米国では1950年代、「西のコンバース、東のケッズ」という言葉がありました。
東海岸ではケッズのキャンバスシューズ「ロイヤル」の支持率が高く、西海岸ではコンバースが優勢だったために生まれたものです。
当時はアディダスもコンバースもレザーシューズがなく、むしろ
日本では展開がない「PFフライヤーズ」
キャンバスシューズの代名詞でもあったUSラバー
などがしのぎを削っていたものです。
ケッズがプロ選手を支援(バスケットボールが軸)するラインが「プロケッズ」であり、1996年の「ラスト・コロンビア」を忠実に復刻した「ロイヤル・プラス」は、日本生産という付加価値もあり、人気があるといいますね。
しかし、このケッズとコンバースの間柄も変化します。
1970年代はナイキ、ポニーの台頭が目立つ
ニューバランスもランニングの世界で大きな成果を得ることになる
アディダスもスーパースターでNBAの世界で大きな影響力を持つ
というように、多くの競合が生まれるようになりました。
そして現在はナイキを軸に、中国企業のリーニンやプーマ、アディダス、アンダーアーマーなどがより選手をサポートするための新技術を開発、契約選手の維持の余念がありません。
Jリーグも同様で
1993年当時の目玉カード ヴェルディ対マリノス
1998年当時の目玉カード ジュビロ対アントラーズ
2010年代の目玉カード FC東京対川崎フロンターレ
というように、宿敵だとかダービーの対戦での注目度は、昇格と降格があるために随分変化しましたよね。
ですからJリーグでも宿敵の間柄は変化が起こる可能性がありますし、それはサッカージャージとスパイクの契約数も同じではないでしょうか。
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