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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

対格差を考慮すると、考えることがあります。

2025-04-09 18:11:44 | 日記

 1991年、NBAのシャーロット・ホーネッツに、ラリー・ジョンソンという選手が1位指名で加入します。

 

 ジョンソンはプロ入り後

 

 その年の新人王を受賞

 1993年と95年のオールスターゲームに選出

 1994年のトロント開催の世界選手権の代表として活躍し、金メダルを獲得

 

 という成果を得ますが、実は身長の問題がありました。

 

 ジョンソンの身長は201センチだったのですが、本来のポジションはスモール・フォワードが適任といわれるも、チームはパワー・フォワードという、もっと高い身長の選手が必要な場所を与えていました。

 

 契約するコンバースも、衝撃吸収素材「リアクト」をふんだんに用いたバッシュを提供し、ジョンソンの負担を減らすのですが、結果的に彼は2001シーズンに引退、そしてその際の契約はコンバースでなく「フィラ」という形だったのです。

 

 日本代表の面々も、過去はそうでした。

 

 GKとセンターバックはどうしても、欧州の選手と体格と筋力、身長で劣ってしまい、セットプレイとコーナーキックで詰めの甘さとフィジカル・コンタクトで劣勢だったものです。

 

 それは日本代表だけでなく、韓国代表や香港代表も同様で、東アジア各国はとりわけ北欧諸国との対戦は、まず戦術で追い込まれるよりも、パワープレイに対処する必要がありました。

 

 現在は様相が異なり、代表選手は日々欧州で欧州大陸の選手たちと向き合い、戦うことで知恵を身に着けていますよね。

 

 また代表からは外れていますが、シュミット・ダニエルのような、高い身長とコーチングで貢献できる選手も登場し、体格と筋力の問題が改善に向かっている点は、何とも心強いものです。

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