「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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「発射前夜に限り総理は公邸滞在」⇒「北朝鮮が安倍を助ける為のミサイル茶番劇」という妄想を振りまくな。

2017-08-30 23:30:00 | 戦争

 今回の北ミサイルに関連して、原発リスクなども含めて、メールマガジン177号で昨夜詳しくお伝えしました。読みたい方は今からでも、お問い合わせください。僕の情報発信、重要部分はメールマガジンになっていますから。

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最新177号

【 北朝鮮ミサイル発射を過小評価する人々への警告、強硬な安倍政権で安全保障リスクが減ると思い込む人々の無知 】
【 北朝鮮ミサイルリスク顕在化でも原発を再稼働する日本政府、常識による運転停止の申し立てを黙殺するマスコミ 】

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 ネットをまともに読むと、頭のおかしい、もしくはそうした人々を商売のターゲットにした情報にあふれている事は、本当に気持ち悪い話です。

そういう人々が北朝鮮ミサイルに関して、今一番話していることは、安倍総理が発射前夜に限って公邸に滞在していて(通常の夜は私邸に帰っている事が多い)、事前に発射を知っていたのではないのかという内容です。

まともな人なら、米韓の情報網から、北朝鮮の動きが一定程度捕捉されていて、明日可能性が高いという分析が総理に上がっていて、それで本人は公邸に留まったのだろうと普通に思います。そもそも総理は頻繁に私邸に戻るのでなく、基本的に公邸で居るべきですから、そういう対応そのものをきちんとすべきというのは、至極真っ当な話です。

しかし、話はすり替えられます。

冗談で「安倍総理の都合よい時に、北朝鮮はミサイルを発射している」と言うなら理解はできます。冗談なら。

しかし、安倍総理は統一教会関連で北朝鮮とつながりがあり、このミサイル発射は茶番劇なのだとか、安倍総理の窮地を助けるために北朝鮮はミサイルを発射しているなどというネット上の世迷いごとを見て、更にそんな言説を一定程度受け入れているネット住民を見ると、あまりにも低レベルな人々が多数な、おぞましい光景が見えるだけです。

 安倍総理と統一教会の関係については、反統一教会の活動をしている弁護士や反カルト取材をしているジャーナリスト仲間との話でも、普通に話題として出ます。御本人が現在、どこまで関係があるのかは不明ですが(本人が親密な関係であると示す傍証は殆どありません)、過去に関連団体に祝電を打っていることもありますから、選挙関連も含めて何一つ関係がない状態とは思いません。しかし、この統一教会を経由して、北朝鮮の現体制中枢と安倍総理が密接に繋がっている状態があると、少しでも思っている反カルト系の弁護士やジャーナリストはほぼいないです。

 そして、「安倍氏を救うために金正恩氏がミサイル発射をさせる」などと言うことなど、まともな知見がある人々の間で、まともな状態で一度も話に出たことはありません。もしも、安倍氏がそんなことを裏でしていたら、日米関係、国連などの関係が何もかも崩壊します。そんなことをするメリットも安倍総理に全くないし、そこまでの国際的ネットワークが安倍氏周辺に存在すると考える方がどうかしていると思います。そもそも安倍総理の能力を冷静に考え直せば、自ずと答えは直ぐにでます。

安倍総理の政治スタンス、安全保障への姿勢、憲法観、アベノミクス、加計スキャンダル等は大きな問題と僕も思いますし、だからといって事実と全く違う話を流布させて良いとは思えません。

 完全な嘘か妄想です。

 こうした頭のおかしい人々の妄想、更にお金を稼ぐための嘘が跋扈していて、その妄想や嘘の方が、北朝鮮ミサイルリスクという現実に直面しなくて済むから、意識がなだれ込む愚かな人々が多数のネット住民という事です。

