「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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【強い疑念】総選挙突入で『原発ゼロ』小泉元総理とシンクロする新党代表の小池都知事という構図。

2017-09-25 23:51:35 | 政治

 反原発や脱原発という謳い文句が好きなだけで、本質的に被曝回避という事と程遠い人々は100%賛同すると思います。

新党、「希望の党」の代表に就任した小池都知事は、小泉元総理と会談し、「原発ゼロ」に関して意見交換を行ったと報じられています。

小池都知事は小泉元総理とは政治的に近い関係にありますし、小泉元総理が「原発ゼロ」を安倍総理に提言しても実際に動く気配は全くありませんから、その意味ではこの連携は必然と言えると思います。

新党のテーマとして、「原発ゼロ」も入っているそうです。

これにいち早く反応しているのは、菅直人氏。こうツイートされています。

《小池都知事が新党の政策として「原発ゼロ」を掲げた。小池さんとしては原発ゼロが多くの国民の共感を得られると判断したのだろ。福島原発事故以来原発ゼロ実現に最大のエネルギーを注いできた私としては、小池さんが「原発ゼロ」を掲げたことは大いに喜んでいる。この点での政策的連携は可能だ。》

勿論、「国難突破解散」と言い出す安倍政権に関して北朝鮮対応をメインに強い疑義を僕は持っていますが(総理自らが国難を拡大させている疑いを冷静な国民は持っているとも思います)、一方で民進と自民脱党者で溢れる新党にも期待は抱いていません。

その顔ぶれが悪すぎるので。

そうしたところで、小泉看板と共に小池都知事が、突然に言い出された「原発ゼロ」。

更にすり寄る菅直人元総理(何なんだこれは。自分の議席維持ですり寄っているだけではないのか?)。

こんな構図をきちんと理解して下さい。

本当に放射能汚染を考えて原発を無くす動きに彼らが邁進する可能性は果たしてあるのか?

北朝鮮との戦争もありうる状況で、都知事と党代表が同一人物という新党が対応可能なのか。

強い疑念を持ちながら、僕は考えています。

とにかく冷静に考えることがとても大切です。

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【こんな副総理を放置するな!】まだ現実におきていない北朝鮮難民を射殺する可能性を話す麻生副総理。

2017-09-23 23:13:55 | 戦争

 僕は北朝鮮との戦争が、今すぐにおきるのかどうかは別として、数年スパンでは発生する可能性は極めて高くなっていると思います。もはや状況はリアルになっています。

その戦時状況になるということを前提に、単なるお花畑平和主義は論外ですが、かといってただ好戦的言説を繰り返していても、何のプラスにもなりません。

極力戦争にならないようにする。

どうしても戦争になるなら、少なくとも日本国民の被害を少なくする。

そう言う事に関して、リアルな対応能力がある政治家でないと、有事には務まりません。

そうした状況にも関わらず、こんなバカな言説を安倍政権の副総理はしているようです。

「武装難民かもしれない。警察で対応するのか。自衛隊、防衛出動か。射殺ですか。真剣に考えなければならない」

すいません、そもそも北朝鮮からの難民が現在日本に押し寄せていません。

仮に押し寄せるとして、それをどう対応するのかを真剣に考えるときに、「射殺」という文言をまず口にしています。いいですか、「難民を射殺する可能性」をこの副総理はまず言及しているという事です。

アウト。完全にアウト。こんな発言は国際社会では許されないし、北朝鮮との緊張が高まっている時に、この発言は何のプラスもありません。相手を刺激するだけ。核兵器で世界を脅すカルト国家に対して、「難民射殺可能性」を副総理が公に話して、有事的感覚で何の得が有るのかです。

何一つ有る筈がないだろう。あまりにも酷すぎる、低レベルな発言。

即刻、麻生副総理は辞任すべきですし、国民はここまで愚かな政治家を放置してはなりません。最悪です。

皆さん、行動して下さい。


しかし、安倍政権は、トランプ大統領のお先棒を担いで好戦的メッセージを国連総会で開陳し他国に呆れられる安倍総理、おきてもいない北の難民を射殺する可能性を口走る麻生副総理、北朝鮮と断交せよと他国向けに演説する河野外相という布陣ということになります。

