をすることはあたりまえの話です。

そんなことに、おかしいネット住民が言い出すならともかく、マスコミの範疇に居る人間たちが問題だと言い出すことに、どこまでお前らは保身が大事なのかと思います。

原発事故以降、基本的に日本のマスコミへの信頼感は僕には殆どありませんが、それを後押しする状況が今回も展開していると思います。

被曝国家では何一つおかしい話ではありませんが。

 

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 【 5/20(日)午後 三田医師&木下黄太講演会IN大阪 】

 

14時受付開始、講演午後14時30分~16時30分、その後も対応可能。
『淀川バイブルチャーチ』(大阪市都島区毛馬町3-3-26)
大阪駅前から大阪市バス34路線守口車庫前行「毛馬橋バス停」歩3分 
申込&詳細⇒ http://kokucheese.com/event/index/513379/
主催「放射能から身を守る会」他

 

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三田医師「能力減退症」インタビューが文春オンライン掲載、5/20(日)大阪講演開催。

2018-04-17 17:49:57 | 福島第一原発と放射能

【物忘れがひどくて、疲れやすい。最近ふえている「能力減退症」とはどんな病いか】4000人を診察した医師からの警告

http://bunshun.jp/articles/-/6958

こうしたタイトルで文春オンラインに三田医師へのインタビュー記事が掲載されています。

内容は、ブログ読者の貴女には既知の話が多いかと思いますが、日本を代表する出版社のオンラインマガジンで、インタビュー記事として掲載された状況は確認してください。

但し、一点だけ言っておくと、この原稿には「放射能」「被曝」と言った用語は一切登場していません。これが文春の限界です。会社として、そういう内容には踏み込まずに掲載するのが、「首都圏の放射能による健康被害」に関する今の日本のマスコミ感覚という事です。これも認識しておいて下さい。

来月、三田医師と僕とで大阪で講演を開催します。ご来場ください。

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【 5/20(日)午後 三田医師&木下黄太講演会IN大阪 】

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政治家・官僚・警察等の取材相手にセクハラされた新聞・テレビの女性記者は一社でも相当数は存在します。

2018-04-16 16:38:20 | その他

 木下です。

 交通事故後遺症に加えて、二週間近く喉の腫れがひかない為、家で半眠りの状態が続いていて、ブログの更新まではなかなか手が回っておりません。すいません。メールマガジンは何とか配信を続けていますから、まずはそちらをご覧ください。

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 さて、財務省事務次官のセクハラ話が話題になっているので簡単に書いておきます。

  これから書く内容は、2011年までで、僕がテレビ局在籍時に聞いたり、見たりした話です。勿論、同業他社からも聞こえてきました。一社だけの話ではありません。僕の中では常識的な話でしかありませんが、世間的には信じられない話だと思います。

 

簡単に書きますが、女性記者に性的ニュアンスを仄めかしたり、そういう行為に具体的に及ぼうとした政治家や官僚や警察などの関係者は少なくありません。そんなことを全くしないまともな取材相手が圧倒的に多いですが、一定数でそうしたセクハラに及んでくる取材対象は存在します。ですから、取材相手から被害に遭う女性記者は、口頭でのセクハラなら相当数存在するのは間違いありません。

更に、これも口だけで言うにとどまらず、実際の行為として及んでくるケースがあります。一社でこういう経験に遭遇した女性は少なくとも複数は存在するでしょう。

そして、実行行為を加害者である政治家や官僚などが遂行したケースもあると思います(被害者が語らないので確認が極めて難しい)。犯罪者やカルト団体なら、こういうセクハラがおきてもおかしくありませんが、相手は政治家や官僚や警察等です。

 財務省事務次官のセクハラは許される話ではありません。彼のセクハラが具体的行為に至ろうとする話か、口先だけなのかは僕には判然としませんが、口先だけとしても許される話ではないと思います。

しかし、口だけの話なら、この事務次官と似たような言葉を出したことのある政治家や官僚や警察関係者は、ものすごい数、存在していると思います。

 更に事務次官が実際の行為(婦女暴行や暴行未遂、わいせつ等の具体的犯罪となる行為)に及んでいるのかどうかはわかりませんが、仮に具体行為はなく口先だけとしてもアウトです。

 事務次官は即刻辞任すべきです。

ただし問題はこの事務次官だけでしょうか?

絶対に違います。

それを考えると、同様の言説を女性記者に為した政治家や官僚などは、全員が同様の問われ方をすべきと思います。

そして、お触り(押し倒したり、未遂を含むレイプは論外)なども含めて、実行行為に及んだ公的立場にある人間、は直ちに自発的に辞職すべきと思います。

ぜひそうして欲しいですが、物凄い数の政治家や官僚などが辞職することになると思います。


取材相手からのセクハラ問題に関しては、メルマガでも具体的に見聞きした話も含め、詳しく書いておこうと思います。2011年の原発事故がなければ、この話を問題にする流れを作れないかと僕も考えていたテーマなので、それが出来なかったこととして忸怩たる思いもあるので。


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