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「喉などの放射線治療による、がん男女比に近い」と医師指摘⇒県民調査二巡目25人甲状腺がん(疑い含む)。

2015-08-31 20:00:00 | 福島第一原発と放射能

本日、福島県民健康調査発表でした。

甲状腺がんとなった、もしくは悪性疑い(その後良性確定の1例は除く)、これらの先行検査は112人。

二巡目は、きょうの発表で、甲状腺がん、もしくは悪性疑いが25人となりました。

二巡目は、およそ8万人で、25人が甲状腺がん(悪性疑い含む)。10万人あたり31人以上の発生率となります。

これも、甲状腺がんの通常発生頻度よりも、明らかに多い結果のままです。

一巡目の先行検査が10万人あたり37人位ですから、数値的にかなり似通ってきています。

この二巡目、25人の内訳は、一巡目で、何も見つからず全く問題がないとされたA1判定から11人、5ミリ以下の結節やのう胞で20ミリ以下のものは認めるが異変はないと福島県側が分類するA2判定からは12人、B判定が2人です。

 

 

僕のメールマガジンでも、最新号は福島隣接地域の甲状腺がん3人に関して、書いています。そちらも、ご一読ください。

【 北茨城市で18歳以下に甲状腺がん3人という異常事態で、被曝に懸念する二人の医師見解 】 

被曝関連重要情報は木下メルマガでのみ配信、ぜひ購読を⇒⇒⇒http://www.hoshanobogyo.com/

 

さて、今回の福島県民健康調査の結果について、メルマガにも登場されている松崎道幸医師は次のように語ります。

計算してみました。男女比は1:1.4になりますね。 通常、甲状腺がんの男女比は 1:4.3というのが、自然発生だと思います。そうすると、この数字は、自然発生的でないとしか思えません。先行検査よりも、顕著な気がします。

また先行検査で、細胞診をした方のうち、2割が甲状腺がん、もしくは疑いが強いとなっているようです。

今回も、2割以上ですね。それも多い気がします。

また、先行検査で、問題がないとされたA1判定とかからも、結構出ているようですね。

一巡目先行検査は、元々甲状腺がんになるような人々を確認する意味での、スクリーニングという意味合いが大きいとしたなら、こうした先行検査で問題がないとされた人々から、甲状腺がんが突如出ていることは、自然発生以外の原因も想定すべき状態だと思います。

何か毎年新しい、甲状腺がんが続くのが、あたりまえのような状況ですね。

スクリーニングが、スクリーニングとして機能していて、被曝影響が関係ないとするなら、この段階、二巡目で、甲状腺がんは、殆どでないはずと考えられるのですが。

しかし、実際には出ている訳です。その男女比も自然発生とはあきらかに違います。

今回の甲状腺がん、平均9ミリといわれています。最初よりも小さいがんが多くなっている事に、いよいよ疑いは強まります。

二巡目も、確定的な検査していない人が半分以上ですから、この方達を、更に検査すれば、新たな甲状腺がんも数十人になるのではないかと思います。

我々の医学常識を超えている事実が示されていると思わないとならないのではありませんか。

それにね、一般的な話ですが、喉も含めた放射線治療で、甲状腺がんになるケースは男女比は1:1なんです。

そうすると放射線被曝による影響で、甲状腺がんに男女比はあまりないと考えるのが妥当なのかもしれません。

自然発生なら、ティーンエイジャーから30代にかけては、性差は分かりやすい事な筈なのに。

県民調査の対象が、主にティーンエイジャーで、こうした結果が、自然におきていると言うのは不可解です。

ここまで異変が顕著におきていることを、無視することは本当にまずいと思います。

また、こうした県民健康調査が、甲状腺がんに話を特化させて、血液の状態などについて、言及しなくなっていることは、相当にまずいことだろうと感じています。

そうした状況を突破するためにも、「福島からの告発」を、今週末土日、東京&京都で連続開催しますので、ご来場ください。

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放射能汚染による健康被害の現実をどう認めさせるのか。「被爆者手帳」ならぬ、「被曝者手帳」を作らせたいという思いが強まる、現実に起きている実態。

東京開催は予約枠残席10席程度、お早めに。  

世田谷 【9/5(土)夜 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」】

 福島県からの報告者(県内避難者)を招き、現地でおきている状態に関して、皆さんに伝えます。 あまり語られない白血病の実態。そしてチェルノブイリなどとの比較は? 被曝による健康被害を追い続ける木下黄太のトークを交え、最新情報とのリアル・セッションで、お届けします。 

 18:15開場 18:45~20:45

奥沢区民センター第一会議室(自由が丘駅徒歩9分。奥沢駅すぐ。世田谷区奥沢3-47-8)

申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/325194/

予約で参加費は安くなります。

現地からの報告:木幡ますみ氏(福島県大熊町民 県内避難者) 

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京都のみ、トークゲストとして医療従事者も参加いたします。

京都 【9/6(日)午前 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」 】

福島県からの報告者(県内避難者)と医療系ゲストに木下黄太も交えて、最新情報とのトリプルセッションを京都で開催します。 

9:15開場 9:40~11:40

ひと・まち交流館 大会議室  (下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1。河原町五条下る東側)

申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/325604/

予約で参加費は安くなります。

現地からの報告 木幡ますみ氏(福島県民 県内避難者) 

トークゲスト 薬剤師 井上玲氏(都内公立病院で抗がん剤治療関連業務も担当、現在は関西に避難移住)  

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「お父さんは白血病なの、もって3ヶ月。」こういう話が普通に聞こえる福島から、皆さんに呼びかける理由。

2015-08-30 20:56:12 | 福島第一原発と放射能

 

なぜ今回、「福島で白血病は本当に多発しているのか?」という訴えが、"大熊町"の町民である木幡ますみさんから、届く事になったのか。

どうしても黙っている訳にはいかないというご本人の強い思いは、下記のような感じです。

おそらく、原発事故後、2年から3年が経過した時点で、こうした訴えが、現地から発することが難しかった理由も話されると思います。

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 最近、私は大熊町の方を訪ねて何気なく話しをしていましたら、ご主人がトイレに行っている間に、突然に奥様が、「お父さんは白血病なのよ。もって3ヶ月ですと言われたけど、お父さんも死にたく無いし、私も生きて欲しいから色々頑張っているんだけどね。」と言われ、私も「死んでられないよ。頑張って欲しいし、私もそう言われて生きて来たんだから」と励ましましたが、私の気持ちは本当は大変ショックでした。

大熊町では、白血病で亡くなられた方や、又今白血病で治療中の方々があまりにも多いのです。

 先ほどの方も言われていましたが、「大熊町には白血病で亡くなられた人、今白血病の治療中と云う人が多すぎるよ。医者は因果関係は無いと言うけど、それはおかしいよ。調べるべきだよね。」と。

 きちんと調査をして、広島や長崎の原爆被爆者と同じような「被ばく者手帳」を持つべきです。長崎や広島とちょっと違うのは、「被ばく」の「爆」が「曝」の字の方だとは思いますが。

 大熊町は震災&原発事故の前から、子供達の心電図の異常が結構有ったのも、気がかりでした。震災前から、私は塾をやっていましたが、心電図に異常が有り、再検査になる子供さんが多いの事が、気がかりでした。

震災後も小学生には心電図異常が多かったです。再検査では大丈夫と言われていましたが。

でも震災前からですが、私がそのことをあまり言いますと、「それ以上はやめて」と言われました。今もですね。甲状腺の検査も、本当は心配です。仕方が無いと思いますが、なかなか検査をしようとしない。何とかしなければと思います。

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放射能汚染による健康被害の現実をどう認めさせるのか。

「被爆者手帳」ならぬ、「被曝者手帳」を作らせたいという思いも強い状態です。

この木幡さんが、現実に起きている実態を話します東京開催は予約枠残席20席程度、お早めに。  

世田谷 【9/5(土)夜 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」】

 福島県からの報告者(県内避難者)を招き、現地でおきている状態に関して、皆さんに伝えます。 あまり語られない白血病の実態。そしてチェルノブイリなどとの比較は? 被曝による健康被害を追い続ける木下黄太のトークを交え、最新情報とのリアル・セッションで、お届けします。 

 18:15開場 18:45~20:45

奥沢区民センター第一会議室(自由が丘駅徒歩9分。奥沢駅すぐ。世田谷区奥沢3-47-8)

申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/325194/

予約で参加費は安くなります。

現地からの報告:木幡ますみ氏(福島県大熊町民 県内避難者) 

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京都はトークゲストとして医療従事者も参加いたします。

京都 【9/6(日)午前 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」 】

福島県からの報告者(県内避難者)と医療系ゲストに木下黄太も交えて、最新情報とのトリプルセッションを京都で開催します。 

9:15開場 9:40~11:40

ひと・まち交流館 大会議室  (下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1。河原町五条下る東側)

申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/325604/

予約で参加費は安くなります。

現地からの報告 木幡ますみ氏(福島県民 県内避難者) 

トークゲスト 薬剤師 井上玲氏(都内公立病院で抗がん剤治療関連業務も担当、現在は関西に避難移住) 

 

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【 北茨城市で18歳以下に甲状腺がん3人という異常事態で、被曝に懸念する二人の医師見解 】 

『2015年真夏 木下黄太の大放談(6)』

【 既得権勢力の実は脆弱な構造、同工異曲で一見似ているが違う船に乗っている人たち 】など。

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「大熊町でモミの木が殆ど発育異常」放医研論文。来週末、その大熊町民"白血病"報告会を東京&京都開催。

