塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

広島は、今後どう歩むべきなのか

2017-06-05 01:14:03 | 日記
 サンフレッチェのファン、選手、そしてフロントは改めて様々なことを感じ、考えているのではないでしょうか。

 「アントラーズは自分たちよりも上位にもかかわらず、監督交代を決断した」
 「大岩新監督は、就任して間もないのに、自分の描く手法を選手たちに伝えている」
 「前半だけで3得点を得たアントラーズは、まさに自分たちの方針を疑っていない」

 2015シーズンの王者サンフレッチェ
 2016シーズンの王者アントラーズ

 やはり通年性の方が面白いのは、仕切り直しが「無い」ことですよね。

 レイソルが8連勝で首位に立ち、セレッソのユン・ジョンファン監督の指名は大成功と言えます。

 レッズとガンバも上位を死守し、下位のクラブは今後も監督交代は視野に入るでしょう。

 ならば、我々サンフレッチェはどうすべきか

 関わる方は本当に考え抜いていると思います。

 オフトに見いだされ、代表でもクラブでもかけがえのない存在だった森保監督。

 その絶妙のバランス感覚が、指揮官になっても働いたからこそ、3度の優勝を味わえたと思います。

 一方のアントラーズは世界2位になっても、リーグはチャンピオン・シップで得た形での出場、つまり、本来の実力を発揮して得た形ではないと、強く認識していたと聞きました。

 一年通じて力を発揮して優勝する
 同時にアジアの頂点に立つ
 それだけの補強をしたのだから、成績の低迷は許されない

 その監督交代ですから、やはり重みがあります。

 森保監督は、通年で結果を残した実績を持ち、クラブの出身です。

 その部分は敬意を持つべき箇所ですが、こだわりすぎてもいけないという、実にアンバランスな点でもあるのですが。
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ユヴェントスのリーグ6連覇に関して

2017-06-05 01:01:21 | 日記
 レアル・マドリーの欧州制覇に一番うれしさを感じたのは、インテルの関係者、かもしれません。

 仮にユヴェントスが3冠を達成すれば、モウリーニョと選手たちが成し遂げた感激が薄れてしまいますからね。

 ユヴェントスが6連覇を果たしたのは、アディダスとの新契約で得られる収入、ユヴェントス・スタジアムの興行成績だけではありません。

 1・指揮官のアレグリを迎えたこと
 2・ブフォンやキエッリーニなど、古株を尊重
 3・イグアイン、マンジュキッチ、ディバラなど補強選手のあたり
 4・ポグバの売却で得た資金

 など、成功例は幾つもありますが、一番肝心なのは他のクラブがだらしないという点でしょうか。

 リーグ1でリヨンが7連覇を成し遂げたことも素晴らしい出来事ではありましたが、ボルドーやマルセイユ、そしてPSGが補強でも監督指名での後手に回ったことは確かでした。

 ボルドーは2009シーズン、ブランとグルキュフというタッグでリーグ優勝を果たし、マルセイユもデシャンと共に戴冠しました。

 つまり、リヨンが覇権を失い、PSGが勃興するまでのわずかな期間は、競争原理が働いたわけです。

 ただ、今のセリエAには、ユヴェントスを止めるだけの競争力は無いでしょうね。

 ミランが買収劇によって、どこまで資本を注入するのか
 ナポリは指揮官サッリの下で更に成長するのか
 それともユヴェントスの時代が続くのか

 やはりユーヴェが強いのは、イタリアでは珍しく計画性が見えるためです。

 やはり、イタリア経済を常に支えてきたフィアットの影響が、ここにも及んでいるとみるべきでしょうか。
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