塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ハマメッシは残留か、それとも渡欧か

2013-12-27 19:18:13 | 日記
 ハマメッシの視線はドイツにあるのか

 スポーツナビによれば、齋藤学はF・マリノスとの契約交渉を3度行ったにも関わらず、進展が無いとされています。

 彼は天皇杯優勝をF・マリノスへの置き土産として、代理人が一本に的を絞ったウォルクスブルクへの移籍を希望し
ていると言われています。

 ワーゲンの潤沢な資金に加え、今夏にはバイエルンからブラジル代表ルイス・グスタボを引き抜いて話題を圧ました
が、フェリックス・マガト時代の混乱は記憶に新しいですね。

 僕が嘉悦社長ならば、齋藤には残留を希望します。

 付け加えるならば、スタンダール・リエージュから小野を取り戻したいとも思います。

 それは何故かと言えば、

 1・ふたりの復帰と残留は低コストで低リスク
 2・マルキーニョスの神戸移籍が決定していること
 3・中村俊輔を追えるのは残り数年しか残されていない

 という3点にあります。

 中村がどれだけクラブの為に汗を流しているかは皆が知っています。

 だからこそ今後、F・マリノスの攻撃を司どるであろう両者には、改めて彼の背中を見ることで成長に繋がる部分が
あると思うのです。

 中村の存在は横浜FCのファンだって認めているはずです。

 勿論移籍は選手の希望ですし、セレッソのように売却と戦力維持の両輪が出来ているクラブもありますが、果たして
F・マリノスはどうでしょうか。

 結果論ですが小野の渡欧は時期尚早だったように思いますし、齋藤も移籍の時期は当然心得ているはずですが、結論
はきっと2014年になるのでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サッカー監督は希望を配ることが出来るのか。

2013-12-27 18:57:02 | 日記
サッカー監督という存在、その意識

 今どこの書店でも大プッシュしている本があります。

 それは文響社から出版されている「人生はニャンとかなる」で、僕の場合ですと発売から2か月で5刷という、非常に早い
段階から増刷に踏み切っています。

 ネコが好きでなくとも楽しめるのは、猫と共に様々な偉人の格言が提供されているためで、ネコ版はイヌ版に続いての発売
となり、シリーズ累計で71万部を突破と帯に記されています。

 イヌ版の題名である

 「人生はワンチャンス」

 を眺めますと、日本代表での生き残り、J2とJFLの入れ替え戦、合同トライアウトなど選手たちが新しい戦いに挑む際
の心情が、このワンチャンスに凝縮されていると感じます。

 さて、この書籍の中に、ナポレオン・ボナパルトの言葉が紹介されています。

 その言葉とは

 「リーダーとは希望を配る人のことだ。」

 という物で、サッカーでは解雇される監督は希望をファンと選手に与えていない形になるのでしょうか。

 サッカーた短期で結果が出ますが、NFLのように16試合にプレイオフという、もっとリーグの興行そのものが少ない競技
もあります。

 しかしNFLで大学フットボールで名声を得た人物がコーチに就任する、他チームの戦術をすぐさま真似るという形が顕著
なのは、NFLには降格が無い為です。

 2008年、デトロイト・ライオンズは0勝16敗という近年の米国スポーツで初めて

 「勝率000」

 を記録しました。

 でもドラフトは下位から指名していくわけですから、むしろ戦力強化の機会はサッカーよりも恵まれている面があります。

 サッカーは選手の獲得が完全な自由競争の上、降格がつきまとう短期決戦です。

 監督は希望を配らない限り解雇と背合わせなのですが、勝利という希望を配っても、そこに退屈が加わった瞬間、やはり解雇
になるのですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本代表は岡ちゃんを1トップで使うべきか

2013-12-27 16:13:12 | 日記
 岡崎とマインツ、そしてトッヘルの素敵な間柄

 僕は「岡ちゃん」がマインツに移籍すると聞いた時、指揮官トッヘルとの出会いが最高の物になると考えていました。

 このドイツ人はしばしば比較されるユルゲン・クロップ同様、選手としての実績が皆無であるにも関わらず、マインツで
素晴らしい実績を残している為です。

 そしてここまで1トップを任されシーズン8ゴール。

 「岡ちゃん」と親しげに呼んでいた周囲の記者も、今頃慌てて「岡崎さん」「岡崎選手」と佇まいを見直しているかもし
れません。

 日本代表の1トップ。

 ザッケローニ監督就任以降、様々な選手が起用されてきましたが、まだまだ流動的と言えます。

 ならばこういう案件はどうでしょうか。

 岡崎を1トップ、柿谷をその背後に置き両翼に香川と長友、そして本田を中盤の底で細貝と組む4-2-3-1。

 長友を右のオフェンシブで起用するのは、ふたりの酒井のコンディションが良好だからであり、彼の機動力をよりバイタル
エリアで求めたい、そう考えた為です。

 逆に本田には

 「我慢して欲しい
  これはあくまで実験としての布陣だ。」

 と断る必要があるでしょう。

 一方ヘルタ・ベルリンで既に不可欠となった細貝を招集するのが理に適っていると思います。

 岡崎と柿谷が交互に入れ替わる、つまり相手最終ラインを混乱させるであろう0トップは、前田や豊田のようなポスト・
プレイヤーとのカラーがより明確になり、利点も多いと思うのですが。