2015-08-29 03:23:23 | 福島第一原発と放射能

【 北茨城市で18歳以下に甲状腺がん3人という異常事態で、被曝に懸念する二人の医師見解 】 

『2015年真夏 木下黄太の大放談(6)』

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福島の高線量地域で、モミの木が発育がおかしいという話が公表されています。

大熊町と浪江町、比較対象として茨城県北茨城市での調査です。

放射線医学総合研究所の渡辺嘉人主任研究員らが28日、サイエンティフィックリポートに発表したもの。

大熊町の33μSV/hのエリアで、殆どのモミの木が、「主幹」という芽がなかったそうです。

東京電力福島第一原子力発電所事故の影響を強く受けた、帰還困難区域内の空間線量率が特に高い地域に自生するモミ個体群を調査した結果を解析したところ、空間線量率が低い地域の個体群と比べて形態変化の発生頻度の顕著な増加が認められました。また、空間線量率に依存してその頻度が高くなっていることがわかりました。
この形態変化では木の主幹の欠損に起因した二股様の分枝が特徴的に認められました。主幹欠損は放射線以外の環境要因や物理的傷害(食害)などでも発生しうるため、必ずしも放射線に特異的な現象ではありませんが、一般的にモミを含む針葉樹は放射線感受性が高いことを踏まえると、今回の結果は、放射線が東京電力福島第一原子力発電所近くの地域におけるモミの形態変化の一因となっている可能性を示唆しています。

http://www.nirs.go.jp/information/event/report/2015/0828.shtml より


帰宅困難地域である、この大熊町で、こういう異常が、放射線医学総合研究所の研究者からさえ、伝えられている状態です。

そして、ここにも、帰還させようとする国の動きは、確実に存在しています。

あらゆる点で、正常な話はどこにもありません。

さて、来週土曜日夕刻に東京で、日曜日午前に京都で、開催する「福島で白血病は本当に多発しているのか?」は、こうしたモミの木の異常が出た"大熊町"の町民である、木幡ますみさんが、身近で起きている健康異変に関して、どうしても黙っている訳にはいかないという思いで、報告することから始まります。

被曝による健康被害、特に血液疾患などについて、情報を精査することから話を始めたいと僕は思っています。

これからが、剣が峰のスタートになるトークセッションです。

福島避難者、首都圏避難者は勿論のこと、この被曝問題を考え続けた人たちに対して、漸くスタートポイントが始まるトークセッションになると思いますので、どちらかの会場においでください。


東京開催は予約枠残席20席程度、お早めにお申込下さい。  

世田谷 【9/5(土)夜 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」】

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現地からの報告:木幡ますみ氏(福島県大熊町民 県内避難者) 

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京都はトークゲストとして医療従事者も参加いたします。

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原発周辺自治体言論圧殺の伊藤鹿児島県知事、今度は女子教育「サイン、コサイン教えて何になる」差別発言。

2015-08-28 14:26:26 | 福島第一原発と放射能

北茨城市の異変に関して、「報道ステーション」が昨夜報じていましたが、僕がメールマガジンで20時間以上早く伝えている内容に、中身的に全く届いていませんでした。

三田医師とも話しましたが、「いつものステーションの無難なまとめで、何にも切り込んでいなかったですね。」という感じです。

日本のメディアは何歩も何歩も遅れたままです。


木曜未明に、1日早く(通常よりは40時間以上早く)木下黄太メルマガを配信しました。

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政治家のおかしな話が相次いでいます。

今度は女性差別発言。

女子の高等教育に関して議論している席上で、「高校でサイン、コサイン、タンジェントを教えて何になるのか」という発言を平気でする人が、伊藤鹿児島県知事ということです。

川内原発の再稼動を促進させた張本人が、こういう古臭い感覚の持ち主であることが露呈しています。

結局、原発推進というのも、こうした古い感覚とのシンクロでしかありません。

この伊藤知事は、「立地自治体(市町村)と都道府県の同意でよい」とする「川内方式」を九電と推し進めた人物。

これは、被害がもたらされる可能性のある自治体からの言論を封殺した、許されざる行為です。

この行為は、九電よりも、この方式を肯定し進めた伊藤知事がより問題である話と思います。

今後、原発というもので何かがおきた時に、被害が及ぶ地域の言論を封殺することを無理矢理進めた地方政治家として、その政治責任を末永く問われる人物です。

そうした人物による、本人が後になって表面上でいくら否定しても、「女性蔑視」と判断するしかないこの差別発言。

最低の人間が、鹿児島県知事であることが、いよいよとはっきりとしてきています。

但し、こういう人物を選択して、知事に選んでいるのは、鹿児島県民の選択です。

前回選挙は、38万人の獲得票。ほぼダブルスコア。

もともとの「女性蔑視」が強い差別主義者が多い鹿児島という土地柄、その上で、お上礼賛が鹿児島県民が多数であるという精神風土もかなり影響しています。

他所から見たら、気持ち悪い精神風土です。

こうした地域で、何かが起きても、それは最早、県民1人1人の自己責任になるのかもしれません。

率先して原発再稼動を応諾する人物を、トップに据えるということを選択するのが多数の県民なのですから。

愚か過ぎるだけです。

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【異変】北茨城市甲状腺がん3人、福島より多い?可能性。19歳男子買春疑惑報道の恥、武藤議員は即刻辞職を!

2015-08-27 04:07:07 | 福島第一原発と放射能

未成年男子買春疑惑報道の武藤代議士と安倍総理の肩を組んだツーショット(武藤議員HPより)。



福島県いわき市に隣接する、茨城県北茨城市。

平成26年度の精密検査の結果3名が甲状腺がんと診断、原因に放射線の影響は考えにくいと北茨城市は公にしています。

僕は認識の浅さに、呆れ返るしかありません。

なんでこういう認識となるのか、その謎解きは、メルマガで行います。


さて、ここで、一昨年度に実施した甲状腺検査。0歳~4歳で1,548人の対象者のうち、1,184人が受診、C判定は0でした。

そして昨年度は、0~4歳のうちの未受診者、およびそれ以上の年齢で事故当時18歳以下が対象者となりました。

6,151人対象のうち、3,593人、58.4%が受診、C判定が2人見つかっています。

このうちC判定とそれ以外で精密検査をうけたケースで、あわせて3人甲状腺がんが見つかりました。

まず、北茨城市は、昨年度の検査では、18歳以下で甲状腺がんが1万人あたりでおよそ8.35人おきているということです。

これは、実は福島県よりも、多い割合でおきている可能性が高い数字です。

こうした異常な事態に関しても、メルマガで三田医師などに分析してもらいます。

木下黄太メールマガジン、最新号は、1日早く、本日木曜未明に配信しました。

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安倍総理とツーショットの武藤代議士。 なかなか仲良くて、いい感じですね。

さて、この武藤貴也代議士は、未成年男性を金で買って、性的な行為していたと週刊誌報道されています。 

本当なら、これも犯罪的な行為となります。。。最早、ギャグか。即刻辞職しろとしか言うことはありません。 

こんな疑惑を報道として取りざたされるだけで、議員バッジの資格なし、滋賀の恥です。 

滋賀県では釈明せず、東京での釈明を優先、しかし、きのうの会見も実がありませんでした。 

金銭話の本質は、存在しない筈の「国会議員枠」で、未公開株売買について、政治家の皆様が、何かをしているのではないのかという疑いが消えないことです。 

「未公開株の国会議員枠」なるものの、お金為に何らかの手口としては、実は政治家の間にはあるのではないのか。若手も若手の武藤議員に、こういう手口を教えた政治家は存在しないのか? 

僕は秘書給与流用事件の時と、似たような意味でこうした集金手段が、実は一部政治家の間にないのか? 

本人は、そして、未成年男子買春疑惑報道。 

どこまでも、落ちていく光景です。気色悪い。 

こうなるといよいよ現実味を増す、滋賀4区の選挙。ここで勝てる候補を擁立できないと、民主党は何をやっているのかといわれる状態であることも再確認しておきます。

 

 

 





 


「チェルノブイリの最悪汚染地で、白血病はどの程度増えたのか?」必読書『チェルノブイリの長い影』より。

2015-08-26 12:47:27 | 福島第一原発と放射能

 

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【 安保法制騒動と「憲法改正」で、本当は日和った安倍総理 】
【 「住宅支援打ち切り問題」と「金の切れ目が縁の切れ目」 】
【 東京中心文化で滅びる日本、特効薬は西の文化と移住東京人のシンクロ 】

 

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 チェルノブイリの最も汚染された地域では、白血病やリンパ腫などの状況がどうだったのかを、確認してみたいと思います。

こうした情報なども含めて、チェルノブイリの現況を、ウクライナの医療従事者らが書いた著作が、それほど長くない本としては、最もよくわかります。

ウクライナ軍事医学研究所副所長のオリハ・ホリシナ博士(下記写真)による著作。

『チェルノブイリの長い影』です。

翻訳書も出ていますが、ホリシナ博士本人がこのデータに関して、極力無償配布を希望していたため(直接伺っています)、僕達のグループで、国会が翻訳したデータをそのまま、WEBで公開しています。