 これは、非現実的閉鎖的ネット集団において、ある種の集団的な病と考えるべき話です。こんな愚かな対応を続ければ、彼らは、まともな社会的行動は微塵もできないだろうと僕は強く思います。9.11はアメリカによる陰謀でツインタワーを破壊したのだという話と同じ、最低の輩たちが、日本でも跋扈し続けています。頭のおかしいネトウヨを笑うことは残念ながらできないと思っています。

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明日31日の東京新聞特報面は参照されて下さい。

 

 

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日本を横断した北朝鮮ミサイルを過小評価する人々の愚劣⇔安倍政権でないと危機対応できないという妄想。

2017-08-29 12:15:55 | 戦争

 北朝鮮が中距離弾道弾とみられるミサイルを発射し、日本領空をかすめて(最高高度は550キロですが)、北海道よりも1100キロ以上は離れている太平洋海域に落下したと思われます。日本を飛び越えてミサイルが落下したのは8年ぶり。北の現体制では勿論初めてですから、大騒ぎは当然の話です。

 このことについて、ミサイル発射告知から、落下までわずか数分しかないから、Jアラートは無意味という話が拡散していますが、僕は情報はないよりもあった方が如何なる場合でもマシという立場です。そもそもアラートで何かを守れるという担保など少しもあるはずもありません。しかし「知らない」立場にいることと、起きていることを早く「知る」立場にいることは、どちらにしても大きな違いがあります。理性的かつ論理的思考が為される人なら、情報は少しでも早く知る方が望ましいです。

日本政府の外交スタンスに、問題があるとしても、現況の極東情勢を考えると、こうしたリスクを伝えていることそのものは、間違いとは言えないです。

自民安倍政権と対峙する民進党、その代表選挙は間近ですが、党内で安全保障政策で正反対の立場と言われる候補二人ともが、同じようなツイートをしています。

 あたりまえですが、一定の安全保障上のリスクが現実に存在すると分かっているなら、その事象に対しての見解は、政権側も野党も、安全保障の考えや憲法観の相違はあっても大きく変わりません。こうしたリスクが肥大化している状態であることは否めません。

このリスクが増大している背景は北朝鮮内の状況と、それに対峙するトランプ大統領のアメリカ政府の対応にあり、日本は被災国となるリスクがあるにもかかわらず、実際には有効なコミットメントが出来ない状態です。出来ることが少ない中で、危機がはっきりと形を示していることについて、それを嫌がる気分をいくら開陳しても何の解決にもなりません。日本が起こそうとしている戦争でもないのですから。

戦争は日本人の安寧とした感覚で避けられるものではありませんから。

そして、この状況は、国民の判断意識が低すぎる日本では結果的に安倍政権に有利に働くだろうとは、僕も予測します。

但し、こういう事態は、安倍政権だろうが、違う政権だろうが、北朝鮮に関して何か大きな変化は日本で政策的に大きな変化が起こりにくいことも、野党代表選候補のツイートを見てもわかります。

 今回の状況で、「強硬な安倍政権が北朝鮮対応の為に役立つ」等と考えていく国民がいるとしたら(間違いなく一定数います)、それは完全な間違いです。実質対応は総理が誰が行っても似たり寄ったりな話。むしろトランプ政権に媚びを売り続けるスタンスを国際的にダントツに示している安倍政権の方が、ミサイルリスクはやや強まると考えるのが冷静な判断と思います。こういう誤った妄想を広げて、内閣支持を強めようとする構造が安倍政権には対北朝鮮対応で前から見える話です。注意して下さい。

 それにそもそも、北朝鮮にミサイルを横断された国で、北朝鮮に近い日本海側で、大飯原発を再稼働させていく状態。そして朝鮮半島から最も近い、九州の北部にある玄海原発を再稼働することも。ミサイルと並んで、きょうのニュースになっている。こういうことを平然と行う安倍政権は本当にリスクが大きいと感じている。それが、安倍政権の本質、 危機管理の根幹が全くおかしい。

 


