塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

半年後に訪れる狂騒についての一考察

2013-12-28 00:14:12 | 日記
後半年もすれば4年に1度、この国で広げられるワイドショー狂騒曲が奏でられます。

 題材は勿論ワールドカップで、現地に記者を派遣するかどうかはともかく、日本代表の最新情報はまさに番組の命綱になる
はずです。

 真摯に対戦相手のスカウティング・レポートを読み、代表監督の選出した23名の体調を顧み、キャンプと親善試合の内容
を吟味するファンにとっては、頭の痛い時間帯かもしれません。

 それはワイドショーがサッカーを

 「金の成る木」
 「視聴率で他局に負けたくない」

 という、サッカーの発展に根差した代物では無い為です。

 バカ騒ぎをしてハイお終い。

 活躍した選手がいれば、両親から祖父母、友人、知人から恩師に至るまで、相手がおののくくらいの勢いで取材をするが、
結果が出ない時の変わり身に速さ。

 ワイドショーはサッカーとワールドカップではなく、単にワールドカップが

 「題材と旬なだけ」

 だから取り上げているわけです。

 ですからJへの波及効果と2015年の2ステージ制への移行など、取り上げるべきことではないと判断するのは間違い
ありません。

 選手の地元が盛り上がった、Jのクラブの懐が潤ったかという意味では後追いがあるでしょうが。

 僕だって嫌悪感が無いわけではありません。

 でも一般に認知される際の痛みや嫌悪感を、古くから支えてきたファン、真剣に代表と向き合っていると感じているファン
は、我慢すべきなのかもしれません。

 「にわか」

 がここで注目することが、波及効果に繋がる可能性は否定できませんし、バカ騒ぎをバカ騒ぎで終わらせない工夫も、こう
した古株の役目、のようにも思えます。
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