下記に全容がありますので、まだ読んでいない方は、下記より、『チェルノブイリの長い影』全文のデータをダウンロードして、紙に印刷してお読み下さい。

http://nucleardisaster.web.fc2.com/01.html

来週末に、「福島で白血病は本当に多発しているのか?」とのタイトルで、福島からの報告者を招いて、東京と京都で、トークセッションを行う事になります。

この前提として、チェルノブイリがあるウクライナで、被曝問題を懸念して最も活動しているホリシナ博士の著作で伝えられている状況を確認しておいて欲しいと思います。

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1980~1985年、1986~1991年および1992~1997年にみる最も汚染された区域の白血病およびリンパ腫の平均標準疾患指標(10万人当たり)

上から順に、白血病およびリンパ腫、リンパ肉腫および細網肉腫、ホジキン病、複数の骨髄腫および免疫増殖性新生物、リンパ性白血病、骨髄性白血病、その他の白血病。

 明らかに、予想されていた症例数と、実際に観察された症例数との不一致は、チェルノブイリの影響は小さくなるどころか、さらに強くなり、予想も予測もしなかった影響を及ぼしてきており、依然として及ぼし続けていることを示すものであった。チェルノブイリの教訓を取り入れ、予測値が高まった放射線リスクの新たな現実モデルを開発するための包括的でひたむきな努力を行うことが不可欠である。

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もともとの発生数の1.5倍程度、50%程度増えている時期があることは、このデータからもわかります。

これを、ホリシナ博士らは問題視しているということです。

日本の白血病に関しては、下記のように言われます。

急性骨髄性白血病  10万人に6人  
急性リンパ性白血病  10万人に1人  
慢性骨髄性白血病  100万人に5人 
慢性リンパ性白血病 10万人に1~3人

勿論、疫学データ提供はありませんが、こういう内容も踏まえて、東京と京都で、来週末に連日開催します。

 

トークセッション「福島で白血病は本当に多発しているのか?」においで下さい。

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ひと・まち交流館 大会議室  (下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1。河原町五条下る東側)

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現地からの報告 木幡ますみ氏(福島県民 県内避難者) 

トークゲスト 薬剤師 井上玲氏(都内公立病院で抗がん剤治療関連業務も担当、現在は関西に避難移住) 

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『なぜ日本は、ヒロシマ・ナガサキの大惨事にもかかわらず、原子力を受け容れたのか 』IPPNWドイツ支部。

2015-08-25 12:02:52 | 福島第一原発と放射能

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IPPNW ドイツ支部の文章、『陰と陽 なぜ日本は、ヒロシマ・ナガサキの大惨事にもかかわらず、原子力を受け容れたのか』を紹介しておきます。

僕はこの文章に同意できるところと、同意できないところがあります。

まず根幹でおかしいのは、広島が福島に特別な感情が、本当にある地域なのかどうかは、実際は相当に疑わしいです。

そうした人々も、一部には居るのは知っています。しかし、一部です。

避難者の娘に対して、「広島が大丈夫だったから、福島も大丈夫に決まっている、それなのに東京から避難してくるのは、キチガイ沙汰だ、東京へ帰れ。」という言葉が親から投げかけられた地域も、広島だったということがあります。これは、複数の避難者から似たような文脈で聞こえてきた話です。

広島が、原発事故避難者に対して、全国で抜きん出て、支援したような現実もありません。

この文章は、原爆投下という事態によって、放射能に関して適切な意識が広島のような被爆地で生じていて、今回の原発事故にも、そういう意識がきちんと向き合っているという前提で書かれています。

それは、本当なのか?

実際に、原爆に反対している人々が、今回、原発事故による被曝回避に関して有効な提案を為しているケースは殆どありません。

実は、僕が、2012年に伺っていた報告の中に、原爆による被爆者たちの団体でおきていた、こういう状態に関しての報告もあります。

「世界であれだけ声高に『ふたたびヒバクシャをつくるな』と訴えて来た彼らですが、事故後の動きは非常に鈍いものでした。最近やっと脱原発の意志を表明できるようになった状態ですが、原発容認の会員がおり、意見集約に時間を要したとのことでした。」

被爆者たちが原発容認をしていた実態すら、現実にはかなりあるということです。

こうした構図なども考えると、ドイツのIPPNWの認識には、限界があると思います。

外国人的観点では、ヒロシマ・ナガサキとフクシマを連携するように書く感覚は、よくわかります。

しかし、こちらから考えると、その話の位相に、相当なズレがあると言うことです。

僕は一読して、そういう見解を有する文章ではあります。

しかし、原発推進を日本で行っていた構造というのが、戦後どのようなものであったのかという点で、概観的な状況を認識するためには、一読したほうが良い文章でもあります。

そして、外国の団体が、他国の放射能問題で関わる際に、ある種の認識限界があることも、この文章は分からせてくれます。団体としての枠組みでしか最終的には語れないことも、この文章は再認識させてくれるものです。

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IPPNW ドイツ支部の論評 - 2015 年 8 月 11 日付   ( 訳 グローガー理恵)

http://www.ippnw.de/atomwafen/humanitaerefolgen/artikel/de/yin-und-yang-weshalb-japan-sich.html

『陰と陽 なぜ日本は、ヒロシマ・ナガサキの大惨事にもかかわらず、原子力を受け容れたのか 』

ヒロシマ・ナガサキから 70 年 

 

1945 年 8 月 6 日、原子爆弾 ''リトルボーイ'' は広島で炸裂し、市は灼熱の地獄へと化した。その 3 日後 の 1945 年 8 月 9 日には長崎が、同様の過酷な運命に襲われたのだった。

広島、長崎と、原子爆 弾が炸裂したその日、数万人の人々が亡くなり、その年の末までに命を奪われた人々の数は、20 万 人近くに及んだ。あとの何十万人という犠牲者には、彼らの生涯にとって消えることのない傷痕が残 った。

それは、負傷や火傷を負い、放射線被曝の影響を受け、自分の家族や故郷を喪失し、精神的 外傷を負い、被爆者としての烙印を押された傷痕であった。

この 8 月には、広島と長崎が原爆爆撃されてから 70 年目を記することになるが、この広島と長崎で 起こった大惨事ほど、強く日本人の集団的記憶の中に焼き付いた史実はない。

それ以後、日本市民の 大多数は、広島・長崎原爆投下の生存者である被爆者たちと共に、全ての核兵器の廃絶を唱え、世界 中で 2 千回以上行われた核兵器実験の被害者たちとも連帯している。

さらに、今年の 11 月には広島 で、初の ''世界核被害者フォーラム'' が開催され、そこにおいて、放射能汚染されたウラン採掘地帯 に住む住民や民間および軍事核事故の犠牲者など、すべての被害者が話す機会を得られることになっ ている。

しかし、それ以上にもっと驚くべき事実がある。

それは、今日において、日本の原子力産業が世界で 最大かつ最強な原子力産業のひとつとして数えられるということである。

いわゆる ''原子力ムラ'' と も呼ばれている日本の原子力ロビーは、日本国内で何十年もの間ずっと政治や社会に決定的な影響を 及ぼしてきており、与党とも密接に結託している。

彼らは実際、日本で最も影響力の強い産業ロビー 団体なのである。ここで、ある疑問が湧く それは、「いかにして、この軍事核産業が産み出した原 : 1 爆のためにあれほど酷く苦しんだ国が、民間原子力産業を自国の産業の柱石としていく事になったの か 」という疑問である。

我々は、IPPNW ドイツ支部と交流/繋がりのある日本の人々に、この疑問 を提示してみた。

広島市大学・広島平和研究所で働くロバート・ジェイコブス (Robert Jacobs) 博士/准教授は、「原 爆投下後の何年かの間、日本人は全ての原子核テクノロジーを猛烈に拒絶した」と説明する。

戦後日本と結びついた米国は、「日本人は原子力に対して非理性的な恐怖感を懐いている」とすら報告して いる。

1945 年の 8 月、人類は核の破壊的な力を知ることになったのであるから、 おそらくは、世界 中のほとんどの人々が、原子力というものに対して、日本人と同様な反応を示したのではないだろう か。

しかし米国は、このような世界的な拒絶反応を阻止したかった。

冷戦が始まった頃、アメリカの 核兵器保有は、軍事上ドクトリンの最も重要な軸足となり、核兵器基地が太平洋にも、且つ一番うま くいった場合には、ソ連への飛行距離をできる限り短くするために、日本にも出来ることになってい た。

つまるところ、日本人の原子力への ”非理性的な恐怖'' が原子力の” ” 受容 に変わることが肝要と なったのである。 これを踏まえて、1953 年、ドワイト・アイゼンハワー米国大統領 は'’平和のための原子力 (Atoms for Peace) '' 計画を開始した。

それは、「兵器級プルトニウムの生産過程で多量のエネルギーが発 生する ー その エネルギーを電力生産のためにも利用することができる」という提案であった。

すな わち、この '' 平和のための 原子力 ’’ を世界中に広めることで、原子核テクノロジーの悪いイメージを 糊塗して、広い社会的受容を得るための道を拓くという意図であった。

