ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



なんで学校なんて行かなきゃいけなくって、何度も何度も、試験を受け続けなきゃいけないの。もういいかげん、試験勉強なんて、解放してくれたっていいんじゃないの? なーんて悩み抱えてる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『繁栄の法』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 学年のなかで縁起の理法が完結しているのはよいことです。
 失敗することもあるでしょうが、それはその後の重要な参考になります。「なぜ目標に到達できなかったのか。なぜ成功できなかったのか」ということを考えて得た教訓は、その後の学びに役立つのです。(中略)
 どちらかといえば、能力の低い人、才能が充分でない人ほど、甘い見積もりを立て、うぬぼれるのが早いのです。(中略)そのような人たちを訓練するには、原因・結果の法則を、何度もくり返し実証してみせる必要があります。
 簡単に慢心してしまう人たちは少し鍛練を必要とするので、彼らを自由に放置しておいてはいけません。それが、長い目で見て、彼らが不幸な人生を送らないために必要なことなのです。
 知的な部分の重しが足りなければ足りないほど、簡単に慢心してしまいます。しかし、(中略)ほんとうに頭のよい人や才能のある人ほど、意外に謙虚です。自分が失敗する場合や、うまくいかない場合のことがよく分かっているので、「成功した」という達成感がなかなか持てないのです。
(40~42ページ)

学年のなかで「縁起の理法」が完結しているのはよいことである。

失敗することもあるが、なぜ目標に到達できなかったのか、なぜ成功できなかったのかを考えて得た教訓は、その後の学びに役に立つ。

うぬぼれるのが早い、能力の低い人や才能が充分でない人たちを訓練するには、この「原因・結果の法則」を何度もくり返し実証してみせる必要がある──。

ここで「縁起の理法」と「原因・結果の法則」は、同じ法則の違う呼び名と考えてよいと思います。

学年のなかで「縁起の理法」が完結しているというのは、たとえば「勉強をきちんとした」というよい原因で、「いい成績」というよい結果が出る。「勉強をさぼった」という悪い原因があれば、「成績が下がって進級できない」とか、「受験に落ちて浪人する」というような悪い結果が生じる、ということでしょう。

実社会に出てみると、仕事をがんばったからといって必ずしも報われるわけではありませんし、逆に仕事をさぼったからといって、すぐ結果にはねかえってこないこともあったりするわけで、原因・結果の因果関係が見えにくくなることが多いと思います。

けれども、学生時代というのは、1年間の学年のなかで「原因・結果の法則」がはっきり見てとれることが多くて、それは人生にとって大きな教訓になるし、深い学びになるということなのだと思います。

つまり、社会に出て以降の人生を幸福に生きていくための訓練期間でもある学校時代に、試験勉強をがんばって乗り切っていく体験はとてもとても大切なものであることが、改めてしっかり納得できたと私は思っているのです。

 

『繁栄の法』

大川隆法著

 

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