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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

イタリア独自の3バック概念

2013-12-12 23:08:05 | 日記
 アップル社がアイフォンを発売するまで、折り畳み式とスライド式が日本の携帯市場の基本でした。

 もしお手元に2000年代後半の雑誌がある方はは、注意して各社の携帯端末広告を見てください。

 今から思うと

 「無駄に熱い」

 開発競争が行われいたと、苦笑してしまいます。

 「折り畳み式でこの薄さは世界最小!」
 「太陽光で充電可能バッテリーを搭載」
 「ワンプッシュで画面が開く」

 など、いかに折り畳み式のデザインと機能を両立させるかが、当時のテーマだったことがわかりますし、アップルはこの光景を
きっと冷めた視線で見ていたのでしょう。

 折り畳み式携帯が日本独自の需要と供給であるならば、3バックは現在イタリアのみで大きな支持を得ています。

 ウディネーゼがグイドリン指揮下で3バックは導入していましたが、契機となったのはやはりアントニオ・コンテが3-5-2
でユーヴェをスクデット獲得、しかも2連覇のうち、ひとつは

 「無敗優勝」

 という快挙を達成したためです。

 パルマやフィオレンティーナも3-5-2を導入ししましたが、ウディネーゼとインテルはより前線にオープンスペースを確保
し、ハイプレスに対抗したロープレスの

 「3-5-1-1」

 で結果を残しています。

 かつてザッケローニがウディネーゼで3-4-3を導入した際、ウイングバックを務めたイタリア代表ジョナサン・バキーニは
実にあっけらかんと

 「5バックになったって全く気にしないさ!
  要は俺が走ればよいだけだからね。」

 と語っていました。

 3バックの潮流がイタリア国内限定から、再度欧州全体に波及するのか、2014年の面白さかもしれません。
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Jリーグ、ワールドカップ公式球導入を発表するも

2013-12-12 01:53:36 | 日記
Jリーグは2010シーズンに続き、ワールドカップイヤーとなる2014シーズンの公式球をワールドカップ公式球に
することを発表しています。

 アディダスとしても「ブラズーカ」を使用してもらうことは、恰好のファンプロモーションになりますから、この申し
出を断る理由はありません。

 また前回の公式球ジャブラニを早い段階で触れたメリットが、ワールドカップ本戦で見られた事も大きかったですしね。

 ただ、今回はJリーグの取組も半減すると予想します。

 ジャブラニの効果が高かった背景には、23名の日本代表選手のうち19名がJ1で戦っており、2009シーズンに
ドイツ王者の一員となった長谷部も、国際的に見ればさほどの知名度を持ち合わせていませんでした。

 つまり

 「公式球の導入」

 の恩恵に預かった選手は非常に多く、それだけボールの軌道と扱いに対しての予備知識があったわけです。

 しかし、ブラジル大会に挑む日本代表の構成比は8対2で国外リーグの選手達に分があります。

 といいますのもザッケローニ監督の選手選考ははしたない、そして古い言い方ですがJ1の名手たちの殆どが

 「アウト・オブ・眼中」

 の為だからです。

 今季3位で終えたクラブは川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、そしてサンフレッチェ広島ですが、この3クラブから
恐らく選出されるであろう選手は、F・マリノスの齋藤と、広島の西川という状況です。

 得点王もMVPも、代表との関連性が無い。

 確かにドイツも得点王のキースリンクが全く代表から声がかかりませんが、ドイツ代表ほどFWが充実しているように
思えないのが日本なのですが。

 山口、柿谷は順当かもしれませんが、アジア4強のレイソルも含めて代表に縁が無いとなると。

 アディダスとしても勿体ないと感じるでしょうか。
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本田、ミランから与えられ田背番号は10!

2013-12-12 00:34:28 | 日記
 ミランが本田圭祐に与えた背番号は10。

 文字通り入団、即結果という非常に早い段階での活躍が求められるものです。

 マッシミリアーノ・アレグリ政権は今季、今まで以上に解任論が叫ばれ、結局残留は果たしたものの、移籍市場を統括する
ガッリアーニまでもがミラノを離れる可能性がありました。

 僕はミランの試合を観ていないの為、言及することは非常に限られています。

 恐らくアレグリはシャーラウイを左翼に置き、右にマトリ、中央にバロテッリを置いた3トップを希望していると思います
がどうでしょうか。

 この3トップをカカと本田が支える4-1-2-
3が最適のように思えますし、中盤の構成、特に守備力が求められるので
あれば、カカか本田のどちらかをベンチに置く4-2-1-3になる気がします。

 ミランは2012シーズン開幕前、シーズン・チケットに印刷されていたふたり、

 ズラタン・イブラヒモビッチ
 チアゴ・シウバ

 をPSGに売却し、厳しい突き上げをくらいました。

 本当はケビン・プリンス・ボアテングだけでなく、ロビーニョも売却してスカッド・リストを圧縮し、年俸削減を希望して
いるのかもしれません。

 2013シーズンに加入したバロテッリが、実力と話題性を兼ね備えた久々の大物加入でファンは喜んだものですが、本田
の加入は年を追うごとに以前と比べると

 「小粒な印象」

 になったミランのガス抜きになるでしょうか。

 しかし、デルビー・ミラネーゼで日本代表の主軸が揃いぶみになるとは。

 時代は僕らが思う以上の速度で変化しています。

 
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