思い通りに自己実現できるって説いてる本、書店とか広告とかで目にすること、多いですよね。それはそれで、使える部分だけ使ってみればいいんじゃないの。何か注意しなきゃいけないことなんてあったりするの? なーんて疑問持ってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『黄金の法』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
現代は、あちらこちらで、自己実現ばやりです。とくに欧米を中心として、自己実現の法則、成功の法則というものがさかんに唱えられ、それが日本にも広がってきているようです。
自己実現の法則、成功の法則を、真理の立場からいうと、次に挙げる二つの面が考えられます。
ひとつは、その正しい面です。自己実現の法則の中心は、願いを具体化、具象化して、視覚的なビジョンとして描き出し、日々、それを強く念じていると、まったく思いもかけないような方法で、みごとに実現されてゆく、というところにあります。
確かに、法則としては、そのとおりです。実際、実在界では、念による自己実現、祈りによる自己実現は、日常茶飯事です。ですから、この実在界の法則を、ここ三次元世界で応用したのが、自己実現の法則であり、成功の法則であり、また、願望実現の法則であると言えます。
しかし、問題は、法則は法則として正しいものであっても、それを用いる人の心が正しいかどうかです。ここが、いちばん重要な点なのです。間違った自己実現は、地獄行き特急列車の指定席を予約することと同じだということを、あなたがたは知らなければなりません。
すなわち、行く先を間違えてはならないということです。自己実現の方向が、仏の方向、つまり、天国に向いているのか。それとも、悪魔の方向、地獄に向いているのか。その点を、よくよく自問しなければなりません。
(36~38ページ)
自己実現の法則は、真理の立場からも、確かにそのとおりではある。
しかし問題は、それを用いる人の心が正しいかであり、間違った自己実現はとても危険である。
自己実現の方向が、仏の方向か、それとも悪魔の方向か──。
やっぱり、実現したい願いの方向性については、しっかり注意しなくちゃいけないんですね。
では、どうすれば正しい心で自己実現を願えるか、については、一度ご紹介したことがありました。
心の問題を忘れないことの重要性について、今日は改めて確認できたような気が私はしているのです。
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『黄金の法』
大川隆法著 |
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