塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

プレミアにみる商業圏という現象

2017-06-08 15:19:28 | 日記
 信越放送が企画する番組のひとつ「ずくだせテレビ」
 
 「ずく」という方言を標準語に変換すると、今すぐやれ、やる気を出せ、というものでしょうか、県外の方には馴染みのない言葉ですね。

 今日の目玉企画は、昨年東急百貨店に移転した書店、平安堂の現在と、両店舗の課題について言及したもので、ある場面ではボアルース長野のパーティに参加している加藤市長の姿も見られました。

 僕は市長よりも、ボアルースの選手たちが着用のマクロンに目がいきましたが。

 かつて平安堂長野店が入店していた敷地には、ドンキが入るらしく、集客が期待できると言われています。

 一方で「移転」というものは、人口や商業圏に対して大きな影響があるのだと、再度痛感します。

 プレミアではスパーズがホワイト・ハートレーンから移転しますね。

 彼らはアンダーアーマーからナイキに契約変更すると言われていますが、ホーム移転に伴いスポンサー変更で気分を一新したいのでしょうか。

 戸田和幸在籍時のカッパ製品が、どこか懐かしく感じます。

 アーセナルとスパーズは犬猿の仲であることは有名です。

 それはアーセナルが、スパーズに無断で彼らの商業圏にスタジアムを建設したことが理由であり、ホワイト・ハートレーンとハイバリーは、5キロメートルほどしか離れていたい為、当然スパーズは大反対でした。

 近年優勝という点ではアーセナルに軍配が上がります。

 リーグは2004年以降無冠ですが、過去5年で3度のFAカップは褒められて良いと思います。

 それでも1960年代、70年代の両クラブの成績は拮抗しており、スパーズにはホドルやアルディレス、ガスコインにリネカーと有力選手が在籍してたこともあり、その強烈なライバル関係は今よりも激しかったようです。

 遂にスパーズは順位でアーセナルを逆転するまでに至りましたが、来季の両クラブの歩みはどうなるでしょうか。
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サッカーにも忖度はあるのか

2017-06-08 13:18:30 | 日記
 最近「忖度」という言葉が問題視されています。

 実は昨日の日本代表ジャージを見て、僕個人が考える事柄があったのですが、なるほど他の方も同様の意見を持っていたのです。

 「日本代表の炎ジャージ、キリン・ファイアの炎デザインにそっくりじゃね?」

 というのがそうで、アディダスが同じスポンサーのキリンに気遣いを見せた、というような意見が幾つか確認できます。

 日本を代表する企業に対して「忖度」が用いられる、しかもテレビ画面で衆人環視の下で露わになるようなことは誰だってしませんよね。

 アディダス・ジャパンからすれば

 「2017年における炎のデザイン」
 「キリンさん忖度したわけではない」

 というのは当然です。

 今まで画像でしか確認できなかったので、胸元と赤のアクセントは皆が承知していましたが、選手が着用したことで袖のデザインが初めて確認できた方が僕を含めて多かったと言えます。

 アディダスは代表のために、過去に「円陣」「炎」「風」「日本刀」「富士山」というように

 万国共通で日本を連想できるもの
 日本代表がよりどころになるデザイン

 を発表してきました。

 秋に発売されるであろうデザインは、改めて注目が集まります。

 2014年の円陣には、AKB48のマーキングが可能だったはずです。

 穿った見方ですが、来年代表がロシアに向かうならば、その際は乃木坂46のマーキングが施されるのでしょうか。

 井原、柱谷など、90年代名手のマーキングの方が興味深いと思うのですが。
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昨日のシリア戦中継を見て

2017-06-08 00:18:38 | 日記
 昨日の日本代表対シリア代表の一戦は、日本テレビが中継しました。

 その中で解説を務めた北澤、城の両氏は過去自分たちが戦った最終予選で用いられた炎のジャージを見て、何を感じたでしょうか。

 初戦のウスベキスタン戦は6-3という、サッカーとは思えないスコア
 韓国戦に1-2で敗れ、加茂監督の更迭につながる暗い雰囲気が漂い始める
 イラン代表を3-2で撃破し、日本中が歓喜へ

 ある意味で1997年の最終予選は、サスペンスドラマのような起伏にとんだものでした。

 あの時代、アディダスは炎に日本代表の命運を込めたものでした。

 同時に、シリア代表はまとまりのある良いチームでしたね。

 アフガニスタン、シリア、イランにイラク

 米国や旧ソ連の介入を受け、政治体制の変貌が国内情勢の混乱に拍車をかけてきた中東。

 カタールとの国交を断絶する国が増加し、既に2022年ワールドカップを危険視する声すらあります。

 もし、中東諸国が政治的に安定し、原油や宗教的価値観にとらわれすぎることが無ければ、アジア・サッカーはもっと違った側面を見せていたように感じます。

 彼らは西欧やアフリカに近いわけですから、新全試合を組むのは地理的に容易でしょうし、戦乱の中でこれだけの力を見せているわけですから、もっと素晴らしい戦いができたに違いありません。

 Jリーグはアジア屈指のリーグですが、それは

 1・給料の遅延が無く、スタジアムの多くが清潔である
 2・政治的混乱が見られない

 という側面があります。

 シリア代表はヤコからジャージの提供を受けていますが、彼らもまたシリア情勢に頭を悩ませていると思います。
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