このアイディアは日本においても素早く支持者を見つけた。特に、勢力や威力、そして大儲けを嗅 ぎ出したや政治家や企業家の中に...。

日本では従来、政治と企業が非常に密接に絡み合っている。

原子力の場合だと、企業、政治家、原子力規制庁との間の密接度が、容認できるような限度を超えて しまっている。

しかしながら、原子力支持者にとって、まず、やらなければならなかったことは、日本社会に存在す る原子力への根強い不安を打ち破ることであった。そして、日本人がどのように語義を捉え把握する のか、原子力の主唱者は 心得ていたのである。彼らはまず第一に、用語表現を変更緩和させることに した いわゆる 「peaceful use (平和利用 ) of nuclear energy(核エネルギー )」 という言葉は 「核エネルギーの平和利用」ではなく、「原子力の平和利用」と訳された。日本語で 「nuclear(核) weapons (兵器)」 は 「核兵器」と呼ばれるため、「原子力」は「核兵器」とは異なった事柄を表す言葉であるとして、多くの日本人が心の中で、民間と軍事核産業は別々のものである と区別して考えるようにさせた。

単に核を原子力と呼ぶことで、その事が可能になった。

しかし事実 は、米国の核産業が示したように、民間核産業も軍事核産業も密接にかみ合っていたのである。

 次のシンボリックなステップは、再建された広島市の都心に原発第一号機を建てることであった。

 広島市を破壊し、あれだけの多くの人々の命を奪い去った、あの"悪" の原子に続いて、今度は、有益 で、市を復興させて、国やその経済に新しい生を与えてくれるであろうという "善" の原子がやって 来ることになる、との明白な印として...。

このような陰陽的思想は、多くの日本人の共感を得たかも しれないし、それ自体で何人かの被爆者にとっては、「何のためにこのような事が起きなければなら なかったのか 」という彼らの問いに ? 対する答えとなったかもしれない。...しかし、被爆者と広島市 民の圧倒的多数は、原子核テクノロジーを拒絶し続けたのだった。

そして、広島に原発を設置する計 画は、地元住民による猛烈な反対のために失敗に終わった。

朝日新聞の新しい調査によると、全ての 被爆者の内その三分の二 が、これまで、原子力を拒否している、という。

しかし米国は、日本国内に民生原子力を根づかせようと、原子力平和利用博覧会と名付けられた大規模な宣伝活動に資本提供することにした。

〝原子力平和利用博覧会〞は、1955 年から 1957 年 にかけて日本の 10 都市で開催された。

この〝博覧会〞は、広島の平和記念資料館にもやって来た。

そのために、資料館に常時展示されていた、原爆の惨状や放射線の恐怖を伝える資料、被爆者の遺品 などの展示品が館外に移され、博覧会の後も、原子力平和利用をテーマにした展示物が、何年もの間、 資料館内の展示会場を占めることになった。

そして、これらの出来事は、事態を傍観するしかなかっ た多くの被爆者の怒りをかったのだった。

この原子力ロビーによる集中的なプロパガンダは、政府と繋がりのあるテレビ局や新聞の高揚的報道 によって盛り立てられた。

「原子力の平和利用は我々の経済を成長させる」とのスローガンは、間も なく、日本社会に浸透遍在していき、テクノロジーの進歩に好意的な日本市民の心に刷り込まれていった。

その頃から日本人の間で、"核" とは、ヒロシマとナガサキの恐るべき大量虐殺と結びついたも のであり、"原子力" とは、経済成長と人々の幸福に結びついたものであるとの概念が生まれるようになった。

1956 年以後、日本原子力研究所が東京から東北の地域にある小さな東海村に発足した。それに続いて出来たのが、核燃料生産工場、使用済燃料再処理施設、そして日本で最初の原子力発電所であった。

東海村は、日本の原子力産業の核心となったとともに、フクシマ原発事故以前に 20 以上の所在地 に位置した 58 基の原子炉を有していた、腐敗した、規制不十分な、事故慣れした産業のシンボルともなった。

すでにフクシマ超大規模原子力事故が起こったずっと以前から、原子力施設において漏洩 や爆発、火災が発生し、その度ごとに、一部で大量の放射能放出を伴っていた事があったという事実 が、日本の原子力産業の特色を現わしている。

 「今日、多くの日本人は、なぜ、地震、津波、火山噴火で度々悩まされている国が、なんら疑問を発 することもなく単純に、原子力を受け容れることができたのだろうか、と思案している。さらに彼ら は、経済界・政界の有力者が当時から間違っていると分かっていながら、これらの危険性を無視した 背後には何があったのだろうか、と問うている」と、広島平和研究所のジェイコブス博士は述べる。

さらに、見て見ないふりをする習慣や政治家、企業、原子力規制庁の間の癒着といった背景が原因と して付け加わり、東海村やフクシマの原子力災害の発生に寄与していった。

そして、国会事故調査委員会は 2012 年 6 月、「フクシマ原子力災害の原因は、これまでの規制当局 の原子力防災対策への怠慢と、当時の官邸、規制当局の危機管理意識の低さ、そして責任を持つべき 官邸及び規制当局の危機管理体制が機能しなかったためであり、自然災害というよりも人的ミスに帰する」との結論に至った。

今回、再び、日本市民に高レベルの放射能を浴びさせたのは外敵ではなく、 自分の国の規制当局と企業の過失/怠慢によるものであったという認識は正に、多くの被曝者に諦め と茫然自失をもたらした。

ジェイコブ氏は書く 「原爆被爆者たちは、核時代の終わり、核兵器の廃絶、そして、自分たちの身にふりかかった、あの苦しみを、もう誰一人として味わう必要のない世界を渇望している」と。

だが、その逆に彼らは、フクシマ原子力災害の後、あるイメージと向かい合わされている それは、自分たちの故郷が放射能汚染されてしまったために避難施設で生活し – 線量計をつけて学校へ通い– 健康診断に一生涯、臨まなければならず– そして原爆被爆者と同様に、がん発病率の増加や子孫への遺伝的影響、社会的烙印を恐れている – 女性、子ども、老人たちのイメージなのである。

これらのイメージは、原爆の犠牲者たちが実際に目指している未来とは全く正反対のものを描き出し ている。臨床心理学者である福島県・いわき明星大学の窪田文子 (のりこ)教授は彼女の論評をこう結 んでいる 「ヒロシマは、70 年経った今も放射線被曝の影響と闘っている。だからこそ広島の人々 は、自分たちと同様に、今、放射線被曝と取り組んでいる福島の人々に対して特別な心情を懐いている。」

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【万万が一リスク可能性指摘】川崎市浮島町の日鉄住金鋼管火災、500メートル先に東芝の原子炉が存在。

2015-08-24 13:32:52 | 福島第一原発と放射能

昼前に発生した、羽田空港に近い、川崎市浮島町の日鉄住金鋼管火災。

解体中の施設火災のようです。

これは、燃えても、有毒ガスが出るくらいのリスクだろうと思っていました。

勿論、そうなのですが、この施設から、大きな道路を挟んで対面側、500メートル圏内に或る施設が存在することが分かりました。

東芝の研究用原子炉。

(株)東芝の原子力技術研究所。川崎市内で唯一運転中(現況は稼動停止しているが、核燃料は存在)の原子炉施設なのです。

 最大熱出力は 200W 程度で、研究用原子炉としても規模は大変に小さいものでは有りますが、現在、廃止されていない、運転している原子炉施設であることには、変わりはありません。

これまでに、川崎市危機管理室には、東芝から「現時点で異常はおきていない」という報告は届いているそうです。

しかし、万万が一ということもありますから、念のため書いておきます。

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高槻少女殺害事件、死体遺棄容疑で逮捕の男、直前の除染作業は山木屋地区、世界で稀な高線量牧草地も存在。

2015-08-24 12:50:00 | 福島第一原発と放射能

 24日のお昼前のことです。羽田空港近辺で、黒煙があがっている模様。近隣から報告電話がありました。どうやら、川崎市浮島町の日鉄住金鋼管の倉庫火災らしいです。ものすごい黒煙が上がっている状況。近隣の方は、窓を開けない。外出は控えるほうが良い。何が燃えているのか分からないから。有毒ガスは含まれているリスク可能性は前提で。しかし、京浜エリアの火災としては、これまでと規模が違う感覚がします。

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高槻の少女殺人事件で、死体遺棄容疑で逮捕されている男が、直前まで除染にあたっていたのは、川俣町山木屋地区でした。

放射能汚染の状態も極めて酷く、線量も高い場所です。

この地域の汚染調査を行った学者が、山木屋地区の汚染状況について、次のようなエピソードを教えてくれました。

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調査を一緒にした外国人研究者たちが川俣町山木屋地区でこのように言っていました。

彼らは測定器のキャリブレーション(校正)をするために高線量の場所をさがしていました。

山木屋地区のある牧場をみつけて、また除染されていな場所をみつけて、彼らはそのまま止まりました。

なんでも、「これだけ一様に、広い面積で高い線量の場所が広がっている場所にはじめてきた」と随分興奮していたのです。

狭い範囲での高線量な場所はいくらでもあるようですが、

このように、4uSv/hを超える線量で、一定の広い場所(この場合は牧草地)が続いている場所は、初めてだそうです。

線量計をキャリブレーションするためには、(ガンマ線はあらゆる方向から飛んでくるので)できるだけ一定の線量で広い面積がカバーされている場所が望ましいらしいのです。

なんでも山木屋地区の牧場は、彼らが地球のあらゆる場所を訪れた経験からしても"唯一"の"素晴らしい"場所だったようです。

さて、そこは除染されていない場所でしたが、除染をすると、こういう場所も1uSv/hに下げられます。

その過程でどれだけの表土をけずるか、またどんな風にけずるかは 凄まじいようです。

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こういう場所での除染作業は、外部被曝のみならず、土ぼこりを吸う吸気被曝が尋常でない可能性が相当に高いということです。