戦時有事対応のみを考えても、酷すぎる連中です。

本当に日本は終わっている。

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衆議院解散総選挙に関して最も留意すべきこと、北朝鮮からの核攻撃を最も避けられる政治家は誰なのか。

2017-09-20 00:55:55 | 政治

 今回の解散総選挙は、よくも悪くも北朝鮮対応という事になります。

 他のことも含めて今週のメールマガジンで書きますが、一番大切なことは、誰が総理大臣にいる方が、日本が核攻撃される確率を下げられるのかという事になります。

この場合、重要なのは、北朝鮮はカルトと同じような思考体系であることです。

こういう人たちに対して、どういう対応を具体的にするのが、日本への核攻撃を本当に避けられるのかという事です。

政治的にどういう対応をする人物なのか。

どの党というよりも、誰を選ぶべきなのか、そのリアリティが必要です。

それをぼんやりした感覚でなく、テレビに迎合するでもなく、自分の頭を具体的に使って、考える必要があります。

僕の考えはメールマガジンでお伝えします。

先週の木下メルマガ178号

 【 北朝鮮の核実験場近隣エリアで発生した「鬼神病」⇒チェルノブイリの被曝症状に類似という現実 】 

【 国連安保理決議後にミサイル発射という北朝鮮の対決姿勢、その建国記念日に祝電を打ったプーチン大統領という構図 】

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北朝鮮ミサイル飛来の今日「新規原発増設」「ミサイル着弾で大量の放射性物質は出ない」と宣う電事連会長。

2017-09-15 23:59:55 | 福島第一原発と放射能

きょうの朝方、北朝鮮からミサイルが飛んできました。

それで、日本政府はJアラートを鳴らして、東日本では一時警戒状態となりました。

そしてその後、今日は電気事業連合会・勝野哲会長の定例記者会見がありました。

電事連は電力会社の連合会ですし、この人はその組織のトップで中部電力の社長です。

ここでご本人が原発の新規増設を積極的に考えるようにぶち上げました。

ミサイルが発射された後、その日にです。

そして、更にミサイルが原発に打ち込まれても、原発は航空機衝突にも対応できるので、放射性物資は大量に出ないとおっしゃったそうです。

パチパチ!!!そんなに日本の原発は堅牢なんですか。知らなんだ。

北朝鮮がこういう挑発を踏まえて、更に反応して、有事に日本の原発にミサイルを撃ち込むリスクは、間違いなく増加しました。

このおっさん、そういうこともまったーく認識してないだろう。

馬鹿馬鹿しい輩に牛耳られるこの国。

合掌。

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経産省前「反原発テント」代表とみられる男性を逮捕、こういう話に無関心な反原発被曝回避ネット住民の病。

2017-09-12 14:23:50 | 福島第一原発と放射能

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【 「水爆」規模の核実験で見えてきた、北朝鮮核ミサイルリスクの本質は想定以上のスピード感 】

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 正確に書くと、経産省前の反原発テントという存在がありました。今はテントを2016年に国が撤去していますから、それでもそのあたりに反原発&被曝回避側の住民が活動を続けている状態です。

経産省前と言えば、植え込みの土壌が高線量を出すので確認したら、セシウム合算で1万Bq/kgを超える数値を叩き出すところで、僕は近寄りたくもないポイントですが、年配の左翼活動家や市民活動家の方たちが、ずっと運動を続けていらっしゃいます。

僕はそんなにこのテントの人々と交流はありません。

それでも、反原発に留まらず、被曝回避側とも連携する部分があり、その動向は気にしていました。

経産省前テント撤去については、不法占拠が長く続いていて、実はよくあそこまで長期に国は我慢したなと思っていたこともあるので、それ自体は時間経過での必然的感覚が強かったですし、そんなに大きく考えていませんでしたから、今まで殆ど触れていませんでした(一日二万円、数千万円の土地使用料を払えと地裁が命じているのはどうかとは思いますが)。

しかし、今回の話は違います。

「今日9月11日は、18時から、経産省前で経産省テント6周年があります。脱原発を実現していこう!」

例えば福島みずほ議員がこんな感じでツイートしてる運動。基本的には反原発側で節目に運動をもりあげるイベントの状態。

ここに警察が神経をとがらしてきたということです。

実は前段があって、ことしの1月にテントの共同代表がタバコの火の不始末などから経産省との境にある植え込みを一部燃やし、建造物損壊などで逮捕される事案も起きています。

これを「不当逮捕」と運動側は言いますが、火が植え込みの枯れ草を燃やしているのも事実で、権力に対峙している市民運動の代表者としてはお粗末な話だと思います。相手側は、法的に問えることなら問うてくるのが当たり前ですし、そもそもテントは前にも失火でボヤ騒ぎを起こしていますから。

ここまでは僕も感覚的に、みなさんに僕から伝える話ではないと思っていました。

ただし、今回の逮捕は、そのレベルが一段上がっていると思います。

きのう僕がシェアしたのはこうしたメッセージ(一部固有名詞など省略)。かなり早い段階で入っていたもの。

「今、電話が入った。国会あたりか経産省あたりであろう。経産省テント広場の代表が警察に連れて行かれたとか・・・・。もうメチャクチャやっている感じ。」この時点で事実関係は不明だが、反原発や被曝回避側には早く伝えた方がよいとおもいました。

しかし、ツイッターやFBで書いてもほぼ無反応。

数年前とは、圧倒的に違う状態に、僕はちょっとびっくりしました。

こうした体制側が反原発被曝回避側に対して、強制的な行動にかなり出た時に反応していたはずの人々が反応しなくなっている。

それがおきている現実と思います。

実際の状態を撮影している動画はこちら。10分以降から確認すればよいと思います。

 

youtu.be/VWqkw13DEe0

 報道内容では「無届けでデモ行進で公安部が逮捕」ということです。参加者は数百人もいないでしょうが、歩道で拡声器なども使って歩く状態(無届けでこれはやられる口実)があり、公安側はデモとみなしても法的な要件はおかしくはないと思います。しかし、こうした散発的な反対運動はこれまでも一定程度はあって、逮捕という形まで示してくるのかどうかは、当局側の考えによって違いは大きいという事です。それを今回は踏み込んで、わざわざ70代の代表者を逮捕しているということです。まあ、見せしめ逮捕。こうした反対活動をやりにくくさせる感覚が強まっていることがわかります。

僕はこのことをブログにするのは、警察の対応を指摘することだけが目的ではありません。

こうした状況を一報で伝えても、反原発や被曝回避側のネット住民、その圧倒的多数は無関心、というか視野にも入っていないという事です。

これちょっと酷すぎます。

左翼活動に従事しろなどとは言いませんが、起きていることくらいは確認する癖をつけろと僕は言いたいです。

最早思考の枠外に置いていることがあきらかです。

それは根幹から間違っている、それも認識しない人がどんどん多くなっている状態を本当に訝しくおもいます。

それよりも、反原発被曝回避側で、どうでもよいミネラルウォーターの自然ウラン話で攻撃をする輩や僕への嫌がらせばかりを行う輩を見ていると、あまりにもまともな人の少なさに絶望を感じるしかないと僕は思っています。

 今回の抗議活動が、事前にデモ届をすべきではなかったのかと、映像を見て僕も思わないではありません(おかしいですが日本は抗議活動に関してあまりにも法的制約をかけていますから)。しかし、無理に逮捕しなくても済む事案とも思います。この事案で逮捕されている状態になっていることすら、正確に認識しないで、反原発も被曝回避も達成できません。

国内にいたらどこでも。

国外でも、日本国籍を実質捨てて海外のみで収入が確立していなければ、こういう状況は認識すべきです。

そういう当たり前の意識を持つ人が反原発被曝回避側ネット住民には圧倒的少数となっている。

問題はより悪化して、体制側はより抑圧的になっているのに。

こうした不感症は、「病」と僕には思えます。

貴女は「病」でしょうか?