 ザッケローニ監督はそれでも岡崎を両翼で起用するでしょうが、もし彼を1トップで使うならば、マインツの関係者に
感謝するでしょう。

 その一方で長谷川健太氏も深くうなずくでしょうが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元代表が代表を評論することを再考する

2013-12-27 16:02:47 | 日記
 日本に限らず代表を評論すること

 ナンバー833号の題名は「日本代表に問う」

 と言う形で、ブラジルの地で3戦全敗に終わった日本代表が、来年同じ轍を踏まない為の論議が様々な角度から成されて
います。

 その中で26ページから4ページに渡り福西崇史、名波浩、中山雅史の3人がコンフェデ杯を踏まえての現状と展望を
議論していますが、どうも腑に落ちないのです。

 福西氏はこの中で

 「厳しい見方をすると何をしに行ったの?と言われても仕方が無い」

 と指摘し、中山氏も

「3戦全敗と言う結果からポジティブな要素を見出すなら本番じゃなかったと言う事だけだよ。」

 と語ります。

 僕はこの部分だけに焦点をあてるなら

 「あなたたちはその本番で3戦全敗と1分け2敗の成績でしたよ」
 「勝ち点0と言う点では何も変わりませんよ」
 「ちなみにあのドイツ大会の最低最悪な雰囲気と結果を残した人間が、よく言及できますね。」

 と思うのです。

 つまり、同じことの繰り返しを評論は繰り返しているだけで、そこがオランダやスペインとは違うと思います。

 クライフが今でもその功績を讃えられるのは、選手としての名声だけでなく、指揮官としても結果と練習方法、例えばロ
ンドを広めた功績があります。

 今のスペインならペップがそうですが

 「私には出来た。だから君にも同じことが可能だよ」

 と言える立場の人間が、評論の側にいないわけです。

 真正面からこうした正論でこられても、僕だけでなく皆さん困ってしまうでしょうが、少なくとも検討はしてみるのでは
ないでしょうか。

 代表選手が代表を評論する

 この方法は日本だけで形はないでしょうが、それは勝ち進んだことのある人間が語ってこそ、活きてくる側面があると思い
ます。

 勿論ドーハのように、痛恨の極みを後世に伝える意義もあるのですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スパイクから考えるサッカービジネスの世界

2013-12-27 00:01:56 | 日記
 スパイクの歴史はサッカービジネスの歩み

 スパイクブランド、契約選手の歩みを知ることはサッカーにおける各ブランドの思惑とビジネス方針を見ることに繋がります。

 例えば90年代後半から2000年代初頭にかけて一時代を築いたフィラ、イタリアの老舗としてステファノ・フィオーレを
サポートしたヴァルスポルトなどがそうですね。

 またクリス・ワドルと契約していたマイターは、日本でも何度か市場にスパイクを投入していますが、思うようなシェアを至
る事は出来ず、水戸ホーリーホックはガビック、松本山雅はアディダスと、契約クラブも現在は存在しません。

 またマイターと同じ老舗ハイテック、名波浩がベネチア時代に来ていたクロノスなども懐かしい存在です。

 つまり、サッカーの世界では

 「ブランドの格式が全てを左右するわけではない」

 という事が如実に浮かびます。

 新規参入のナイキがこれだけ市場を席巻しているのは、バスケット、陸上で得たマーケティングの巧みさが背景にありますし、
ロナウド、マルディーニなど黎明期の契約選手との相性が良かったと言う点もあるでしょう。

 ブランドとしては

 「契約選手の健康と活躍」

 は命綱として絶対的に失えない要素です。

 ナイキだってロナウドがあれほど故障するとは思ってもいなかったでしょうが、それでも彼を信じ続けることができたのは、
ナイキがそれだけシェアと資金があった事を意味します。

 僕個人は大手だけなく「にっち」にも奮闘して欲しいのですが、現状を踏まえますと製品づくりだけでなく、ファン・プロモ
ーションが巧くなければ生き残れないむずかしさがあるものです。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする