塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

担当者から見るスパイクの在り方

2017-06-16 01:26:20 | 日記
 ミズノのレビュラ担当者は、本田と岡崎、そして吉田のプレイぶりがどうなのか、今回の代表戦で凄く気になったと思います。

 ミズノからすればバサラとイグニタスの両品番から、レビュラの開発、移行となったわけですが、3選手ともまだ履きなれていなかったと思いますが、シリア戦とイラク戦と注目度の高い試合での着用にはなりました。

 昔読んだ雑誌でアンブロの方が

 「テレビ画面で遠藤選手の足元にめをやるんです」
 「手渡しした新作スパイクが確認できると、それだけでほっとしますよ」

 と語っていたと記憶しています。

 ブランドからすれば新作を履いてほしい
 選手からすれば慣れた靴を履きたい
 従ってブランドは、選手の意思を尊重する

 というお互いの意見をすり合わせるわけですが、流行りのニットは馴染みやすいという点で、担当者の心理的負担が軽減できているのかもしれません。

 アディダス契約選手がエックスとエースに切り替わった直後に、F50を軸に旧作を履いていたのは、やはり自分の履きたい靴が廃盤になった寂しさもあったと思いますが、それよりも

 「履きやすさと動きやすさ」

 を手放したくなかったのだと思います。

 一説には、契約選手が少ないブランド、小規模ブランドは選手に徹底的なカスタマイズが施された靴が提供されると言いますし、ビッグブランドにはない小回りの良さがあります。

 過去にはカズが日の丸を刺しゅうしていましたが、吉田が同様の試みをしているのは、彼が主将としての任務に集中したい現れのように思います。
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ロナウドが生み出す肌着を見て

2017-06-16 00:55:50 | 日記
 ドンキホーテ長野川中島店では、クリスティアーノ・ロナウドが手掛ける「CR7」のボクサー・トランクス2枚セットが売られています。

 彼に限らずベッカム、カカがアルマーニの広告でパンツ一丁になったことは有名ですが、サッカー選手というのは服好きが更に熱を帯びて、衣料品を手がけたいと思うのでしょうか。

 イラン代表がウールシュポルト、ヤコと契約する中で、過去に

 「アリ・ダエイが手掛けたデザイン」

 のジャージを発表したことがあったと思いますが、これは極端な例でしょうね。

 ロベルト・バッジョの名前が刻印された香水もありましたし、ブランドからしても

 「旬の選手を広告に起用する」
 「有名選手を起用した反響」

 の大きさが期待できるわけですが、選手が不調や怪我を負った際は大変と言えます。

 プーマが過去に発売した「キング・カズ・コレクション」も最近は聞かなくなりましたが、それだけ選手を起用し続ける、コレクションを常に発表するには、売上、原価、工場の状態など考えるべきことが沢山あります。

 ロナウドは日本のMTG,そしてナイキと契約していますが、彼らを通じての衣料品作成の方が、在庫を含むリスクが軽減されると思うのですがどうでしょうか。

 彼の頭には肌着の事よりも、脱税の嫌疑、そして何より

 「コンフェデレーションズ・カップへの出場」
 「ロシアの地を踏むことで、ワールドカップへの期待を膨らませる」

 方が遥かに大事でしょうが。
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