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韓国の原子力委員会「キセノン133を0.43mBq/立方メートルを検出」と発表。

2017-09-09 12:28:26 | 福島第一原発と放射能

昨日、韓国原子力委員会が発表した内容です。

「원자력안전위원회는 북한 핵실험 이후 현재까지의 포집 시료 분석 결과, 육상에 설치되어 있는 고정식 포집 장비에서 방사성핵종 제논-133(Xe-133)이 미량(0.43mBq/m3) 검출되었다고 밝혔습니다.」

「原子力安全委員会は北朝鮮の核実験以降、現在までの捕集試料の分析結果、陸上に設置されている固定式捕集装置から放射性核種キセノン 133 (Xe-133) が微量 (0.43 m B q ・ m 3) を検出したと発表した。」

希ガスであるキセノンは半減期が5日程短い為、過去の影響ではないものと思われます。しかし、実は韓国内の原発からも微量漏れている可能性が否定はできないため(韓国の古里原発は世界最悪と言われる運用状態)、ここ数日の気流などで最終的な由来を確定したいという事のようです。

いずれにしても、極めて微量なキセノンですから(福島第一原発事故で放出されたキセノンと比較する量では全くありません)、日本への影響は現時点では考えなくてよいと思います(実験場の上にある山が崩壊するなどの異変がおきれば別です)。

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北朝鮮「水爆」実験で地下実験場の山が変形⇒崩壊の場合、日本へ放射性物質の飛散がありうるというリスク。

2017-09-07 03:01:01 | 戦争

 僕は被曝回避側ネット住民の大半の意識を信頼していません。この北朝鮮による核リスク増大を、安倍政権批判で誤魔化しているからで、それは何の解決にもなりません。安倍政権だろうが他の政権だろうが、北のリスク増大の流れは本質的に変わりません(トランプ追随の安倍政権は最悪でも、北朝鮮リスクが他の政治家でも消え去る状態ではありません)。

今回の北朝鮮地下「水爆」実験は今後も相当に大きくなっていて、この後どこまでエスカレートするのかは、全くわからず、何一つ安心できません。

しかし、そういう軍事的・政治的推移の結果として実際に戦闘にならなくても、実は放射能防御や被曝回避の意識がある人にとっては、またしてもリスクが大きくなりつつある状態ができつつあると思います。

これは特に豊渓里から、日本海側で一番近くにある対馬や島根県がおよそ700キロ程度の範囲にありますが、こうした場所へ、北朝鮮からの風向きによって放射性物質が大量に飛散してくる可能性がありうるという事です。

山崩れが一部で発生している可能性があり(画像はhttp://www.38north.org/より引用転載)、中国の地震関連研究チームである中国科学技術大学地震地球内部物理重点研究室の温聯星教授はそのパワーがかなり大きかったことを指摘しています。そして、更に大きい地下核実験が実施されれば山体崩壊も指摘されているようです。

つまり、実際に戦争状態にならなくても、地下核実験の行き過ぎで、実験場の上部にある山が崩れ、放射能が、放射性物質が大気中に出てしまい、飛散影響もありうるリスクも考えられるということです。風向き次第で、日本に飛散する想定はしておくしかありません。

地下核実験は、コントロールされていれば、ほとんど外部には漏れてこないのですが、そういうコントロールが十分になされないまま、大きな核実験が繰り返されると、こんな馬鹿げたことも発生する可能性があるということです。

被曝回避、放射能防御を考えていると称していた人々の一定数が、こういうリスクも直視せず、「安倍政権を批判していれば事が済む」というような対応を続けているのは、あまりにも低劣すぎて話になりません。

リスクというのは、原発にしろ、こういう戦時的な状況にしろ、きちんと直視しないとどうにもなりません。

読んでいる人の一部でも、僕がなんで憤って書き続けているのかを理解して下さい。

北朝鮮の核実験・ミサイルは、安倍政権の煽りと批判すれば済む話ではありません(安倍政権の本質的是非は別の話)。

現実のリスクです。

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「水爆」可能性もある過去最大規模の北朝鮮核実験、米朝緊迫で核ミサイル攻撃に巻き込まれかねない日本。

