塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

パックTシャツとユニットの在り方

2013-12-04 23:11:09 | 日記
 ヘインズ、ヘルスニット、そして日本のグンゼ。

 大手のTシャツ、肌着メーカーはそれぞれ2枚パック、3枚パックのセットTシャツを販売していますが、皆さんもヘインズ
の3枚パック、通称「赤」「青」を購入したことがあるのではないでしょうか?

 つまりパック詰めすることで

 1・買い置きとしての機能
 2・汚れてしまってもすぐに新品と交換できる
 3・非常に高いお買い得感

 が消費者を受け取れるのです。

 サッカーではかつて代表強化がそうでした。

 リーグ優勝を狙うには、ワールドカップ、欧州選手権を制覇した国の中心選手をそっくりそのまま買い取ることが、最も手っ取
リ早いと言われてきました。

 その代表例が

 「オランダトリオとACミラン」

 で、インテルはドイツ代表とオランダ代表の獲得を真似てみましたが、後者のふたり、ベルカンプとヴィム・ヨンクの補強は
思うようにはいきませんでした。

 マテウスとブレーメ。

 ふたりのドイツ代表は1989シーズンのスクデット獲得に大きな貢献をしましたが、その翌年加入したクリンスマンは、相方
であるアルド・セレーナとの呼吸が合わず、馴染むのに苦労していました。

 逆に今は

 「クラブユニット」

 を代表に移植する形ですよね。

 例えば日本代表ならばセレッソの中心選手達が躍動する事で、大きな成長と刺激を与えるのではないかと思われます。

 攻撃では柿谷の1トップを2列目の乾と香川、清武が支え、その後方に山口が控えるという形で、これはいかにセレッソの育成
が優秀かを知らしめています。

 このユニットが機能すれば短時間で結果は出せるでしょうが、

 「彼らだけ贔屓されている」

 という批判が生まれるかもしれません。
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新概念を市場い投入する難しさ

2013-12-04 17:43:40 | 日記
 皆さんはコカコーラ社が開発した暖かい炭酸、「ホット・ジンジャーエール」はもう飲みましたか?

 冬に飲むものと言えば缶コーヒーにお茶、そしてスープなど、特に自販機で売られている商品は非常に限りがありまし
た。

 しかしこのホット・ジンジャーエールは、その決まった形の商品構成に楔を打ち込んだ形となり、僕も会社の自販機
で買い求めています。

 飲んだ後、喉元に炭酸の

 「しゅわしゅわ」

 という感覚が残るのが、コールドとの違いでしょうか?

 飲料水に限らず、新しい提案、新しい商品開発は時間もコストもかかるものですから、受け入れられた時の歓びはと
ても大きいに違いありません。

 逆に市場から撤収しなくてはいけない時の落胆、これも大きいですね。

 例えばナイキが90年代サッカーに本格参入して以降、スパイクの人工皮革を用いた軽量性とデザインの進化は誰もが
認めるものです。

 例えば血行を保つために、スパイクの紐を左右にずらす概念は、日本でも大人気商品となった

 「エア・フットスケープ」

 の発想が源だったとはいえ、大きな驚きをもって迎えられました。

 例えばスリッポン型スパイク「ゼロ・グラビティ」を開発したように、靴ひもを取り払うという発想も面白いですし、
ディアドラはより快適性を求め、靴の蒸れを無くすという着眼点を発想にしました。

 つまり

 「スパイク」

 をひとつとっても、ブランドが違えば改善点もこれだけ違ってくることは非常に面白いですね。

 アシックスならばこれが素足感覚となり、ミズノからすれば回転力を伝えることに変化します。

 新しい商売、新しい価値観をブランドは常に発信しなくてはいけませんが、だからこそ制作サイドは厳しい商品管理
とアイディアが求められます。
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アスリートの妻はこんなに大変

2013-12-04 16:05:00 | 日記
 女優さんがプロ野球を軸にアスリート交際、結婚すると、周囲は決まって次の言葉を投げかけます。

 「内助の功はどうですか」
 「料理作ってあげていますか?」

 もし僕がプロサッカー選手であり、妻帯者であるならば、妻が料理や選択に疎かったとしても怒鳴ることや落胆することは
ないでしょうね。

 それは僕の基本的な性格が

 1・料理、洗濯は好んで行うが、むしろ日曜大工や車での遠出が苦手だ
 2・料理、掃除ができなくとも、それは落胆、失望することではない
 3・むしろ選手本人が料理をして、自分で栄養管理の責任を取るべきではないか
 
 という考えに基づいている為です。

 僕は毎日アイロンがけと風呂掃除をしてから出社しますし、洗物や洗濯も全く気にはなりません。

 一方でドライバーやのこぎりを使って板を切る、物を組み立てるという作業は全くの不得手で思うようにはいきません。

 「妻に料理をしてもらうのは有難い
  しかしプロである以上、まず自分で栄養管理の知識を備えるべきではないのか」

 というのが僕の見解です。

 サッカーでは遠征がつきものですし、中には食品アレルギーを持っており、口にしてはいけない食品がある選手もいるでしょ
う。

 そうした方は当然周囲の協力が必要です。

 僕は家事は気分転換としても、ちょっとした運動にも最適だと思っていますが、これは自分の意思で行っていますから、周囲
からすれば至らない点、もっと工夫すべき点もあるのでしょう。

 「私の料理や家での振る舞いが夫の成績に結び付く」

 と妻は内心怯え、冷や汗をかいていると聞きます。

 ならばその汗をぬぐうのも、夫がプロとして振る舞う動作ではないでしょうか。
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日本代表の1トップにおける人選、その他の枠を考える

2013-12-04 14:43:06 | 日記
 日本代表は今ある一つのテーマが議論されています。

 「大迫と柿谷、どちらが代表の1トップに相応しいか?」

 というのがそうですね。

 この議論を傍から眺めていますと、そういえばあれだけ招集が待たれていたサガンの豊田、そしてハーフナーの名前が聞かれ
なくなったという印象を受けます。
 
 そこに浮上したのがアルビレックスの川又なのでしょうが。
 
 まだ対戦相手も決定しない今、登録されるであろう23名について議論するのは難しいですが、

 「この選手が出場停止になった場合の予防策」
 「もし彼が故障、病気でエントリーできない場合はどうすべきか」

 という点はそろそろ考慮すべきでしょう。

 僕は競争について言及しても、もうザッケローニ監督の中でブラジルに連れてゆくであろう3分の2は、既に決定していると
思っています。

 つまり残りの5枠から6枠を、当落線上、もしくは招集が見込まれる選手で争う形になります。

 ターゲットマンが欲しいのであれば、今挙げた3選手のうち一人は招集されるのでしょうが、大迫も楔の動きには長けていま
すから、別のタイプのFWが望まれるかもしれません。

 以前にもお話しましたが広島の佐藤のように

 「相手最終ラインの動きを乱す選手」

 がそうですね。

 1998年ワールドカップの前、ドイツ代表監督ベルティ・フォックツが

 「フランスが確定しているのはただの2名。
  私とケプケだけだ。」

 と語りました。

 ケプケはGKという特殊のポジションですから、フォックツは安易な正GKの推測に終止符を打ち、論争を避けたかったの
でしょうね。

 また2006年のフランスは、代表経験の無いフランク・リベリを抜擢し、大いに驚かせたものです。

 日本代表にそこまでの踏ん切りと思い切りがあるとは思えませんが、まだ23名に入り込む余地はあるはずです。
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安くて良い物を探す知恵

2013-12-04 02:06:13 | 日記
 昨日、勤務を終えて食品売場を歩いていると、チョコレートの多くが値上げされているのに気が付きました。

 中には100円も価格上昇している物もあり、なるほど贔屓商品が値上げされたらこう落胆するのかという気分を知った
次第です。

 この背景には

 1・天候不順によるカカオ豆の不作
 2・クリスマスが近い為、カカオ豆の需要が高まった
 3・カカオ豆の価格ではなく、運送料や工場の賃上げなと別の問題

 など、様々な要因が挙げられます。

 それでも、人々は価格に敏感ですから、僕も他店を調べてみようと思います。

 サッカーでは無名選手を売却し、自分のクラブで出場機会を与え、適正価格で売却すると言うサイクルが確立されています。

 例えばローマはマルキーニョスをPSGに35億円程度で売却したと言われていますが、1年前に獲得した金額は5億程度
と聞きましたから、非常に有意義な商売となりました。

 逆に言えば

 「向こう10年センターバックを探さなくて済む」

 という要因は失ったかもしれませんし、同じブラジル代表としてローマの支柱であったアウダイールのようになった可能性
も捨てきれません。

 欧州がアジア、オセアニアそしてアフリカを注視し、今日本が東南アジアに目を付けているのは

 「安い買い物」

 をしたい為ですよね。

 安くて良質な選手を見つけるには、やはり映像だけでなく現地で見てみないとわからないことが多くあります。

 コンサドーレはいち早くベトナムで認知され、ヴァンフォーレもインドネシアでは注目されているかもしれませんし、ここ
でも競争原理が働いています。
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