塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

選手がクリニックをする理由を探る

2017-06-12 18:05:56 | 日記
 僕は幼いころ、ご近所の方に大きな声であいさつをすることで評判でした。

 両親は喜んでくれたと思いますが、それは世間体だとか対面だとか、自分の子供が勉強を怠けていないというような、ある種の自尊心が満たされていたと感じます。

 ただ現在の僕はある種の袋小路にいるようなもので、独身、恋人無し、当然父親になる可能性は皆無、仕事でも信頼されているのかどうかわからない、という塩梅で、夜寝がえりを打つことが多いのですが。

 今日、両親とタケノコとりに出かけ、その帰り際、千曲川にかかる万葉橋を車で横断している際、母親が

 「あんたが千曲川で、ニジマスのつかみ取りをしたの、いつだっけ」
 「もうキミ(弟)もつれていったよね」

 と話しかけてきました。

 その時の僕は、きっとでかい声で

 「お母さん!!捕まえた!捕まえた!」

 と無邪気に叫んでいたのでしょう。

 当時はおおらか、言い換えれば誰の言うことも尊重する、ナイーブな人間でしたが、今では完全に「すれて」おり、どこか斜に構えていますが、そうでもしないと詐欺や犯罪に引っかかるリスクも高くなります。

 選手がオフシーズン、休養ではなくてクリニックを行うのも、シーズン中の批判や疲れをとるよりも

 「幼少時、夢中でボールを追いかけていた自分」

 を思い出したいためではないでしょうか。

 戦術のしがらみがない
 自分を批判する弾幕や記事など存在しない
 ボールは本当に友達のようだった

 そんな自分と再会するための場所、それがクリニックの場所、ではないかと僕は勝手に想像します。
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手入れという当たり前、だが面倒なことがら

2017-06-12 12:57:18 | 日記
 僕は洗濯、アイロンがけ、靴磨きなど所持品の手入れが苦痛ではありません。

 むしろ率先して行うくらいです。

 ですからテレビCMで形態安定シャツやスラックスの映像が流れる際、ナレーションで

 「良い奥さんがいるのねえ」
 「ねえ、私に感謝してよ」

 という言葉を聞くと、すごく違和感があります。

 冗談じゃないよ!とも思いますが、世の男性は愛用品の手入れを人任せにしているという証拠なのでしょうか。

 妻でなく、ブリフト・アッシュのような本職の方に任せるのではあれば、話は違いますが妻任せはいかがなののかと感じます。

 僕は靴クリームのお気に入りブランドがありますし、ハンガーも今マイネッティというイタリアのブランドに切り替えている最中です。

 どうでしょう、海外、国内関係なく、サッカーに携わるブランドが中学生、高校生を対象に

 「スパイクのメインテナンス教室」
 「自分が本当に必要とするスパイクの見つけ方」
 「ジャージの適切な洗濯でマーキングを維持する方法」

 など、手入れのクリニックを開いたらどうでしょうか。

 人様の事をとやかく言えるほど、僕は貯金額がありません。

 それでも最近思うことは

 「ちょこちょこと物を買うことは意味がない」
 「手入れを怠らず、本当に良いと判断したもだけに金を払う」

 事が、お金をためやす第一歩だと感じます。

 メッシやロナウドモデルは誰もが履きたいと思うものですし、せっかく購入したら長く付き合いたい、そんなときに良いお手入れの方法がわかれば、それは凄く有難いと思うのですが。
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敵地での準備期間はどうあるべきか

2017-06-12 12:24:17 | 日記
 一概に比較はできませんが、代表における敵地への順応はどうあるべきでしょうか。

 アルゼンチンやブラジルがエクアドル(キト)、ボリビア(ラパス)という高地で試合をする際、試合当日の前日に到着し、ぶっつけで試合に挑むことで

 1・高山病のリスクを軽減
 2・空気抵抗が薄いため、いつもと異なるボールの軌道と感覚

 に適応することが多いですね。

 一方の日本は、広大なアジアを縦断する際に

 1・対戦国とよく似たタイプの国と事前に試合をする(今回はシリア代表と)
 2・給水から発汗に至るまで、長く合宿することで体が現地に馴染むようにする

 という一面を持ちます。

 もう販売していないはずですが、キリンが代表に「アルカリイオンの水」を膨大に提供した時期がありましたが、給水だけでなく手首や首元に水をかけることで、選手は息を吹き返します。

 スパイクの同様で、キングギアのコラムを読むと、海外リーグの選手たちは

 「リーグではミックスソール、代表で帰国した際は固定式」

 というように、芝の状態を考慮してソールを選択します。

 日本のように現地での練習時間が長ければ、本当に必要なソールを選択できるだけのゆとりが生まれます。

 一方で現地に長く滞在すれば、退屈や倦怠という試合以外の日常生活で苦痛を伴いかねません。

 イラク代表はボール・ロストした際の戻りが遅い、クロスに対してボールだけを見ている、など弱点が指摘されています。

 しかし、日本がもし先制点を得たとしても厳しい戦いになることは間違いなく、交代枠3を含む先発の顔ぶれがまず大切になります。
 
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日本代表のイラク戦展望

2017-06-12 01:09:22 | 日記
 湿度が高く、曇天の多かった日本から気温が高く、乾いた空気のイランへ移動する。

 サッカーが大変というよりも、アジア大陸の大きさを痛感するという方が賢明でしょうか。

 テヘランでは日本代表が気候に順応するリスク以外にも、テロリズムの危機、けが人の回復具合など監督とコーチが目配りする点が非常に多いですね。

 主将の吉田も試合中は大変でしょう。

 それは相手選手のマーク以外にも

 1・コンビを組む昌子との連携
 2・フルバックとの連携とライン・コントロール
 3・場数が少なく、最終予選でいきなりの大一番を迎える可能性の高い井手口、そして昌子をコーチングすること

 自分の事柄意外にも、様々な注意点が浮かびあがります。

 でも、吉田はこれらを厭わないと思います。

 それはオランダ、イングランド、五輪とワールドカップに出場してきた場数以外にもあります。

 2011年のアジアカップ、代表で駆け出しだった彼が退場やマークの甘さなどを指摘されたことを、長谷部や川島など前年のワールドカップで16強を達成した選手が補いましたよね。

 ザッケローニは以後、最終ラインの主軸として吉田を起用し続けましたし、指揮官が変化しても同様です。

 僕は左翼を原口ではなく、乾を先発で使い、序盤から相手陣内で戦う時間を増やした方が良いと思いますが、彼はジョーカーとして起用すべきでしょうか。

 どちらにしても最終戦のサウジアラビアを迎える前に、ホームのオーストラリア戦を含めて勝ち点を積み上げたいものです。

 リヤドでの最終戦が大一番になることは、やはり避けなくてはいけません。
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