塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が思う、最も海外リーグで影響を及ぼした選手とは

2017-06-25 01:10:18 | 日記
 カズが1995年にジェノアと契約して以降、数えきれないほどの選手たちが欧州でプレイする選択を果たしました。

 香川や本田のようにチャンピオンズ・リーグでプレイする選手も珍しくはなくなり、久保がスイスからベルギーへ、南野がオーストリアというように5大リーグと呼ばれるリーグ以外も選択肢となっています。

 それは過去、鈴木隆行がレッドスター、森山泰行がヒット・ゴリッツアなど、ここまで欧州移籍が珍しくなかった時代にも、マイナー国でプレイする選択を決めた選手の存在があってのことです。

 僕は過去、今まで一番海外に影響を与えた日本人選手は、やはり中村俊輔だと思います。
 
 それは今でもハイライトで流される、チャンピオンズ・リーグ対ユナイテッド戦でのフリーキックが素晴らしいから、というわけではありません。

 指揮官であるゴードン・ストラカンが

 「MVPのナカは今も練習しているんだぞ!」
 「お前たちはナカがいなければ、何も出来ないのか!」

 と事あるごとに彼の名前を持ち出し、クラブの発奮材料として用いた事例にあります。

 つまり、スコットランドの地で

 「ひとりのプロフェッショナルとして大きな尊敬を集める」
 「フリーキック、トラップ、シュート、視野すべてが一流であった」

 こと以外にも、ファンから大きな敬意を集め、今でもその姿勢が一向に失われないことは、本当に価値があると思います。

 2015年に中村がセルティック・パークを再訪問した際は、多くのファンが祝福の拍手で迎えました。

 彼がスコットランドでMVPに輝いてから10年が経過しますが、サッカーへの情熱に衰えが無いことは、彼の地にも届いているはずです。
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シャルケ、アディダスの後任がアンブロへ

2017-06-25 00:57:08 | 日記
 フットボール・ウエブマガジンによれば、シャルケはアディダスと現在まで55年もの長きに渡り、契約を結んできたとのこと。

 しかし両者は遂に別れることになり、シャルカーは今後、アンブロがデザインするレプリカを購入することになります。

 記事によれば契約金の減少や契約年数でアディダスが現行契約を上回る提示はしなかったということで、アンブロからすれば本国イングランドだけでなく、オランダ、ドイツでの影響力を増やす試みなのでしょう。

 オランダではPSVがアンブロと契約していますし、懐かしいのは1995年のアヤックスでしょうか。

 リトマネンにライカールト、そして若きクライフェルトなど多くの逸材が揃ったこの年のアヤックスは、念願の欧州王者に輝きトヨタカップでグレミオと戦うために来日しました。

 このときのアヤックスも、アンブロの代名詞

 「ダブル・ダイヤモンド」

 が胸元に輝いていました。

 アヤックスの輝きはあの「ボスマン判決」により崩れ去り、主力の多くがイタリアとスペインに移籍していくのですが、時代の趨勢というものが人の手によって変化するという良い教訓となりました。

 アンブロはエバートン、ボーンマス、そしてウエストハムとプレミアで多くのクラブをサポートし、J1ではFC東京とガンバ大阪と契約しています。

 以前にもお話しましたが、ナイキ買収後の彼らは思うような活動ができずにいましたが、ナイキの手を離れたことで自分たちの試みが、気兼ねせずに行えるようになったことが大きいと思います。

 柏レイソル、アスレチック・ビルバオ、そしてマンチェスター・シティ。

 アンブロのファンであれば彼らが輝いた瞬間を見守ってきたことが思い出されるでしょうね。
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