今回の北ミサイルに関連して、原発リスクなども含めて、メールマガジンで詳しくお伝えします。次号177号を少し早く、本日か明日に配信いたします。

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茨城県東海村の甲状腺検査、3000人以上が受診し、B判定は28人、C判定などの癌疑いは無し。

2017-08-28 02:09:33 | 福島第一原発と放射能

 【通知】

 最近、被曝回避側で精神的におかしくなっている事例は本当に多く、この夏そんな状況の人に、直接にも間接にも遭遇するケースが多いのです。直ちに精神科のクリニックを受診し、一定治療後に社会復帰された方が、あなたがたの為と思います。

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甲状腺A1判定は1384人、A2は1667人、Bは28人。

茨城県東海村で対象は事故当時15歳以下だった5797人。

結構受診率も高い。

東海村は都内西部と福島第一原発事故の汚染程度はあまりかわらないと思います。特に、甲状腺がんの疑いまでも持たれる人はいなかった模様です。

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旧「真実を探すブログ」が2014年7月にネットで公開していた「運営元」が全くの虚偽と判明。

2017-08-26 23:11:02 | 福島第一原発と放射能

2014年7月に、旧「真実を探すブログ」(現在は「情報速報ドットコム」)が明示していた運営元は下記のとおりです。


これについて、この企業代表の家族より連絡がありました。

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当時、私が真実を探すブログさまの広告運用のお仕事をさせて頂いており、広告会社の配信審査にてブログの運営元が法人でないと配信審査が受けられない状況でございました。

(審査の結果、広告配信には至りませんでした)
 
そこで×××(画像の有限会社)を一時的に運営元として、審査をかけるために記載しておりました。
 

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 メールしてきた本人に直接確認もしました。

 広告会社の配信サービスは複数あって、そのうちの或る会社は、企業が運営しているブログでないと、広告配信できる可能性がそもそもなく、そのために事実とは異なる有限会社が運営元であるという記載を提案し、「真実を探すブログ」が受け入れたという事です。

実際に広告配信はOKされなかったので、結果的に何もならないですが、これ配信されていたら、社会的には終わっていても何もおかしくない話と僕は思います。

完全にアウト。こんなことまともな人たちはしません。

更に「真実を探すブログ」について、こうした広告配信を別に紹介することで、利益をもたらしたこともわかりました。

しかし、驚いたのは、広告配信利益を得る為に、運営元を平気で偽っていたのが、「真実を探すブログ」ということです。こんなこと社会常識があればする話ではありません。このブログが社会常識がなく、間違いや誤報が多くあり、滅茶苦茶な対応をしていた背景事情が更によくわかりました。

社会的に運営元の会社を、嘘の明示をしていると完全にアウトです。

なお、僕のところにはこの「真実を探すブログ」の山田氏からは脅しのようなメールが何通か過去に届いてますので、それに関する僕からの警告を再度掲載しておきます。

この「真実を探すブログ」山田氏から届いてる脅しのようなメールの趣旨は、
<「木下の講演会に行ってトラブルになったこともある」という話が読者から届いてるので、(「真実を探すブログ」への追及を)やめないと公表する>という話ですが。。。

こういう脅し文句を平気で言ってくる感覚は最早呆れ果てる話です。

レベルが低すぎる。

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★「真実を探すブログ」に関して

こちらの見解を勝手に捻じ曲げて、被曝回避や移住に関して、見解を変えたという虚偽の内容記事をブログにあげています。前々からですが、このブログはどこまで、嘘を垂れ流すのかと思います。

 致し方ないため、このブログ筆者から、僕に宛てられた、「脅し」と認識しているメールを、次の段階で、皆様に公表することになると思います。虚偽の情報拡散は、名誉毀損に当たりますから、法的措置をこのブログ筆者等に対しても、検討いたします。覚悟して下さい。

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こんな低レベルのサイトを信奉していた愚かなネット住民が多数いたことも思い出すと、本当に日本は詰んでいるとつくづく思います。