2017-09-03 23:53:26 | 戦争

「北朝鮮はアメリカに敵対的で非常に危険な存在だ」

「北朝鮮に融和することが上手くいかなくなっているのは韓国もわかりつつある。」

こういう内容をトランプ大統領はここ数時間にツイートしています。


日本列島を飛び越えるミサイル発射に続いて、今度は地下核実験も強行した北朝鮮。

放射性物質もわずかには飛散する可能性はありますが(線量でなく大気捕捉でつかまえられるのかどうかという微量でしょうが)、それでも今回の核実験は、それに付随しておきた地震がマグニチュード6.1という推定もあるらしいですから、前回の核実験よりも10倍近く大きなものの可能性もあり(日本政府は広島原爆の4~5倍と推定)、水爆実験となっている可能性も否定はできません。

ともかく大きな規模の破壊をもたらす核兵器を北朝鮮が現実に運用可能となっているという事がわかります。

彼らは「ICBMに搭載できないのでは」とする西側の見方を否定していて、「搭載可能」と言い続けています。

また、ミサイル落下の精密度が悪くても、核爆弾の規模が大きくなっていることがわかると、日本へのリスクはどんどん高まります。

アメリカへの核ミサイル攻撃を北朝鮮は先んじて行う可能性は低いですが、この状態を良しとしないトランプ大統領や米軍の一部が軍事作戦を北朝鮮に敢行する可能性はやはり否定はできません。

この場合に韓国と北朝鮮との戦闘が始まるだけでなく、中距離ミサイルによる攻撃が、日本の米軍基地、主要都市部、原発周辺に為されてもおかしくはありませんから。

大きな規模の核爆弾、水爆が更に実用化されると、それが一発でも現実化したら、例えば日中の東京中心部に落とされると、ほぼ山手線内が壊滅しても何もおかしくはありません。最終的に何百万人が死んでいく結果になっても何も不思議はありません。

また原発の原子炉建屋に精密に落とせなくても、建屋に近い敷地に、こうした大きい核爆弾を落とせば、原子炉も吹っ飛んでしまう可能性があり、日本の一定エリアがまたしても高濃度被曝汚染地になることも想定しないとなりません。この場合は直ちに避難しないとならないエリアが複数県にまたがる可能性もあると思います。

現時点で、広島原爆の数倍の核爆弾は彼らは「使える」立場にいますから。

こういう「戦時下」で、どうして原発を再稼働させるのか、全く理解不能な話ですが、こうした現実的危機の真下に僕も貴女も生きている時代になっていることだけは、認識するしかありません。

こんなサイトでは、どの程度の核爆弾が落ちると、どのエリアまで被害が及ぶのかを図示しています。参考程度に見てみて下さい。

http://www.carloslabs.com/projects/200712B/GroundZero-2-6.html

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2017-09-02 23:59:59 | 福島第一原発と放射能

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「自分はおかしくなっていないのか?」被曝回避側、避難者でこういう内省を怠っている人々は本当にまずい。

2017-09-01 23:56:36 | 福島第一原発と放射能

 被曝回避側の避難者で、精神状態があきらかにおかしくなっている状態があるケースがまた聞こえてきた。本当にまずい。バランス感覚の喪失、過剰なのめり込み。

 「自分がしていることは、まずくないか?」と自省できなくなっている人は、きちんとした精神科医やカウンセラーに一度は行く方が望ましい。勿論、被曝回避側の医師やカウンセラーでおかしくなっている人もいるから、そういう立場の人のところでなく、フラットな立ち位置の人のところに行く方が望ましい。

恐怖ということに人は徐々に慣れていくと言っている人が居たけれども、それよりも、恐怖心が累積して過剰な恐怖心に変貌する人々が多くなっていることの現実が大きいと僕は考えている。

放射性物質のリスクをどう回避するのかということがいくら大切でも、そのことの恐怖心ばかり考えていると、人は狂う。一定程度回避策を取り、更に汚染地からも避難して(西や北海道に移住)、食の出所に気を使えば、殆ど有効なことで出来る話はない。

バランス感覚を考えること。

そして、「自分の意識は大丈夫か?」と自問自答したり、内省する精神状態がないと、被曝回避側の人、避難者は本当にまずいと僕は思います。

おそらくそういう人々が多すぎるのは間違いありません。

自省して下さい。


 

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