塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

敵地での準備期間はどうあるべきか

2017-06-12 12:24:17 | 日記
 一概に比較はできませんが、代表における敵地への順応はどうあるべきでしょうか。

 アルゼンチンやブラジルがエクアドル(キト)、ボリビア(ラパス)という高地で試合をする際、試合当日の前日に到着し、ぶっつけで試合に挑むことで

 1・高山病のリスクを軽減
 2・空気抵抗が薄いため、いつもと異なるボールの軌道と感覚

 に適応することが多いですね。

 一方の日本は、広大なアジアを縦断する際に

 1・対戦国とよく似たタイプの国と事前に試合をする(今回はシリア代表と)
 2・給水から発汗に至るまで、長く合宿することで体が現地に馴染むようにする

 という一面を持ちます。

 もう販売していないはずですが、キリンが代表に「アルカリイオンの水」を膨大に提供した時期がありましたが、給水だけでなく手首や首元に水をかけることで、選手は息を吹き返します。

 スパイクの同様で、キングギアのコラムを読むと、海外リーグの選手たちは

 「リーグではミックスソール、代表で帰国した際は固定式」

 というように、芝の状態を考慮してソールを選択します。

 日本のように現地での練習時間が長ければ、本当に必要なソールを選択できるだけのゆとりが生まれます。

 一方で現地に長く滞在すれば、退屈や倦怠という試合以外の日常生活で苦痛を伴いかねません。

 イラク代表はボール・ロストした際の戻りが遅い、クロスに対してボールだけを見ている、など弱点が指摘されています。

 しかし、日本がもし先制点を得たとしても厳しい戦いになることは間違いなく、交代枠3を含む先発の顔ぶれがまず大切になります。
 
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