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「木下は公安だ」という嘘の情報を発信した輩は愛知県内私立大学講師との情報、当該人物への警告。

2017-08-22 09:38:15 | 事務連絡

 僕を「公安」であると、嘘を拡散させたツイッターアカウント、 が何者であるのかという事について、確度の高い情報が寄せられました。

愛知県内(また愛知!やはり酷い)に存在する私立大学講師で、既に名前も判明しています。マーケティングが専門らしいとも聞いています。非御用学者を自称されていますが、学問領域そのものが御用的な範疇なのか?とも思います。こういうジャンルの大学講師なら、公安についてまともな知識や情報は皆無なのもわかりました。一般人の読書家よりも遥かに低レベルなのも頷けます。

のアカウントは、僕から指摘された直後に既にアカウントごと消滅していますが、画像も残存している為、虚偽の情報を拡散させた事実からは逃れる方法はありません。この輩は過去に@ Fibrodysplasia というアカウントを運用して何かの理由で突然に消えて、新たにというアカウントを同じように運用している輩ですから、また新たにおかしなことをやる可能性があります。

こちらが情報開示請求をすれば、実は特定は容易です。

特定した段階で(というか今直ぐにも電話できますが。。。)、当該大学当局に通報します。

また、名誉棄損で少なくとも民事訴訟は起こします。刑事的に追及可能なら、警察に被害届を提出することになります。

これはにとって社会的にかなり厳しい結果を招くことになります。

それでも宜しいのでしょうか?

僕に対して、8/31までに謝罪がない場合、上記対応を取ります。

こういう状態になりたくないなら、8/31迄に謝罪の意思があることをこちらにメールしなさい。その上でその後に、こちらが謝罪したと認めるレベルの対応が為されるなら、法的対応は執り行いませんし、大学当局には通報しません

人間として、最低限の常識があり、社会的地位を維持したいなら、当たり前の対応をすることはお勧めします。本人がこれを見ていない可能性が高いとまわりのネット住民は思うなら、教えてあげた方がよいでしょう。


しかし、何でこんな馬鹿げた対応ばかりし続けないとならないのだろうかと思います。。被曝回避側ネット住民で発信する連中の大半は相当に病んでいるとしか思えません。虚しすぎる話です。


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最新175号【 福島で開催「ハイスクール世界サミット」、高校生が風評被害防止のブランディング発表、主催者挨拶は森友疑惑で注目の安倍昭恵総理夫人 】

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本日午後に札幌講演。予約ない方も直接おいでください。

2017-08-19 08:36:19 | 福島第一原発と放射能
【 8/19(土)午後 木下黄太講演会IN札幌】

今の日本が置かれている現状、放射能と被曝に関する問題点を話し、内容を踏まえて皆さんと対話しておきたいと思います。

予約ない場合も直接おいでください。

開場 13:00 講演/13:30〜15:30

場 所:札幌市中央区北2条西7丁目 道民活動センタービル
    かでる2・7 1070会議室
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「放射能戦時下」で決定的なマイナス要因となりうる換気や空調システム、8/19(土)札幌講演。

2017-08-13 06:57:43 | 福島第一原発と放射能

 命というのは、具体的なコトでもある筈なのですが、その曖昧さも含んだ言葉でもあるためなのか、蔑ろにされる場合が多いモノと僕は感じています。

 お盆の時期に、「ヒロシマ」「ナガサキ」そして終戦という名の「敗戦」について語られる言葉を見ているだけでも、命は、権力を握っている人々にとって本当にどうでもよい存在にすぎないこと。そして、多くの民衆自らも、命についてのそうした状態を唯唯諾諾と受け入れているという歴史が確認できます。

「放射能戦時下」であり、更に核兵器等による具体的戦争リスクが増している、現在の日本でも似たような光景が展開しつつある状態とも、改めて思います。

実は最近聞いた、あるマスコミ内での体調異変者続出の話は、僕にはそうしたことと重なって考えられる話でした。

詳しくはメルマガなどでも書く予定ですが、みかけのコストを削減する命題を達成するためには、汚染がより酷い場所に移転させること等、当たり前のこととして「戦時下」には為されるという事がわかる話です。