こんな猛暑で、マスクをつけたままの作業は厳しいです。

更に付け加えると、こうした除染作業のストレスは、尋常なものではありません。

犯罪は、まずは、実行した人間の資質に問題があるのは当然のことです。特に性犯罪的なものは。

しかし、その人間をとりまく環境という要因も、確認はすべきことでしょう。

そして、この死体遺棄容疑で逮捕された男が、直前におこなっていた作業、そこで過ごしていた環境というのは、あまりにも凄まじい現実であったことだけは間違いないということです。

この男の容疑が、確定するのかどうかは現段階で勿論わかりませんが(普通に考えると可能性は極めて高い事例ですが)、この男が直前まで、こうした状況にいたことを指摘するのは、当然の話と思います。

そして、被曝問題の状況を認識していると、チェルノブイリでリクビダートルとして作業し、放射性物質を吸い込んだ人々が、家庭内で暴力的性向が強まって、DV的状態が発生したケースが多かったことは、現地では、あたりまえに知られている話です。

こうしたことを指摘することも、いろんな形で、本質的状況を踏まえる意味で必要なことと考えます。

この指摘自体を、「無罪推定を無視するのか」「精神疾患を抱えている人に対する差別」として、封じ込めようといきり立つ、左翼的言説が強い、精神科医や放射線科出身の医療従事者が突然に沸いてきました。文脈も何も通っていないし、FBのルールも無視した行為でした。

自分が言いたいことは、自分のウォールで展開し、こちらを批判するなら理解しますが、面識もなく、ネットでの関係も何も無く、突然に攻撃的言説をこちらのウォールに書き連ねることを、精神病院の院長が、行ってきたということです。

他人の精神に関して治療にあたる病院のトップが、こうしたことを平然と行う話は、社会的常識の枠組みにないことは、はっきりと指摘しておきます。

また、自分達の知見の枠組みで、こちらが指摘することも封じ込めようとする言説を平気で行う左翼的医療関係者が存在するということも、この国における被曝という事象が隠蔽されている構造の思わぬ一助となっていることを、読者の貴女も認識してください。

日本では、推進側関係者でなく、実は厄介な妨害者たちが別に存在するということです。これが、福岡県内で、しかも大都市部でないエリアからばかり聞こえてくることを、かなり訝しく思っています。

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【移住関連情報】僕の地元徳島県でも、この夏に移住交流促進センターと無料相談ダイヤルを開設。

2015-08-23 13:07:45 | 福島第一原発と放射能

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この夏に、僕の郷里、徳島県の徳島駅のビルに、移住交流促進センターが開設されました。

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移住に関するご相談を、「とくしま移住コンシェルジュ」がお受けします!

住まい、仕事、地域など、お話をお伺いして、必要な情報の提供やサポートをいたします。
とくしまへの移住や転職に御興味のある方、県内県外問わずご相談ください!

しごとに関しては、とくしまジョブステーションやハローワークと連携してサポート!

場所:とくしまジョブステーション内(徳島駅クレメントプラザ5階)

開所時間:午前10時から午後6時

休 業 日:土曜・日曜・祝日、年末年始、クレメントプラザ休館日
                                                       
電話番号:(専用フリーダイヤル)0120-109407

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徳島は給食にも、放射能回避の意識があり、こうした目的のかたにとって、移住メリットのある地域です。

被曝回避的な意識について、呼応する感覚も存在します。

しかし、四国ということで交通の利便性が悪く、更に仕事先探しも含めて、地域的縁故の薄い方が入りにくい印象はあると思います。

こうした事に関しての対応が、岡山などに比べて遅れていたのですが、ようやく常設の窓口オフィスを設置し、相談ダイヤルも開設しました。

ただ、常設窓口は、移住者の都合を考えると、土日のいずれかは、開所して欲しいとは思いますが。。。

いずれにしても、こうした「西への窓口」が一つでも多く開けることは望ましいと考えています。

この徳島で、被曝回避での移住支援をしている「とくしま定住支援ネットワーク」があり、ここに参加している移住者向けのイベントが来月あります。僕と三田医師が出向きます。

ネットワークに参加していない人も、人数限定ですが、申込めば対応可能だそうです。

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メンバー以外の方の参加は、20人限定。

日時:9/27(日)  13:30受付  14:00開始

場所:あわぎんホール(徳島県郷土文化会館 徳島市藍場町2丁目14番地 徳島駅徒歩6分)

参加費: 「とくしま定住支援ネットワーク」のメンバーは無料、それ以外の徳島県移住者は500円

       その他の方は1500円

HPより、問い合わせて、お申込下さい。⇒  http://www.tokushima-teijyu.net/form.html

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東京開催は座席数は多くないため、お早めにお申込下さい。  

世田谷 【9/5(土)夜 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」】

 福島県からの報告者(県内避難者)を招き、現地でおきている状態に関して、皆さんに伝えます。 あまり語られない白血病の実態。そしてチェルノブイリなどとの比較は? 被曝による健康被害を追い続ける木下黄太のトークを交え、最新情報とのリアル・セッションで、お届けします。 

 18:15開場 18:45~20:45

奥沢区民センター第一会議室(自由が丘駅徒歩9分。奥沢駅すぐ。世田谷区奥沢3-47-8)

申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/325194/

現地からの報告:木幡ますみ氏(福島県民 県内避難者) 

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京都 【9/6(日)午前 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」 】

福島県からの報告者(県内避難者)と医療系ゲストに木下黄太も交えて、最新情報とのトリプルセッションを京都で開催します。 

9:15開場 9:40~11:40

ひと・まち交流館 大会議室  (下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1。河原町五条下る東側)

申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/325604/

現地からの報告 木幡ますみ氏(福島県民 県内避難者) 

トークゲスト 薬剤師 井上玲氏(都内公立病院で抗がん剤治療関連業務も担当、現在は関西に避難移住) 

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高槻少女殺害事件で逮捕、40代男は福島の除染作業員。リクビダートルの93%が神経病理学的障害という現実。

2015-08-22 09:20:50 | 福島第一原発と放射能

木下黄太メールマガジン、昨夜配信最新80号タイトル

【 予知連会長が公党の会議で語った「噴火が川内原発に及ぼす本当の危険」 】
『2015年真夏 木下黄太の大放談(5)』
【 安保法制騒動と「憲法改正」で、本当は日和った安倍総理 】
【 「住宅支援打ち切り問題」と「金の切れ目が縁の切れ目」 】
【 東京中心文化で滅びる日本、特効薬は西の文化と移住東京人のシンクロ 】

重要情報はメルマガでのみ配信、購読申込は⇒⇒⇒http://www.hoshanobogyo.com/

 

高槻市の中学生少女が残酷な手段で、殺害されました。更に一緒にいた中学生の少年も竹林から遺体で発見されています。

この事件で、少女の死体遺棄の容疑で逮捕されている、大阪・寝屋川市に住む山田浩二容疑者(45)。

この男、直近の仕事は、福島で除染作業をおこなっていたと報じられています。

僕は本当に思うのですが、ああした除染作業員というのは、一定以上の給与見返りがありますが、その代わりにリスクが発生します。それを引き受ける人、特に他地域からわざわざ引き受ける類の人という中に、全員では有りませんが、どういう人々が混ざる可能性があるのかということが、まずは一般論として考えられます。

これは、「除染は無意味」と再三、このブログでお伝えしていることと、全く無縁ではありません。

更に、懸念することがあります。

これも、以前に何回もお伝えしていますが、チェルノブイリで リクビダートル(事故処理作業者)の多くが疾病を抱えたこと、ある推定では、このうち15%以上が、被曝を原因と推定される疾病などで死亡しているともされています。

そして、次のようなことがおきていることも、既に過去にブログ記事で書いています。

再度掲載しておきます。

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僕はとても懸念します。

チェルノブイリ被害の全貌に下記の記述があります。翻訳は、既刊本の訳ではありません。

Annals of New York Academy of Science, 2009 

“ Chernobyl:Consequences of the Catastrophe for People and the Environment “ 

5.8.1 神経系の障害 
 13.リクビダートルとは、1986年4月26日のチェルノブイリの93%から100%は、神経病理学的な障害があり、同時に器質的な精神異常の徴候を圧倒的に示していた。(Loganovsky, 1999, 2000) 現地の精神医学上の分類やICD-10、DSM-IV の基準に従うと、心的外傷後ストレス症候群(PTSD)や、心身症的・器質的・分裂病的な人格異常などが、記録に残されている。(Loganovsky, 2002) 

また、バンダジェフスキー博士も、僕に一般論的にはこう話します。

「我々は1999年に明らかにした。放射性物質の取り込みによって、脳内の代謝異常がおきて、これが人間の行動がおかしくなっていることの原因である可能性ということは疑えないです。」

実際に、リクビダートルの家庭で、いろんなトラブルが発生し、夫が欝になったり、アルコールに溺れる話はよく聞きます。そうしたことが、家庭内暴力に繋がっていき、崩壊したケースも少なくはありません。

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 チェルノブイリで除染作業をしていた、リクビダートルの家庭で、家の中で暴力が蔓延し、筆舌を尽くしがたい労苦が家族に対して起きる事は、よく知られた話です。暴力的性向が強まるという話です。

