塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

中国からの留学生とサッカーを語る

2013-12-07 23:36:06 | 日記
 「聞きたいことがあるんだけど、中国から来たの?」
 「はい、そうです」

 「そうしたら広州恒大は知っている?上海や北京の方も彼らの活躍を喜んだかな?」

 これらの言葉は今日、僕がクリスマスの臨時アルバイトで働きはじめた、中国から留学している女性を話した会話になります。

 最初は何を話しているのはよくわからなかったようですが、話し始めているうちにサッカーの話だと理解してくれました。

 彼女の見解では確かに広州恒大の躍進は随分注目されたそうですが、それはここ最近の事で常に話題の中心というわけでは無
い模様です。

 また中国最大のスポーツブランドであるリーニン。

 今はスペインのセビージャ、エスパニョールをサポートしていますが、やはり中国の方からすればリーニンに就職することは
大変な歓びとの事。

 韓国で言えばサムスン、日本で言えばトヨタで働くようなものでしょうか。

 中国代表は近年ワールドカップから遠ざかっていますが、僕はアジア代表として彼らに注目しているよと彼女に伝えると、何
だか嬉しそうな表情でした。

 スポーツに限らず、他国から

 「故郷を認められる」

 事はやはり嬉しいことですよね。

 さしものリッピも、格上との対戦が続くクラブ・ワールドカップでは、首尾に追われる時間の方が長いでしょうし、モロッコ
までどれくらいのファンが応援に来てくれるかもわかりません。

 それでもアジア王者がどんな戦いを見せるか。

 彼らの戦いが日本に限らずアジア勢の指針になるのは間違いないと思いますし、中国代表選手が海外リーグに移籍する契機に
なるかもしれません。
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ダレノガレ明美さんの発言からJリーグの改善点を知る

2013-12-07 01:31:17 | 日記
 僕は出社が午後の為、ほんのわずかですが「ごきげんよう」を見ることが出来ます。

 昨日はダレノガレ明美さんがゲストでしたが、彼女は年に30試合以上観戦する野球好きなのですが、8月に宮城で行われ
た日本代表VSウルグアイ代表の一戦も観戦したとのこと。

 でもダレノガレ明美さんは自ら

 「サッカー音痴」

 であることを告白し、司会の小堺さんを驚かせます。

 例えば

 「サッカーはボールをひとつ以上使うと思っていた」
 「眼鏡を忘れてオーロラビジョンの映像を観て一人で盛り上がっていた」

 などがそうでしたが、このダレノガレ明美さんの発言にこそ、現在のJリーグを取り巻く改善点が含まれていますね。

 そう、リーグも専門誌もこうした

 「観戦の仕方」
 「初めての方へ」

 というアナウンスが足りないのではないでしょうか。

 かつてJsサッカーが出版されていたときは、とじ込みや見開きでスタジアム全貌、初めての観戦スタイル、用語説明な
ど初めて手にとった方が面白い、関心を持てる記事があったんですね。

 ただ、最近は日本代表に特化した本、海外サッカー情報誌、そしてサッカーマガジンが企画したJ2本など、どうしても
慣れたファンへのアピールが多かったと思います。

 ダレノガレ明美さんの発言を

 「バカだな!ボールはひとつに決まっているだろう」

 と切り捨てるのは感嘆です。

 でも、彼女のように関心を持っても説明する媒体が無ければ、恥をかきながら自分で解決してゆくしか方法がないわけ
すからね。

 彼女はあっけらかんと話していましたが、僕としてはその明るさに救われる思いでした。
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上に立つ人間に必要な言葉がけを考える

2013-12-07 00:03:27 | 日記
 選手にとって

 「監督に直談判する時」

 ほど、日々の練習で緊張する瞬間は無いと思います。

 特に東アジアで顕著ですが、目上の人間に対して質問する、疑問点をぶつけることはどこか不躾という印象が強いですし、
欧州でも直談判したところで状況は変わらない例は幾らでもあります。

 最近テレビで日本の部活動の内容が流れることが多いですが、顧問やコーチの言動には本当に驚かされます。

 「バカ!そうじゃないだろう」
 「何度いったらわかるんだ。」
 「やる気なくした。もう練習お終い!」

 テレビはフィルムを編集して放送しますから、映像だけを鵜呑みにするのは危険でしょう。

 それでも批判、罵詈雑言のオンパレードで、彼らは生徒たちの人生、ご両親が与えてきた教育、全てを侮辱し脅している
ようにしか見えません。

 僕は怒鳴る、怒るような事を基本しませんが、それは僕が怒られる側でいる方が圧倒的で、
 
 1・夜眠れない時がある
 2・いつも激怒している人間の視線を気にして、思うような動きが出来ない
 3・萎縮している時分がいる

 事を痛いほど痛感している為です。

 僕が罵ったせいでその方の寝つきが悪くなる。

 こんな事はあって良いはずありません。

 鬼平犯科帳が今でも読まれているのは、鬼と畏怖されている平蔵様が、同心たちが耳にした他愛もない、事件に繋がりそ
うにはならないことでも

 「よく言ってくれたね。」
 「おお、気にせず言っておくれ」

 と笑顔で労いながら聴く耳を持っている為です。

 勿論これは池波先生の創作で、実際の事柄ではないですが上に立つ側が報告する側に

 「怒られる」

 という悲観を持たせることほど意味は無いと思うのです。

 
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