そうした場に移ると、往々にして中途半端に古い建物であるケースに遭遇します。そういう建物でよくあるのが、空調システムや換気に問題があること。

これは、環境に一定量以上の人工核種(セシウム等)が存在する「放射能戦時下」なエリアでは、致命傷になりかねない話です。

空調による排除どころか、ビル内で核種の循環に過剰に寄与することもあり得ますから。

しかし、みかけのコストを削減する命題の前には、そうしたリスクは微塵も考慮されず、その命は結果的に蔑ろにされている状態という事です。

勿論、その事が、実はコスト削減メリットを大きく上回るマイナスが生じることも、旧日本軍と何も変わらないのですが。。。

こうした命を蔑ろにする、「戦時体制」において、一人一人がどのように生き延びるのかが、皆さんにとって至上命題になると思います。

そうした思考を捉えなおす場としての札幌講演を開催することになります。

避難者による詐欺事案まで報道されている札幌では考えることは多いと僕は思います。

【 8/19(土)午後 木下黄太講演会IN札幌】

 今の日本が置かれている現状、放射能と被曝に関する問題点を話し、内容を踏まえて皆さんと対話しておきたいと思います。

 開場13:00 13:30〜15:30  札幌市中央区中心部で開催。

 場所など詳細は下記申込サイトで確認ください。

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/478537/


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最新の174号「木下黄太メールマガジン」

【 厳しい戦いを続ける民進党を率先して離党する細野代議士について、改めて確認しておくべきこと 】

【 水爆実験被害報道番組の「フクシマの未来予想図」サブタイトル外しで歓喜する低劣ネット住民、不感症日本 】

次号は8/14に配信予定(お盆で配信日変更、通常は月4回金曜配信)

申込&問合せ⇒http://www.hoshanobogyo.com



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【言葉狩り】テレビ朝日「ザ・スクープ」がビキニ事件放送前に「フクシマ」サブタイトル削除の弱腰。

2017-08-02 11:16:55 | 福島第一原発と放射能

1年3ヶ月ぶりの札幌講演

【 8/19(土)午後 木下黄太講演会IN札幌】

 今の日本が置かれている現状、放射能と被曝に関する問題点をお話して、内容を踏まえて皆さんと対話しておきたいと思います。申込者があまりに少ない場合、今後は北海道での活動は取りやめようと思っています。今は申込者は少ないです。 

 開場13:00 13:30〜15:30  札幌市中央区中心部で開催。

 場所など詳細は下記申込サイトで確認ください。

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/478537/

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正確には「ザ・スクープスペシャル」という番組名。タイトルは「ビキニ事件63年目の真実~フクシマの未来予想図」。

要はビキニ事件、水爆実験の健康被害状態を伝える番組を、8/6に予定しているそうです。

そして、その番組で、マーシャアル諸島で被ばくした住民に健康被害が続いている状態を報告するのが番組の根幹であろうと思います。

この話は、よく知られている話。日本でも周辺海域で操業していた船員に健康被害が多発しているのは、常識と思います。

この番組に「フクシマの未来予想図」というサブタイトルがあったことで、ネットなどを中心に抗議が為され、テレ朝はサブタイトルを引っ込めました。

まあ、テレビ朝日の腰抜け感覚ならありそうな話ですし、僕は報道番組を作ってきた自分の感覚からすると、あの番組に昔から大きな期待はそもそもありません。ですから、こういう抗議がきて、その言葉狩りに簡単に崩れることの方が大いにありそうです。

自分の感覚でも、テレビ番組のタイトルは、新聞のラテ欄で目立つかどうかで作ります。勿論、番組内容と大きく異なることは許されないですが、その要素の中でどれが視聴率アップにつながるのかということを考えるしかありません。報道番組でも視聴率というハードルは大きいです。