 本人が亡くなるまで、こうした労苦から解放されなかった家族も多く、当人がなくなった後も、何も語れなくなっている現実もあるようです。

 勿論、今回逮捕された男に、こういう話が当てはまるかどうかはわかりませんし、現況は起訴前ですから。

しかし、少年少女を惨殺し遺棄するという異常な犯罪は発生しました。

そして、その遺体を遺棄した疑いで逮捕されている男は存在しています。

その男が、放射性物質による被曝リスクが圧倒的に高い除染作業を、仕事としておこなっていた人物。

そうした除染作業をする人々の殆どが、チェルノブイリでは、その作業をした結果、神経病理学的な障害がおきていて、同時に器質的な精神異常の徴候を圧倒的に示していたという報告があるということです。

この報告は、少なくとも93%という数字で、そのリアルを示しています。

これは、多くの人が認識しておくべき情報と、僕は考えています。

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本日午後の富山講演は直接御出で下さい。チェルノブイリ報告映像も上映、現地の問題も言及します。

【 8/22(土)木下黄太 講演会 in とやま 】

13:00開場 13:30〜16:00 

富山県民共生センター「サンフォルテ」 307号室(富山市湊入船町6-7 富山駅北口より徒歩10分)

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川内原発1号機で、二次冷却用の配管に海水が混ざった可能性が出ていて、稼動出力の上昇をとめているということです。

配管に微細な傷が入って、そうした海水が入ると、様々な機器で、さびなどを含めて具体的なトラブルが起きる可能性があります。

福島第一原発に、海水を投入する時も、「海水を入れると、使い物にならなくなる」と反対した人々が東京電力内にいたのは、よく知られた話です。

この話は、長期間停止した原子炉を再稼動する場合に、思わぬトラブルが起きる可能性と指摘していたことの、実例であると思います。

勿論、再稼動はすべきではないということです。


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東京開催は座席数は多くないため、お早めにお申込下さい。  

世田谷 【9/5(土)夜 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」】

 福島県からの報告者(県内避難者)を招き、現地でおきている状態に関して、皆さんに伝えます。 あまり語られない白血病の実態。そしてチェルノブイリなどとの比較は? 被曝による健康被害を追い続ける木下黄太のトークを交え、最新情報とのリアル・セッションで、お届けします。 

 18:15開場 18:45~20:45

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現地からの報告:木幡ますみ氏(福島県民 県内避難者) 

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京都 【9/6(日)午前 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」 】

福島県からの報告者(県内避難者)と医療系ゲストに木下黄太も交えて、最新情報とのトリプルセッションを京都で開催します。 

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現地からの報告 木幡ますみ氏(福島県民 県内避難者) 

トークゲスト 薬剤師 井上玲氏(都内公立病院で抗がん剤治療関連業務も担当、現在は関西に避難移住) 

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明日は富山講演、予約がない方も、直接ご来場下さい。

2015-08-21 10:37:53 | 福島第一原発と放射能

あすは富山講演になります。チェルノブイリ報告映像も上映、予約無くても、直接ご来場下さい。

【 8/22(土)木下黄太 講演会 in とやま 】

13:00開場 13:30〜16:00 

富山県民共生センター「サンフォルテ」 307号室(富山市湊入船町6-7 富山駅北口より徒歩10分)
会場カンパ:1,000円(資料代込み) 
予約⇒ai0noigs@ty2.fitweb.or.jp

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木下黄太メールマガジン、最新号は本日金曜夜配信予定。 

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安保尖兵の武藤議員が金銭トラブル離党、滋賀4区選挙可能性、暗雲立ち込める安倍政権と黙るデモ勢力の謎。

2015-08-20 11:37:57 | その他

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富山講演は今週。チェルノブイリ報告映像も上映します。

【 8/22(土)木下黄太 講演会 in とやま 】

13:00開場 13:30〜16:00 

富山県民共生センター「サンフォルテ」 307号室(富山市湊入船町6-7 富山駅北口より徒歩10分)
会場カンパ:1,000円(資料代込み) 
予約⇒ai0noigs@ty2.fitweb.or.jp

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僕は、そもそも今回の安保法制反対デモに関して、その有効性を疑っていました。

要は、こうしたデモをすることによって、獲得目標は何であるのか?

安保法制に関して廃案に持ち込むことが主眼とされながらも、結局そういう構造を生み出した、自民・安倍政権を覆すつもりが本気であるのか?

端的に言うと、共産党が、その勢力拡大に使っているだけではないのかと。

学生にせよ、大学教授にせよ、その人々の中で、最も多く共産党関係者が存在しているところから、この声があがっていましたから。

今回、実はその疑いを、更に強くしています。

安保法制に反対する学生達を、中傷したことで、突然著名となった、自民党の武藤貴也代議士。

「SEALDsという学生集団が自由と民主主義のために行動すると言って、国会前でマイクを持ち演説をしてるが、彼ら彼女らの主張は『だって戦争に行きたくないじゃん』という自分中心、極端な利己的考えに基づく。利己的個人主義がここまで蔓延したのは戦後教育のせいだろうと思うが、非常に残念だ。」

この中傷は、しかしながら、根幹的中傷です。おそらく、まともな意識があれば、こうした安保法制に反対する人々は、この武藤議員と徹底的に対峙するしかないと思います。

そこで、この文言に関しては、ネット上も含めて、いろんな形で物議を醸し出しました。これはよかったと思います。

その騒動で武藤氏は著名人に。そこで墓穴を掘りました。想定外の成果です。

週刊文春の報道によれば、以下のような知人発言が伝えられています。

「昨年10月末、値上がり確実なソフトウェア会社の新規公開株を国会議員枠で買えるとLINEで持ちかけてきました。ただ資金がないので、私に資金を集めてくれと。上がった利益の半分を武藤さんに渡すという約束でした」

そして、実際に総額で数千万円のお金のやり取りがあるようです。

これ、完全にアウトです。

はっきり書きますが、話だけでなく、実際にお金のやりとりもあるようですから、これで彼は自民離党を即座にしましたが、それ以上に議員としての立場をこのまま維持できると考えるほうが不自然です。

安保法制のために、安部尖兵を担っていた武藤議員が、政治生命の瀬戸際に追い込まれたということです。

ということは、彼の当該選挙区である滋賀4区では、選挙可能性が大きくなります。

なのに、こうした具体的な状態となり、実は選挙も想定される状況になると、安保法制反対で騒いでいた人々は沈黙しています。ネット住民の殆ども、なぜか黙っています。中には、「こんなことに、ごまかされるな」という言説もネットでは、目にしました。

あきらかに変です。

ここの謎解きをしておきます。

選挙区は、【滋賀4区】

近江八幡市、東近江市(旧愛東町・湖東町域除く)、 蒲生郡竜王町、蒲生郡日野町、甲賀市、湖南市

このエリアが、武藤氏の選挙区です。

対抗馬が、維新の岩永裕貴氏。彼は自民代議士だった岩永峯一氏の息子です。岩永峯一氏が新興宗教団体からの受け取った献金を政治資金収支報告書に記載していなかったことから、息子さんは自民で立候補できず、その後に維新から立候補している状態です。

そして、本来であれば、滋賀県は民主党が強いエリア。原発事故後と事故前の選挙結果を比較してください。

47回選挙 2014年

武藤貴也 35 自由民主党 前 60,460票 38.7% 
岩永裕貴 41 維新の党 前 40,993票 26.3% 
徳永久志 51 民主党 新 40,902票 26.2% 
西沢耕一 36 日本共産党 新 13,687票 8.8%

46回  2012年 

武藤貴也 33 自由民主党 新 57,049票 32.8% 公明党推薦
岩永裕貴 39 日本維新の会 新 47,715票 27.4% みんなの党推薦
奥村展三 68 民主党 前 44,231票 25.4% 国民新党推薦 
西沢耕一 34 日本共産党 新 12,674票 7.3%
小西理 54 無所属 元 12,308票 7.1%

45回 2009年

奥村展三 65 民主党 前 113,801票 57.0% 
武藤貴也 30 自由民主党 新 61,311票 30.7% 
坪田五久男 50 日本共産党 新 19,420票 9.7%
曽我周作 30 幸福実現党 新 4,971票 2.5%

しかし、こういう構造なら、今回は、有力な民主候補が出れば、相当に可能性がある状態です。

そもそも、今の県知事も民主党議員だったのですから。

そして、共産党は、勿論勝負になる構図ではありません。

おわかりでしょうか、本来安保法制デモを揶揄していた、自民議員の不祥事。これによって、最終的に議員辞職になれば(その可能性は高いと思います)、選挙をするしかありません。その選挙で、本人が出馬するにせよ、違う候補が出るにせよ、自民系が勝てる可能性はかなり低いです。

ここに、民主党系の反戦平和も踏まえた、お金にクリーンな、そして斬新な候補を擁立できれば、勝てる可能性はかなりあると思います。

しかし、共産党系は、そもそも当選可能性は、まずありえません。

そうすると、こういう具体的に、安倍政権に多大な影響を与える可能性がある状況なのに、デモ勢力も、ネット住民などもだんまりを決め込んでいます。

どういう人々の多くがデモに参加し、ネットでどういう人々が多く、デモ関連を発言しているのでしょうかね。

こうした選挙に持ち込めば、自民・安倍政権は崖っぷちに立たされる事になる、そうした具体的な道筋が見える可能性が出ているということにも関わらず。

僕は本当に疑問です。

こんなクリアな話があるのに、あれだけ「安倍政権打倒」を叫んでいる人たちが、現実の選挙という手段で大きく覆る可能性が生じているのに、そうしたことを無視しています。

すいませんが、これは少し知識があったら分かる構造です。

安倍政権のしていることは許せないと思っていても、その反対の動きを、誰がどのように使おうとしているのか。

剣が峰となる、滋賀4区に関して、多くの押し黙る人々という不自然さが、それを露呈していると思います。

あるいは、付和雷同するだけのネット住民、そのどうしようもない馬鹿さ加減も。

貴女も、少しは考えて現実行動しないと、何の成果も得られないということです。

 

滋賀4区で、市民側の意向に近い、しかも勝てる候補を擁立させられるのか。これが、貴女が望む政治体制に最も近いアプローチと思います。

ちなみに滋賀で、現在も民主系は政治的にムーミンパパこと武村政義氏の影響力が相当強い地域です。

そして武村氏の天敵は、「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎代表です。

こうした構図も、踏まえて置かれる方がよいと思います。

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木下黄太メールマガジン、先週金曜内容。 

『2015年真夏 木下黄太の大放談(4)』 

【 原発事故後5年目は、どういう意味がある時期なのか 】 

【 福島県民の立ち位置と、「完全移住するから金出せ」の有効性 】 

重要情報はメルマガでのみ配信、購読申込は⇒⇒⇒http://www.hoshanobogyo.com/

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世田谷 【9/5(土)夜 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」】

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現地からの報告:木幡ますみ氏(福島県民 県内避難者) 

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京都 【9/6(日)午前 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」 】

福島県からの報告者(県内避難者)と医療系ゲストに木下黄太も交えて、最新情報とのトリプルセッションを京都で開催します。 

9:15開場 9:40~11:40
ひと・まち交流館 大会議室  (下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1。河原町五条下る東側)

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現地からの報告 木幡ますみ氏(福島県民 県内避難者) 

トークゲスト 薬剤師 井上玲氏(都内公立病院で抗がん剤治療関連業務も担当、現在は関西に避難移住) 

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ブログよりメルマガ購読を薦める理由。【「脱原発派」と「被曝回避派」は実は重なっていない】との命題。

2015-08-19 10:31:31 | 福島第一原発と放射能

きょう掲載するのは、1年前に木下黄太メールマガジンでお伝えした、大放談の一部(数回にわけて配信したものの、その1回配信の中の一部)です。

メルマガでは、1年に2回、こうした放談をおこなって、これを何回かに分けて記事掲載しています。

割と好評な企画なので、メルマガの感じを知ってもらうために、テスト掲載しておきます。

はっきり書いておきますが、ブログに書いている内容と、メールマガジンに書いている内容は、もう相当に開きが出ていて、意味の大きいものや、重要度が高いものは、メールマガジンでしか展開していません。


木下黄太メールマガジン、先週金曜最新号内容。

『2015年真夏 木下黄太の大放談(4)』

【 原発事故後5年目は、どういう意味がある時期なのか 】 

【 福島県民の立ち位置と、「完全移住するから金出せ」の有効性 】 

重要情報はメルマガでのみ配信、購読申込は⇒⇒⇒http://www.hoshanobogyo.com/


2011年から、原発・放射能関連でブログを書いていますが、書いても書いても、きちんと読まないし、ちゃんと理解する人が少ない状態なのは、いよいよ、あきらかになっています。

僕の書き手としての力量問題も否定しませんが、それよりも読者の質の劣化が凄まじくなっています。これは、いろんな書き込み内容などを見ていても、明らかです。

また本来は、ブログというのは、きちんと情報発信している人同士が、お互いにそうしたことを相手のリンクを紹介しながら、トラックバックのように関わっていくことで、マスメディアと違う媒体として成立する可能性があるものとして、期待されていました。

少なくとも、10年前はそうしたものとして期待されました。

しかし、現況のブログは一般的に、より強い映像や画像、派手な文言を掲載して、アクセスを増やして、アフリエイトを拡大させるシステムとして機能しているのが殆どです。ツイッターなどの盗用、他のブログからの盗用も日常茶飯事です。引用ルールや著作権も完全に無視しています。確信犯的犯罪者の巣窟です。

要は、広告宣伝の手を貸して、お金を得る手段にしていることに、多少の違法は当たり前の状態です。

これは、民放テレビが、CMを垂れ流しているのと、似た構図に思えるかもしれませんが、それよりも、性質が悪いです。テレビ局は、違法も基本的には有りませんし、広告審査もしています。

ネットのアフリエイトは、審査すら難しいですから。

ブログで、被曝関連的な内容を書いていても、実は目的は他にあるケースが多いです(内容はほぼ盗用)。

金銭的対価を違う形で得ることしか考えていません。

僕は、こうした選択を取るつもりはありません(このブログ最新記事下の広告はgooによるもので、私とは無関係)。

しかし、あまりにもネットでのこうした周辺環境が悪くなっていて、まわりのブログの状態を見ても相当に酷い有様です。あきらかなPV偽装も為されていて、正直こんな環境でやり続ける意味はないだろうと強く感じています。

こうしたブログでの発信に関しては、半年後を目標に、スタイルを大きく変えようと考えています。現況の状態から、サイトも含めて、いろんな形で一新する可能性が出ているということです。

この場合、現況以上に、内容を読むことの出来る人を購読者に限定している、メールマガジンを中心に運用すると思っています。

このため、僕のブログ読者は、是非メルマガ購読に切り替えて頂くほうが、よいと僕は思います。

情報を得るのには、最低限の対価が必要であるという、実は当たり前で基本的な関係の方が、お互いにメリットが大きいことを分からない人は、読者として居て頂いても、意味がないと僕は強く感じています。

僕にとって、アフリエイトのために、PVを増やすことなど、全く論外ということです。

発信者を選ぶ権利は読者の貴女にあると思いますが、発信者である僕も、読者の貴女を少しは選ぶということです。

作家なども、本を買わない読者は不要ですし、原稿料を払わない出版社と付き合いません。

僕も、読者の貴女を、そういう視点で選別するということです。

2011年から、4年半近く、毎日ブログで情報を発信してきていて、このスタイルに自分が慣れすぎたところもありました。しかし、緊急対応だからと、無料発信してきた意味が、当初はありましたが、最近はまともな記事をいくら書いても、「読んでいない」存在があまりにも多いことははっきりとしています。

僕は、何年もいろんなことを説明し続けましたし、何年かブログを読んでいれば、全体がどういうことなのかが分かるように、書いていたつもりです。

しかし、そうした独自の話や視点を書いても、盗用情報にばかり飛びつく様を見ていると、この連中は、終わっているのだろうなと思っています。

多くの人たちの意識が終わっていることを感じています。

何も見抜けない、何も考えられない、何年経過しても、そういう人々ばかりです。

この前は、他人の文章を、そのまま掲載している反原発系ブログをリンクして紹介している人たちがいました。

その大元の人が書いた内容を紹介するなら、書いた人のオリジナルサイトを紹介するのが、あたりまえのことです。

関係ない第三者が、丸々引用しているサイトを紹介するのは、その文章を書いた人のためにはなりません。

丸々引用することは、盗用している事と殆ど変わりません。

そして、そんな基本的なことも分かっていません。

分からないことを、私たちは無知だから、致し方ないと言います。

無知ならば何をしても許される筈はありません。そういうことは、本来は許される話ではありません。

いいですか、この事態が起きて、4年半以上が経過して、こんなことも身につかない貴女は、話にならないのです。

自分が真剣に、この事態に向き合って、本当に考えているのですか。

貴女は、いったい何をしているのですか。

僕は、事故当初の一年から二年くらいは、ここに関わってきた多くの人々が、いろんな形で活性化していることに一つの可能性がありうるとも感じていました。しかし、その潮目がどんどん変わって劣化してきているのを、本当に腹立たしく思っています。

発信側として、僕自身の力不足も大きいとは思います。

ただし、それ以上に、日本人という存在は、結局は何事も言い訳と誤魔化しの方向に向うのだなということを痛感しています。

そういう諦めの世界で、それでも何かを繋いでいく術を探すために、何が出来るのだろうかと思っています。

メールマガジンはそういうツールとしては、現況、まだしも機能するシステムとして僕は考えているということです。

引用しているメルマガは、2014年の夏に配信したメールマガジンより、一部引用です。

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【 「脱原発派」と「被曝回避派」は、実は重なっていない 】


■聞き手 木下さんは放射能防御プロジェクトの運営をしているわけですが、

放射能から身を守るためのグループのはずなのに、そこから外れたところで様
々な問題が起きています。脱原発の皆さんとも連帯してもおかしくないのに、
時間が立てば立つほどみんなばらけてきて、いがみあっている状況があります。
なぜ目的追求型のグループの中で問題が起きるのかについて、内輪話にもなっ
ちゃうんだけど、今日は話してみたいと思います。

■木下 どうして被爆問題の中でトラブルが多いのかということですが、ひと
つ重要な事は、脱原発を主張する人たちと、被曝回避を目指す人たちとは、実
は重なっている部分は最初から少なかったんです。

■聞き手 同床異夢で、「脱原発の人たちは放射能は嫌いなんだろう」と思い
込んでいたら、そうではなかったということですか。

■木下 そうです。そこをまちがえてはいけません。
原発事故直後は、福島第一原発の事故を緊急事態と捉えて、その原発事故の推
移や収束について話題にする人がネット上でも非常に多かったんです。

