goo blog サービス終了のお知らせ 

塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が思う「にっち」の魅力

2013-12-28 23:40:44 | 日記
 もし僕が将来有望なサッカー選手で、数多くのブランドから契約を打診されていると仮定します。

 僕は恐らく「大手」は選ばず、「にっち」に目を向けると思います。

 この場合の「にっち」は大変失礼な話で申し訳ないのですが、ロット、ディアドラ、カッパ、そしてアンダーアーマーの
ように、品質は高いが国内シェアがさほどでは無い、というブランドを指します。

 それは彼らと契約した方が

 「ブランドの顔としての露出と金銭面の旨み」

 があるからではありません。

 例えばカッパはアントラーズの小笠原満男のみを広告に起用していますが、小笠原本人は心のどこかで気恥ずかしさを感
じているのではないでしょうか。

 にっち、言い換えればシェアがさほど大きくは無いブランドの魅力は

 「小回りが利く」

 と言う点にあります。

 恐らくミズノ、アシックスと比較した際、ファン・プロモーションに費やす金額はさほどでは無いと感じます。

 つまり、何らかのプロジェクトを立案し、発足させたはよいものの芳しくない空気が漂った際に、その誤りを認めて方向
転換、もしくは新しい立案を検討する。

 そうした

 「自分たちの持つ潔さ」

 が、大きな魅力だと思うのです。

 大手は新しいプロジェクトがまずい方向で進行しても、そのまま突き進んでしまうかもしれませんし、財源が豊富なために
押し切ってしまうかもしれません。

 にっちには潔さがある分、僕は好感が持てるのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014年、日本代表が国内に与える影響

2013-12-28 00:23:04 | 日記
 日本代表が勝つ事、その意味は何なのか。

 代表がベスト16に入れば御の字だと僕は思いますが、上手くいけば8強進出は可能性があると思います。

 でも僕は本番での勝ち癖はそんな簡単につかないと思いますし、日本代表の成績が、他国のファンと選手、監督から認知され、
Jから移籍の打診があった際に検討してもらえる、そんな形での波及を期待します。

 当然代表が勝てばテレビの視聴率が上がるでしょう。

 アディダス・ジャパンからすればレプリカの売り上げが期待でき、専門店ではマーキングの問い合わせが増え、在庫確保に忙
しくなるかもしれません。

 アウディとダンヒルの好感度はアップするでしょうし、Jとなでしこに関する議論が高まると言えます。

 でも勝てば波及効果は幾つも見受けられますが、仮に敗れた際の

 「手のひら返し」

 も当然覚悟しなくてはいけません。

 特にこれだけ欧州のビッグクラブでプレイする選手を揃えた日本代表は初めてですし、カップ戦とリーグ戦のいずれででも優勝
経験を持つ選手は格段に増えました。

 ですからグループリーグで敗退すれば

 「これだけの海外リーグの選手が多いのに負けたのか」

 と焦点はそこだけにあたってしまい、合宿地の選定と練習内容、親善試合の相手選出から選手選考の過程など、再度顧みる内容
がぼけてしまう危険性があります。

 半年前から脱落を予想していも意味はありません。

 しかし、過去のワールドカップを振り返ると、敗れた後の反省が薄く、試合前の盛り上がり方が以上と言うのが、この国の歩み
だったのは間違いないと思うので。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

半年後に訪れる狂騒についての一考察

2013-12-28 00:14:12 | 日記
後半年もすれば4年に1度、この国で広げられるワイドショー狂騒曲が奏でられます。

 題材は勿論ワールドカップで、現地に記者を派遣するかどうかはともかく、日本代表の最新情報はまさに番組の命綱になる
はずです。

 真摯に対戦相手のスカウティング・レポートを読み、代表監督の選出した23名の体調を顧み、キャンプと親善試合の内容
を吟味するファンにとっては、頭の痛い時間帯かもしれません。

 それはワイドショーがサッカーを

 「金の成る木」
 「視聴率で他局に負けたくない」

 という、サッカーの発展に根差した代物では無い為です。

 バカ騒ぎをしてハイお終い。

 活躍した選手がいれば、両親から祖父母、友人、知人から恩師に至るまで、相手がおののくくらいの勢いで取材をするが、
結果が出ない時の変わり身に速さ。

 ワイドショーはサッカーとワールドカップではなく、単にワールドカップが

 「題材と旬なだけ」

 だから取り上げているわけです。

 ですからJへの波及効果と2015年の2ステージ制への移行など、取り上げるべきことではないと判断するのは間違い
ありません。

 選手の地元が盛り上がった、Jのクラブの懐が潤ったかという意味では後追いがあるでしょうが。

 僕だって嫌悪感が無いわけではありません。

 でも一般に認知される際の痛みや嫌悪感を、古くから支えてきたファン、真剣に代表と向き合っていると感じているファン
は、我慢すべきなのかもしれません。

 「にわか」

 がここで注目することが、波及効果に繋がる可能性は否定できませんし、バカ騒ぎをバカ騒ぎで終わらせない工夫も、こう
した古株の役目、のようにも思えます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする