ワールド・サッカーグラフィックで編集長を務めた中山淳氏。
氏が手掛けた文庫本のひとつが、出版から発売されている
「ワールドサッカー スーパースターユニフォーム読本」
です。
これは三宝有司さんという方がイラストを描き、中山さんが90年代以降のスーパースターが着用したユニフォームを文庫
一冊に凝縮したものです。
「90年代の選手」
とカテゴリーを決めたのは、膨大な情報量を文庫一冊に網羅するための方法論なのですが、当然紹介される選手はクラブで
一緒だったこともあるので、ジャージが重複している点が難点でしょうか。
一方で眺めるだけも大変楽しめますし、何より
「クラブとスポンサーの関係」
を遡るには恰好の材料と言えます。
紹介されている選手達、アンリやロナウジーニョ、カカなどが活躍し始めた90年代前半を示す資料は入手が難しいですし、
巻末で紹介されるバッジョですと
「1980年代」
と更に遡る必要がある為です。
この本を読んで改めて感じたことは、90年代以降は完全にアディダスとプーマ、そしてナイキの3社が世界を牛耳っている
と言う点です。
南米ではペナルティとフィンタ、欧州ではアンブロ、ディアドラ、ロット、エネーレ、そして日本からはアシックスの紹介
がありますが、これらは完全なる
「にっち」
ですよね。
他にはマクロン、ケルム、エレアそしてカッパなども登場はしますが、それは微々たる代物で、にっちが幾ら団結しても3強の
シェアには全く及ばないのが実情です。
それだけ3社が2010年代のビジネスを運用している証拠かもしれませんが、僕としてはにっちがあるからこそ楽しいと思
う側面が非常に大きいのですが。
氏が手掛けた文庫本のひとつが、出版から発売されている
「ワールドサッカー スーパースターユニフォーム読本」
です。
これは三宝有司さんという方がイラストを描き、中山さんが90年代以降のスーパースターが着用したユニフォームを文庫
一冊に凝縮したものです。
「90年代の選手」
とカテゴリーを決めたのは、膨大な情報量を文庫一冊に網羅するための方法論なのですが、当然紹介される選手はクラブで
一緒だったこともあるので、ジャージが重複している点が難点でしょうか。
一方で眺めるだけも大変楽しめますし、何より
「クラブとスポンサーの関係」
を遡るには恰好の材料と言えます。
紹介されている選手達、アンリやロナウジーニョ、カカなどが活躍し始めた90年代前半を示す資料は入手が難しいですし、
巻末で紹介されるバッジョですと
「1980年代」
と更に遡る必要がある為です。
この本を読んで改めて感じたことは、90年代以降は完全にアディダスとプーマ、そしてナイキの3社が世界を牛耳っている
と言う点です。
南米ではペナルティとフィンタ、欧州ではアンブロ、ディアドラ、ロット、エネーレ、そして日本からはアシックスの紹介
がありますが、これらは完全なる
「にっち」
ですよね。
他にはマクロン、ケルム、エレアそしてカッパなども登場はしますが、それは微々たる代物で、にっちが幾ら団結しても3強の
シェアには全く及ばないのが実情です。
それだけ3社が2010年代のビジネスを運用している証拠かもしれませんが、僕としてはにっちがあるからこそ楽しいと思
う側面が非常に大きいのですが。