■聞き手 木下さんもそうでしたね。

■木下 それはたまたま私の立ち位置が、当時は官邸の中に電話で話せるネタ
元が何人かいたし、福島第一原発の運転シュミレーションのプログラミングを
担当していたメーカーの友人がいたりしたので、内部情報をかなり知ることが
できる立場にいたからです。
だから僕自身は、当初から、あのような水蒸気爆発があった時点で、放射性プ
ルームが発生して多少の健康被害が出るであろうことは想定していましたが、
それよりも、原子炉が持たなければ壊滅的な打撃がありますから、そっちの方
が比重が大きかったですよ。

■聞き手 日本滅亡の瀬戸際だったわけです。

■木下 事故の後、数ヶ月間はその危険性があると思っていました。その感覚
がまちがっていたとは今でも持っていません。

■聞き手 だから福島第一原発の事象をフォローする必要があったわけですね。

■木下 全滅したらそもそも終わりなんだから、そこを回避するしかないとい
う思考パターンだったのです。僕には、推進側に近い情報ソースがあって、彼
らの話を聞いていると、「これはもうどうにもならないので、早く逃げないと
命の担保も無いかもしれない」というところからスタートしてるんです。
爆発事象が起きて、福島原発から30キロ以内は壊滅し、200~300キロ以内に
多大な被害が及ぶという最悪想定をしていました。しかし実際は、決定的な全
滅になっていないわけですから、ある意味ではぼくの見立てはまちがっていた
ともいえます。

■聞き手 チェルノブイリのように原子炉が圧壊して、環境中に直接大量の放
射能が放出されるという事態ですね。

■木下 それ以上です。東電関係者の中には、「200~300キロ以内は全滅する」
と言ってきた人すらいましたからね。
推進側の学者の顔色も真っ青だったんです。スタジオにいる学者について、官
邸から電話で人物鑑定の依頼があって、「人柄は大丈夫な人ですよ」と答えた
ら、30分後にはその学者がスタジオから官邸に入っていたということもありま
した。
つまり僕は「政府には、この原発事故を収束させるための対処方法は全くない
のだ。お手上げなのだ」という事を手に取るように見ていたわけです。

■聞き手 やっぱり、政府には対処能力はなかったんだ。

■木下 だから僕は、原発20~30キロ圏は最悪は物理的に壊滅するだろうと
予想していました。この場合は、東京がいまの飯舘村くらいの高濃度汚染地域
になるだろうとイメージしていたんです。そうすると、原発から何百キロか離
れていないと、まず命に関わることになります。

■聞き手 私もほぼその程度の災害規模を想定していました。万一そうなった
場合には、日本脱出も必要になる未曽有の大災害です。

■木下 原発4基ですからね。そうならなかったのは、運がよかったとしか言い
ようがない。

■聞き手 まだラッキーだったんですよ。われわれは。(メールマガジンではこの後も続いています)


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13:00開場 13:30〜16:00 

富山県民共生センター「サンフォルテ」 307号室(富山市湊入船町6-7 富山駅北口より徒歩10分)
会場カンパ:1,000円(資料代込み) 
予約⇒ai0noigs@ty2.fitweb.or.jp

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東京開催は座席数は多くないため、お早めにお申込下さい。 

世田谷 【9/5(土)夜 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」】

 節目である丸5年を半年前にした今秋、福島県からの報告者(県内避難者)を招き、現地でおきている状態に関して、皆さんに伝えます。 あまり語られない白血病の実態。そしてチェルノブイリなどとの比較は? 被曝による健康被害を追い続ける木下黄太のトークを交え、最新情報とのリアル・セッションで、お届けします。 

18:15開場 18:45~20:45
奥沢区民センター第一会議室(自由が丘駅徒歩9分。奥沢駅すぐ。世田谷区奥沢3-47-8)

申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/325194/

現地からの報告:木幡ますみ氏(福島県民 県内避難者) 

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京都 【9/6(日)午前 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」 】

福島県からの報告者(県内避難者)と医療系ゲストに木下黄太も交えて、最新情報とのトリプルセッションを京都で開催します。 

9:15開場 9:40~11:40
ひと・まち交流館 大会議室  (下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1。河原町五条下る東側)

申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/325604/

現地からの報告 木幡ますみ氏(福島県民 県内避難者) 

トークゲスト 薬剤師 井上玲氏(都内公立病院で抗がん剤治療関連業務も担当、現在は関西に避難移住) 

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【専門家常識】「原発事故後、仙台湾から銚子沖迄の海底は、明らかに放射能汚染されています」X教授語る。

2015-08-18 11:01:00 | 福島第一原発と放射能

木下黄太メールマガジン、先週金曜最新号内容。

『2015年真夏 木下黄太の大放談(4)』

【 原発事故後5年目は、どういう意味がある時期なのか 】 

【 福島県民の立ち位置と、「完全移住するから金出せ」の有効性 】 

重要情報はメルマガでのみ配信、購読申込は⇒⇒⇒http://www.hoshanobogyo.com/

 

「海のセシウム、台風で拡散か 毎年秋に濃度上昇」

こういう記事を共同通信が配信しています。日経新聞が共同原稿の詳細版を掲載しています。引用します。

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http://www.nikkei.com/article/DGXLNSE2INK01_V10C15A8000000/

東京電力福島第1原子力発電所から南東約100キロの茨城県沖の海中で、放射性セシウムの濃度が毎年9月ごろに上昇しているとの観測結果を海洋研究開発機構の本多牧生・上席技術研究員らのチームが18日付の米化学会学術誌に発表した。放射性セシウムを含んだ沿岸の浅い海底の堆積物が台風の影響で巻き上がり、沖合に向かって流されているとみられるという。

(中略)

 その結果、いずれの水深でも原発事故で放出されたセシウム134を観測開始直後から検出し、濃度は11年9~10月に1グラム当たり1~2ベクレルと最大になった。その後は徐々に減少し低い値で推移したが、12年9~10月と13年9~11月に小規模ながら増加が確認された。

(後略)

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京都で僕とトークセッションをしていて、汚染調査も行っているX教授と話しました。

「僕ら、専門家にとって、まず海底の放射能汚染は、事故以降に仙台湾から銚子沖までのエリアで、確認できるのは常識です。かなり広範囲に広がっていて、窪地に濃度が高くなっています。海の汚染をどこまでの範囲で考えるのは、いろいろと思う人がいるとは思いますが、このエリアはまちがいなく汚染が海底に存在します。この論文では、そうした海底汚染があきらかに存在することをまず前提としたものです。

「1グラムあたり、最大で1ベクレルから2ベクレルということは、1000Bq/kgから2000Bq/kgの汚染、しかもセシウム134のみの汚染があったという事になりますから、これは、はっきりとした放射能汚染ですよ。」

専門家にとって、南東北から北関東エリアで海底は、放射能汚染ゾーンだということです。

「今回の論文が報道されたことは、その汚染が徐々に海底の中で、外側に押し出されていることを示しています。台風の海底巻上げによって近隣海域の海底から、拡散しているという仮説を立てられているようです。勿論、こうした見立てもあると思います。」

「また、台風のころには、そもそも福島第一原発本体エリアに蓄積した放射性物質が、直接に海洋放出が多くなっているとみられますから、そうした要因も考えられるとは思います。台風で本体からの放出に関しては、だれも専門家は全量の測定はできていません。また、河川からの放射能汚染流出も、台風時には相当に多くなります。」

「いずれにしても、こういう汚染に関しては、我々専門家で当初から判明していることが、最近、なかなか公のメディアに掲載されにくい構造となっています。その意味では、今回報道されたことは、望ましい話です。」

専門家の間で当たり前になっている放射能汚染現実。それが、認識されにくい構造となっている日本。

こうした表に出てくる情報を取りこぼしてはならないことが、貴女にも大切なのだと、僕は思います。

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富山講演は今週。チェルノブイリ報告映像も上映します。

【 8/22(土)木下黄太 講演会 in とやま 】

13:00開場 13:30〜16:00 

富山県民共生センター「サンフォルテ」 307号室(富山市湊入船町6-7 富山駅北口より徒歩10分)
会場カンパ:1,000円(資料代込み) 
予約⇒ai0noigs@ty2.fitweb.or.jp

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東京開催は座席数は多くないため、お早めにお申込下さい。 

世田谷【9/5(土)夜 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」】

 節目である丸5年を半年前にした今秋、福島県からの報告者(県内避難者)を招き、現地でおきている状態に関して、皆さんに伝えます。 あまり語られない白血病の実態。そしてチェルノブイリなどとの比較は? 被曝による健康被害を追い続ける木下黄太のトークを交え、最新情報とのリアル・セッションで、お届けします。 

18:15開場 18:45~20:45
奥沢区民センター第一会議室(自由が丘駅徒歩9分。奥沢駅すぐ。世田谷区奥沢3-47-8)

申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/325194/

現地からの報告:木幡ますみ氏(福島県民 県内避難者) 

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京都【9/6(日)午前 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」 】

福島県からの報告者(県内避難者)と医療系ゲストに木下黄太も交えて、最新情報とのトリプルセッションを京都で開催します。 

9:15開場 9:40~11:40
ひと・まち交流館 大会議室  (下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1。河原町五条下る東側)

申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/325604/

現地からの報告 木幡ますみ氏(福島県民 県内避難者) 

トークゲスト 薬剤師 井上玲氏(都内公立病院で抗がん剤治療関連業務も担当、現在は関西に避難移住) 

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