塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

バイエルンにおけるペップの功績

2013-12-23 23:34:54 | 日記
 クラブ・ワールドカップ関係者、特にブラッターFIFA会長は欧州に近いモロッコで開催にも関わらず、大きな盛り上がり
が無かったことを懸念する形となりました。

 それは突出したバイエルンという存在があった為ですが、グアルディオラに対して

 「こけてほしい」

 と思う人間がいるならば、この大会は随分と歯がゆいものだったのでしょうか。

 グアルディオラにこけてほしいというアンチならば

 「現在の功績はあくまでユップ・ハインケスが築いたもの。
  グアルディオラはその基盤で戦っているにすぎない」

 そう捉えているのでしょうが、皮肉にも指揮官本人がその事実を認め、ハイケンスに敬意を払っているのですから、この不備
を指摘しても意味がありません。

 僕は衛星テレビが無い為、専門誌の情報だけを顧みれば、

 1・リベリとの相性は良好である
 2.チアゴが故障していた際、ラームを中盤の底で起用
 3・ラフィーニャでは物足りないと囁かれた右サイドを、彼に託して成功している

 という3つの事実が見えてきます。

 僕はこの3点だけでも、十分グアルディオラが3冠を達成した後の彼らに対して、創意工夫を引き出していると感じますし、
1年ニューヨークで休養した点も、プラスなのでしょう。

 バイエルンは既にブンデスリーガ連覇を射程に捉え、無敗記録というおまけ付きでウインター・ブレイクを迎えます。

 スコットランドやポルトガルなど、リーグの規模が小さければ

 「1強とその他」

 の図式がしばしば形成されます。

 しかし現在のドイツもドルトムントやレヴァークーゼンがよほど調子を上げない限り、1強とその他の図式は崩れないでしょ
うね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015シーズンのプレイオフを盛り上げるために

2013-12-23 01:34:16 | 日記
 ああ、この時期が来たと思わせる空気を持つ大切さ

 突然ですが皆さんにクイズを出します。

 「マライア・キャリーとワム、稲垣潤一、この3組の歌手における共通点は何でしょうか?」

 答えはそう、クリスマス・ヒットソングを持つが正解で、僕の店でもワムの「ラスト・クリスマス」と稲垣潤一の「クリスマス・
キャロルが流れる頃には」は、毎年必ず流れます。

 レジの人間はクリスマスが近づけばサンタ帽子を被りますし、購買意欲を高めるための小道具は、色々な形で見受けられます。

 Jリーグが2015シーズンから導入する2ステージ制も、このような盛り上がりを期待しているのでしょうし、一番大切なの
は10億円の増収ではなく、ファンが

 「ファイナル・ステージの時期が来たね!」

 と感じる事です。

 前にも指摘したように、野球はファンでなくとも1年の流れが簡単にわかります。

 2月1日のキャンプ、3月のオープン戦、4月の開幕、5月の交流試合 9月のプレイオフ、10月の日本シリーズ

 それはメディアが連日大きく報道するためでもありますし、ファンはこのサイクルが完全に体に染みついていますから、殊更
情報を得ることも無いでしょう。

 新加入選手の情報と交通手段は調べる余地がありますが、大まかな出来事は例年変わらないはずです。

 「今年のファイナル・ステージはどうだろうか?」

 一人でも多くの方にそう思って貰えるには、冒頭で僕がお話したようにワンパターンでも構いませんから購買意欲を高める工夫
が必要でしょう。

 つまりプレイオフは

 「参加しないその他大勢」と「参加権利のあるクラブ」

 に隔てられますから、前者も食いつかせなければ盛り上がりは期待できず、改革は失敗という印象を残してします危険性があり
ますから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天皇杯決勝の見どころを探る

2013-12-23 01:24:59 | 日記
 天皇杯の見どころ、初優勝か雪辱か。

 F・マリノスは最終節で2位に甘んじたわけですが、直接対決で広島に凱歌が挙がったわけではありません。

 それでもリーグ戦を2位で終えた雪辱、背番号25が背中で語った悔しさと涙を払拭するには、天皇杯優勝が不可欠でしょうし、
ファンはみなこの2クラブで決勝を戦ってほしい。

 そう考えていると思います。

 勿論、サガンとFC東京も侮れない存在です。

 FC東京はポポビッチ監督が退任しますから、敗れた時点で現政権に終止符が打たれます。

 ベガルタ戦で太田が鮮やかなフリーキックを決めましたが、彼の古巣エスパルスの関係者は、ハイライトで彼が搭乗するたびに
苦虫を噛みしめているのでしょうか。

 ユトレヒトから高木を獲得し、ラドンチッチ残留と前線の顔ぶれは更に多彩になりましたが。

 サガンは優勝すれば当然初優勝です。

 ユン・ジョンファン監督も契約延長が決まり、ベスト・アメニティスタジアムも大勢のファンが訪れるようになりました。

 サガンが天皇杯で優勝すれば、Jリーグ誕生以降、初めて天皇杯が九州に渡る形になりますから、サガンに期待する声も大きい
でしょうね。

 ナビスコカップはトリニータが2009年に持ち帰っていますが、彼らは今回F・マリノスに敗れてしまいましたね。

 今季の天皇杯は

 1・広島の2冠
 2・F・マリノスの雪辱
 3・サガンの初優勝
 4・ポポビッチ監督を優勝で送り出す

 という各クラブにとっての思惑が、非常にわかりやすい形で存在します。

 もう天皇杯決勝の入場券は好調に売れていると聞きましたから、選手もやる気に満ちているはずです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする