塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

闘り王の代表復帰は可能だろうか

2013-12-30 23:05:59 | 日記
皆が田中マルクス闘り王の招集を期待するのは何故でしょうか。

 それはラダメル・ファルカオ、ボニ、そしてディディエ・ドログバに対し、彼ならばきっと全身全霊で立ち向かってくれるに
違いないという思いがまずあります。

 そしてそれ以上に

 「16強進出の強みを知る」

 という意味合いもあるでしょう。

 現在の日本代表では中盤から前にかけては前回大会を経験した選手が多い反面、最終ラインとGKはさほどでもないのが特徴
です。

 「誰にとっても1度目は初めてだ。」
 
 とイビチャ・オシムはナンバー833号の中で微笑んでいますが、仮に彼がベンチから状況を打破する指示が出来なければ、選
手達が自主的に判断する必要があります。

 最終ラインの不安定さを改善するために呼ばれたのが森重ですが、つまりこういう見方が可能です。

 中央を

 1・リベロとストッパーで対応
 2・いずれもストッパータイプを起用する

 この2種類をそのまま残すのか、どちらかに絞るべきなのかはこれからによりますが、闘り王の招集が現実となれば自然に後者
の比率が高まると思います。

 アントラーズから移籍表明した岩政の実力と人間性を僕は非常に素晴らしいと思っていますが、ストッパータイプを2枚まとめて
起用した方が、セットプレイも含めて日本には有効な気がします。

 監督は

 「ラインの押し上げとビルドアップ」

 を考慮していると考えられますが。

 ブラジルの風土を日本の誰よりも知る、このセンターバックの招集は日本に大きな利益をもたらすように思えますが、果たして
ニュージーランド戦はどのような選手が招集されるのでしょうか。
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F・マリノス、元日に汚名返上なるか

2013-12-30 20:49:10 | 日記
 横浜F・マリノスにとって元日は名誉挽回の大きな機会となります。

 彼らにとって最悪のシナリオとは

 1・無冠でシーズンを終える事
 2・齋藤学がブンデスリーガ移籍をめざし、退団すること
 3・クラブの高齢化を見据えて、現状の戦力を解体する事

 になるのでしょうか。

 優勝で終われば現有戦力の入れ替えは最小限で済むかもしれませんが、もし無冠で終わればドラスティックな入れ替えが行われ、
新戦力の大幅加入が来季のキャンプで樋口監督を悩ますかもしれません。

 つまり

 「見極める戦力が多すぎる」

 事が、中村、栗原、中澤という既存戦力といかに波長を合わせるかが難しく、時間がかかってしまう危険性があるからです。

 そして広島。

 地方クラブが2冠を目指して戦える事は本当に素晴らしいですし、94年以降2012シーズンまで無冠でいたことが嘘のようで
すね。

 今広島は

 「J1のロールもデル」

 といっても大袈裟でないサッカーを描き、森崎兄弟に代表される生え抜き選手の扱いも参考例として注視するクラブが多いことで
しょう。

 広島はアントラーズが2007年から3季連続で達成したリーグ3連覇に挑める、ただ一つのクラブです。

 ただチャンピオンズ・リーグとの兼ね合いは厳しいですし、西川が森脇、駒野のようにレッズに去るようであれば屋台骨が大きく
揺らぐことになります。

 僕は今の調子が保てるならば、日本代表は彼を第1GKに指名しても不思議ではないと思っています。

 元日決戦は現状の国立競技場で行われる最後の天皇杯ですし、両クラブの2014シーズンの展望を占う、重要な一戦になるはず
です。
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反目しあうこと、自己主張の果てにあるものは

2013-12-30 20:38:04 | 日記
 大抵の方は動物はかわいい、ゆとりがあるならペットを飼ってみたいと思うでしょう。

 事実、日本はペット産業が充実していますし、中国は経済力が向上したおかげでペット市場が格段に広がっていると聞きまし
たが、ペットの存在は世話をするだけの時間と資金にゆとりがある証明なのですね。

 でも、動物は僕たちが思うほど可愛らしいものではなく、むしろ残酷な一面を覗かせます。

 我が家では僕が小学生のころから幾度か猫を飼っていて、今も2匹います。

 その「我が家」という範疇で括るだけでも

 1・野良猫との喧嘩
 2・家の中での縄張り意識
 3・子猫が対象であっても自己意識を隠すことは無い

 と言う形で、生存競争を痛烈に感じさせます。

 「3」について補足しますと、我が家でネコが出産した際、子猫を一匹ご近所に貰って頂いたのですが、その家で飼われている
ネコからいびられ続け、耐えられなくなり逃げてしまい、行方がわからなくなってしまいました。

 「こんなことなら里子に出さない方が良かった」

 と母はため息を付きましたが、それだけ動物の世界で新入りは「いじめ」の対象になりやすいのです。

 サッカーの世界でも新入りや移籍して間もない選手は、いかに環境に馴染むかが大きな鍵を握ります。

 「銀河系選抜」

 と称された時代のレアルは、常に更衣室での会話と人間関係が憶測として記事になり、選手たちが疲れ果ててしまうという事態に
なりました。

 「スペイン人とブラジル人の折り合いが悪い」
 「ジダンとフィーゴが反目している」
 「オーウエンは英語がわかるベッカムだけと仲が良い」

 など、その記事は多岐にわたりましたが、それだけ地位と名声、高い報酬が約束された選手が集まる事は、周囲の好奇心を集める
と言う形だったのです。
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オムライスの議論からサッカースパイクを思う

2013-12-30 00:02:31 | 日記
 テレビ朝日が水曜日23時15分から放送している「怒り新党」

 先日の放送で

 「昔ながらのオムライスが食べたいが、巷間で親しまれているのは卵がふわっとしたトロトロ・オムライスで怒っている」
という投書が寄せられました。

 僕個人はオムライスを普段食べることはまず無い為、この意見そのものに共感はしません。

 でも僕はこの意見を聞いて

 「本革のサッカースパイクが欲しいのに、人気商品の多くは合皮」

 という現在のスパイク市場に似ているなと感じました。

 例えばフロンターレのファンでなくとも、中村が常にミズノの「モレリア」、つまり昔ながらの黒に白地のラインを愛用
している事は有名ですよね。

 モレリアは当然ミズノの看板商品ですが、本田が愛用する「イグニタス」のように、オレンジがまぶしく同時に強烈な縦
回転を与えられるスパイクもあります。

 しかし、機能と発色では勝てなくとも、本革には

 1・職人の手仕事が感じられる
 2・革が馴染む感触を味わえる
 3・ブランドの伝統を伝える

 というメリットもありますね。

 ミズノは高校サッカーで群を抜いて愛用者が多く、冬の選手権はプーマが支援していますがこれには苦笑いを浮かべている
かもしれません。

 本革は当然合皮よりも繊細ですから、日頃の手入れが欠かせません。

 コーチや顧問からすれば

 「用具を大切にする意味」

 を伝える為にも、合皮ではなく本革の方が都合がよいかもしれません。

 またミズノだけでなく、自社の職人を育成、雇用するためにも本革スパイクの人気があることは有意義に違いありません。
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