それで、感覚的には、「フクシマ」というワードをここで使って視聴率が上がるのかと考えると、今の首都圏で、その用語で視聴率が上がると思えません。こういう反発もあるのは当然に予想できますから。だから、僕ならこういうタイトルは感覚的に最初から使いません。その内容に意味があるとしても(放送は8/6ですから番組内容の詳細は現段階で不明)。

むしろ、放射能でどれだけ被害が出ているのかを、直接的に響くワードでサブタイトルを作る方を選びます。その方が意味は大きい。

しかし、そういうタイトル選択感覚でも、この番組のやり方は、僕には好ましくは思えないです。こうしたタイトルは、プロデューサーなど番組責任者が作るはずですから、リスクコントロールを考えたのかも疑問です。

それ以上に、放送前からそうしたサブタイトルを抗議されたら引っ込めるという感覚そのものが、テレ朝が報道機関としてのプライドがあるとは到底思えない対応です。話にならない。論外。

 ビキニ事件のセシウム推定は280ペタベクレルでチェルノブイリの3.3倍とも言われますから、その周辺での健康被害は福島原発事故の周辺よりも直後は大きい可能性があると推定しても構いません。

 しかし、被ばくしたマーシャアル諸島の人口と福島原発事故で周辺で被ばくした人口は単純に比較は難しいですが、それでもマーシャアル諸島全体の人口はおよそ5万人、福島県は200万人近い人口を抱えます。

人口的におよそ四十分の一で、280ペタベクレルのセシウム137放出とみなされるマーシャアル諸島。

人口的におよそ四十倍で、24.7ペタベクレルのベクレルのセシウムが放出ともされる福島原発事故。セシウム134と137放出比は1:1として12.35ペタベクレル程度ともセシウム137は仮に考えられます。

仮に福島の22.6倍、ビキニ事件でセシウム137が放出されていても、人口は福島県だけで40倍多いのですから、健康被害に関しては福島の方が絶対数として多く出る可能性も否定はできません。

子どもの甲状腺がんでも既に福島では大変なことになっていますから。

そして、あたりまえのことですが、福島原発事故の影響は、セシウムの土壌汚染で判断すると、福島県どころか、南東北から関東全域、周辺の山岳部に及んでいますから、被曝人口は数千万人と考えるしかありません。

ビキニ事件が福島原発事故を直接的に結び付けたタイトルをつけるのかどうかは、僕の感覚でもリスク感覚でもやらないですが、そうした放射能被災した実態を比較することは、何もおかしい話ではありません。

しかも、放射能による海洋汚染という状態となっている点で、この二つは類似していますから、そうした比較をすることは何もおかしくないと思われます。

魚介類の放射能汚染リスクは今も続いています。

原発周辺海域のクロダイで30Bq/kgのストロンチウム検出もされています。

下記東電資料を確認してください。

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2017/images3/fish03_170713-j.pdf

こうした言葉狩りは実は何の益ももたらさないです。特に放送前には。

まずは番組を見て、くみ取れる教訓があるのか、ないのかを考えた方が良いです。

内容に問題があれば、それで抗議するのが妥当です。

そうしたことを冷静に考えずに、健康被害はおきないとする感覚で、警鐘に関して攻撃することは、言葉狩りに走ることは、落とし穴に自ら突っ込むことに他ならないと思います。


《追記》

このサブタイトル炎上で、この番組は逆に注目されました(新聞記事になった)。ビキニ事件の報道番組はあんまり視聴率は元々期待できませんから、実は炎上したことで視聴者は増える可能性はありえます。まさかないとは思いますが、万が一そこまで計算してタイトルを番組責任者が考えていたなら、作戦は図星ということになってしまいました。言葉狩りをしている愚かな人々は、そういうことも少しは考えた方がよいと思います。自分たちの目的遂行が何にあるのかを分かっていない愚かな人々の所業は、僕には笑い話でしかありませんが。

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